マスター・亜御𛂚
| コンビ名 | マスター・亜御𛂚 |
|---|---|
| 画像 | 公式プロフィール写真(架空) |
| キャプション | 片方がバインダー、もう片方が巻き取り式メモを持つ |
| メンバー | 亜御𛂚(あぎょ ぎょ)・マスター(ますたー) |
| 結成年 | 2021年 |
| 解散年 | 現時点では解散していない |
| 事務所 | 株式会社ヘソ曲がり放送(HĒSO PRODUCTION) |
| 活動時期 | 2021年-現在 |
| 芸種 | 漫才・コント |
| ネタ作成者 | 主に亜御𛂚、ツッコミ台本はマスターが口述 |
マスター・亜御𛂚(ますたー あぎょ ぎょ、英: Master Ago-Gyo)は、「株式会社ヘソ曲がり放送」所属の日本のお笑いコンビである。[[2021年]]結成で、NSC83校12期生として知られている[1]。
概要[編集]
マスター・亜御𛂚は、身振り手振りの“講義”と、唐突な“学級会の反省”を往復することで笑いを生成するお笑いコンビである。観客には専門用語のように聞こえるが、実際には何を指しているのか曖昧な語彙が大量に挿入される点が特徴とされる[2]。
コンビ名は、片方が必ず「これは修行である」と宣言し、もう片方が「修行の単位を返してください」と返すルーチンに由来すると説明される。なお、その“単位”が何単位なのかは、番組によって変えることで話題性を確保しているとされる[3]。
来歴/略歴/経歴[編集]
結成の経緯(“笑いの研究室”と称した最初期)[編集]
2人はの公共施設ではなく、あえての“旧・計量所”跡地を借りて練習を始めたとされる。そこで亜御𛂚(当時の仮名は「亜御ぎょ」)が、台本ではなく「折り畳み式の出欠表」を床に置いてリズムを作る方式を提示したことが転機になったとされる[4]。
記録として残る練習メモでは、初期の滑り込み登場回数が「合計67回、うち58回が予定外」とされている。この数字は番組出演時に毎回読み上げられ、“予定外が芸の燃料”というキャッチフレーズの原型になったとされる。なお、このメモはなぜか毎回コピー用紙が同じ色(薄桃色)で、作成者不明と報道されたことがある[5]。
東京進出(“出囃子の音程”を統一した日)[編集]
2023年、彼らは東京進出の際に活動拠点をの小劇場寄りの倉庫(通称「倉庫B-7」)へ移したとされる。移転後、出囃子に使う音源の許容誤差を「±0.7セント以内」と定め、スタッフの耳に“許される範囲”を可視化したことが話題になった[6]。
この頃、NSC83校の同期から「彼らはネタより先に空気の温度を測っている」と噂され、温湿度計の画面が映る演出が自然に定着したとされる。なお、その温湿度計はなぜか常に“表示が人間味のある誤差”を出す個体だったと語られている[7]。
芸風(漫才/コント)[編集]
漫才では、まずマスターが“講義形式”でテーマを宣言し、亜御𛂚が「ただし教授、一般人にはこの用語は過剰です」と割り込む構成が多いとされる。用語はやのように聞こえるが、最後に必ず“紙でできた概念”へ落とし込むことでオチを作る芸と説明される[8]。
コントでは、観客席に向けて「今から“亜御𛂚式・正しい笑いの申請書”を配ります」と告げ、配布物が実際には配られない状態を“進行上の仕様”として扱う手法が知られている。一見すると迷惑だが、彼らは謝罪も含めて演出の一部に組み込み、謝罪の言い回しだけが毎回微妙に違う点が評価される[9]。
なお、彼らの台詞には必ず「日付」が登場する。しかも日付は公演ごとに変わるが、台本上の“日付の間隔”だけは必ず15日刻みになるとされる。ファンの間ではそれが“亜御𛂚の栄養単位”ではないかと推測されている[10]。
エピソード[編集]
全国ネットの特番で披露したネタ『第0回・笑いの監査』では、2人がステージ上で監査役を名乗り、観客の笑い声を「品質」「方向性」「税の思想」に分類したとされる。ここで一度だけ、税の思想の分類が「検討中」となり、スタジオが一瞬凍ったと当時の現場記録にある[11]。
また、ラジオ番組『ヘソ曲がり定規』では、彼らが“マスターの口癖”として「発表は一回、説明は三回、そして誤解は無限」と言い始めたところ、リスナーから「毎週誤解が増えている」と多数の投稿が届いたとされる。番組側は投稿を「誤解増殖ログ」として統計化し、1か月で投稿件数が「3,204件」に到達したと報じられた[12]。
さらに、ライブ会場で使っていた小道具のバインダーには、背表紙の文字が読めないほど細かい点字に似た記号が並んでいた。スタッフは「読めない方が安全」と主張したが、観客の一部が記号を“微妙に数学っぽい”並びとして解析し、SNS上で『マスター・亜御𛂚は実は暗号を解く芸人なのでは』という考察が広まった[13]。
賞レース成績・受賞歴[編集]
2022年、彼らはM-1グランプリの予選で「提出された笑いの申請書」が書類不備扱いとなり、失格寸前だったとされる。ただし審査員の一人が“それでも舞台上の用語が面白い”と判断し、結果的に繰り上げ通過になったと噂された[14]。
以後、キングオブコントには毎年出場し、2024年大会ではファイナリストまで進んだものの、審査員の採点票が「A(安心)」「B(曖昧)」「C(説明過多)」の3カテゴリしかなかったため、敗退後に議論が起きたとされる。なお、彼らはこの“3カテゴリ”を次回のネタに取り込み、敗者復活のように見せたことで最終的な評価を上げたとされる[15]。
受賞としては、架空の大会名『全国笑い申請式典(Z全国)』で優勝したと公式サイトが主張している。ただし、その公式サイトのドメインは検索エンジンで見つからず、ファンが“見つけ方”を動画にしている点が一部で批判の対象になった[16]。
出演[編集]
テレビ・配信[編集]
テレビ番組では、バラエティ『午前0時の講義室』に2023年から準レギュラーとして出演したとされる。彼らの回だけ、番組公式のテロップが“論文要旨”風のフォーマットになっていたと記憶する視聴者が多いと報告される[17]。
またネット配信では、音声中心のコンテンツ『ヘソ曲がり定規:音で測る笑い』がヒットし、初回公開から24時間で視聴完了率が「61.8%」に達したとされる。数字の細かさが話題になり、ファンが“誤差も含めた芸”と解釈したことが支持につながったとされる[18]。
ラジオ・舞台[編集]
ラジオでは『ヘソ曲がり定規』のほか、のローカル局で『申請のない笑い相談』が放送されたとされる。なお、この相談コーナーはリスナーの悩みを読むのではなく、悩みの“言い換えの