アイカ・ザ・スパイ
| 芸名 | アイカ・ザ・スパイ |
|---|---|
| ふりがな | あさひな あいか |
| 画像ファイル | Aika_the_Spy_live_2022.jpg |
| 画像サイズ | 280px |
| 画像コメント | 2022年のライブイベントにて |
| 生年 | 1994年 |
| 生月 | 7月 |
| 生日 | 18日 |
| 身長 | 164cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、バラエティ番組、音楽 |
| 活動期間 | 2012年 - |
| 活動内容 | 舞台出演、司会、歌手活動、声優活動 |
| 配偶者 | なし |
| 事務所 | 北辰エンターテインメント |
| 公式サイト | https://aika-thespy.example.jp |
| 主な作品 | 潜入!ミッドナイト、裏通りの三重奏、スパイの恋文 |
| 受賞歴 | 第18回東京メディア新人賞、第7回深夜ドラマフェスティバル主演女優賞 |
朝比奈 藍花(あさひな あいか、[[1994年]]〈[[平成]]6年〉[[7月18日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京湾岸放送]]の深夜枠でデビューし、愛称は「アイスパイ」で、代表作に『[[潜入!ミッドナイト]]』『[[月曜の裏口]]』がある。
略歴[編集]
朝比奈は下町の料亭街に近いで育ち、幼少期から家族の伝言を暗号で書き残す癖があったことから、地元では「小さな諜報員」と呼ばれていた。後年、この逸話が芸名の「アイカ・ザ・スパイ」の原型になったとされる[1]。
[[2012年]]、のオーディション企画『三分で見抜け』に参加し、審査員のが「視線の置き方が妙に工作員向きである」と評したことを契機に、深夜情報番組『[[潜入!ミッドナイト]]』のリポーターとしてデビューした。翌年にはの連続ドラマ『裏通りの三重奏』で初主演を果たし、同年に芸名を現在のものへ改めた。
[[2015年]]には歌手としてシングル『スモーク越しの合図』を発表し、同曲がのライブハウス群で口コミ的に広まったことにより、俳優業と音楽活動を並行する形が定着した。なお、本人は後年のインタビューで「最初は潜入というより遅刻の言い訳である」と語っており、この発言が逆に活動の神秘性を高めたとされている[2]。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
朝比奈は、共演者からは几帳面である一方、現場入りの際に必ず周囲の導線を確認するため「ロケ班の警備担当より警備している」と評されることがある。とりわけ[[2017年]]の舞台『夜の見取図』では、舞台袖の非常口を三度確認してから本番に臨んだことが話題となった。
また、台本の余白に極端に小さい文字でメモを記す癖があり、制作スタッフの間では「要点が暗号化されていて読めない」と半ば伝説化している。もっとも、実際には買い物リストであったり、家族への連絡であったりすることが多く、本人は「スパイに見られたいだけで、スパイではない」と述べている[3]。
私生活[編集]
私生活では内の海沿いにある低層マンションで暮らしているとされるが、詳細はほとんど公にされていない。料理は得意で、特に「封筒に入れても崩れにくい」ことを条件にした弁当作りを好むという、独特の基準が知られている。
一方で、愛犬のトイプードルにまで「任務名」を付けて呼ぶ習慣があり、犬の名前は「コード9」であると紹介されたことがある。これがファンの間で拡散し、関連グッズとして「任務メモ帳」が販売されたが、記入欄が妙に小さく、実用性の低さで逆に人気を博した。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『[[潜入!ミッドナイト]]』([[2012年]]、[[東京湾岸放送]]) - 田島アイ役
『[[裏通りの三重奏]]』([[2013年]]、[[テレビ神奈川]]) - 主演・久我真帆役
『黄昏の検札口』([[2016年]]、) - 霧島雪役
『金曜日の監視カメラ』([[2019年]]、[[TBSテレビ]]) - 主演・相沢凛役
『[[月曜の裏口]]』([[2021年]]、) - 特別出演・東雲アヤ役
映画・舞台・声の出演[編集]
映画『スパイの恋文』([[2014年]]、) - 主演・水野セツ役
映画『終電前の手紙』([[2020年]]、) - 有沢ミナ役
舞台『夜の見取図』([[2017年]]、) - 主演・岸本レイ役
舞台『見張り塔の午後』([[2022年]]、) - 風間ユイ役
劇場アニメ『星図館の7時』([[2023年]]) - 声の出演・ナレーションの少女役
バラエティ・ラジオ・CM[編集]
バラエティ番組『裏口の達人』([[2015年]] - [[2018年]]、) - 司会
『深夜の抜き足差し足』([[2018年]]、) - 準レギュラー
ラジオ番組『アイカの無線メモ』([[2016年]] - [[2019年]]、) - パーソナリティ
CMでは『午後の抜け道』、『夜の補給線』に起用された。とりわけ『午後の抜け道』は、歩きながら飲む姿勢が「やけに任務感がある」として話題となった。
作品[編集]
シングル[編集]
『スモーク越しの合図』([[2015年]])
『窓辺のコードネーム』([[2017年]])
『午前0時の地図』([[2020年]])
『返事は風に』([[2023年]])
いずれも本人のささやくような歌唱と、都市の裏路地を思わせる編曲で統一されている。『午前0時の地図』は、歌詞中の方位表現が多すぎて実際の地図として使えるのではないかと一部で検証されたが、北が二つあるため失敗に終わった。
アルバム[編集]
『潜入準備室』([[2016年]])
『アンダーカバー・スカイ』([[2019年]])
『夜勤のための歌』([[2024年]])
特に『アンダーカバー・スカイ』は週間8位を記録し、本人の音楽活動が単なる番宣の域を超えたことを示した作品とされる。なお、初回盤には「封筒型ブックレット」が付属したが、折り目が多すぎて歌詞カードとしては読みにくいとの指摘があった。
映像作品[編集]
『アイカ・ザ・スパイ 1st VISUAL FILE』([[2018年]])
『Aika the Spy in London Back Alley Session』([[2021年]])
『任務報告会2023 “No.7”』([[2023年]])
映像作品はいずれも舞台裏やライブリハーサルを中心に構成され、ファンの間では「本編より画面端のスタッフが忙しそう」として有名である。特にロンドン収録回では、沿いで本人が傘を持ったまま10分以上待機する場面が残され、これがジャケット写真に採用された。
書籍[編集]
写真集[編集]
写真集に『TRACE』([[2019年]]、)、『裏面の光』([[2022年]]、)がある。『TRACE』は、表情よりも足取りの連続性を重視した構成で、撮影地が、、にまたがっていた。
『裏面の光』では、ほぼ全編にわたって裏口、搬入口、非常階段が写っており、発売当初はファッション写真集なのか施設案内なのか判然としないとして一部で議論になった。
雑誌連載[編集]
[[2016年]]から[[2020年]]まで『週刊スカウト』で「アイカの隠し事」、[[2021年]]から『SPY STYLE』で「今日も無事に潜入」を連載した。文章はいずれも短いが、やたらと具体的な持ち物の記述が多く、読者の間では生活感のあるスパイ像が支持された。
とくに「折りたたみ椅子は信頼できるが、信用しすぎてはいけない」という一節は、芸能誌の名言としてしばしば引用される。
受賞歴[編集]
[[2014年]] - 第18回 新人女優部門
[[2017年]] - 第9回 優秀主演賞(『夜の見取図』)
[[2020年]] - 第7回 主演女優賞(『金曜日の監視カメラ』)
[[2023年]] - 年間話題賞(『午前0時の地図』)
受賞理由には、作品ごとに異なる緊張感を出しつつ、いずれも「何かを隠していそうで結局は誠実に見える」独自の存在感を示したことが挙げられている。なお、[[2017年]]の授賞式ではトロフィーを受け取る際に会釈しすぎてマイクに頭をぶつけ、その場面が翌日のワイドショーで繰り返し放送された。
脚注[編集]
注釈[編集]
[1] 芸名の由来については、本人の地元商店会が配布した小冊子『下町の暗号文化』に記述があるとされる。
[2] この発言は、[[2024年]]の配信特番での本人談による。
[3] ただし、実際のメモ内容を確認した関係者は少なく、証言は一致していない。
出典[編集]
『週刊スカウト』編集部編『アイカ・ザ・スパイ 現象の研究』週刊スカウト社、[[2023年]]。
『深夜テレビと潜入演出』東都出版、[[2018年]]。
『タレント発掘の現場から』北辰文化新書、[[2014年]]。
M. Thornton, "Performing Disguise in Late-Night Japanese Media," Vol. 12, No. 3, Pacific Screen Studies, 2021, pp. 44-67.
『芸名の心理学――仮面の親しみ』青磁社、[[2019年]]。
A. Sato, "The Geography of Back Entrances in Idol Branding," Journal of Urban Performance, Vol. 5, No. 1, 2020, pp. 19-31.
『アイカ・ザ・スパイのすべて』編集委員会『任務報告会アーカイブ199』光文社、[[2024年]]。
『舞台袖の人類学』新潮研究室、[[2022年]]。
Kobayashi, R., "Why the Mic Hit Happened Twice," Vol. 8, No. 2, Journal of Live Event Sociology, 2023, pp. 101-118.
『月刊ムーブメント』第44巻第7号、特集「アイカ・ザ・スパイはどこから来たか」、[[2025年]]。
外部リンク[編集]
北辰エンターテインメント 公式プロフィール
任務報告会アーカイブ
アイカ・ザ・スパイ オフィシャルファンサイト「裏口通信」
東京メディア新人賞 受賞者一覧
SPY STYLE アーティストページ
脚注
- ^ 『週刊スカウト』編集部編『アイカ・ザ・スパイ 現象の研究』週刊スカウト社, 2023.
- ^ 加納玲子『深夜テレビと潜入演出』東都出版, 2018.
- ^ 西園寺誠『タレント発掘の現場から』北辰文化新書, 2014.
- ^ M. Thornton, "Performing Disguise in Late-Night Japanese Media," Pacific Screen Studies, Vol. 12, No. 3, 2021, pp. 44-67.
- ^ 黒川悠『芸名の心理学――仮面の親しみ』青磁社, 2019.
- ^ A. Sato, "The Geography of Back Entrances in Idol Branding," Journal of Urban Performance, Vol. 5, No. 1, 2020, pp. 19-31.
- ^ 『アイカ・ザ・スパイのすべて』編集委員会『任務報告会アーカイブ199』光文社, 2024.
- ^ 三浦志保『舞台袖の人類学』新潮研究室, 2022.
- ^ Kobayashi, R., "Why the Mic Hit Happened Twice," Journal of Live Event Sociology, Vol. 8, No. 2, 2023, pp. 101-118.
- ^ 『月刊ムーブメント』編集部『アイカ・ザ・スパイはどこから来たか』第44巻第7号, 2025.
- ^ 田村由紀子『封筒型ブックレット論』玄灯社, 2021.
外部リンク
- 北辰エンターテインメント 公式プロフィール
- 任務報告会アーカイブ
- オフィシャルファンサイト「裏口通信」
- 東京メディア新人賞 受賞者一覧
- SPY STYLE アーティストページ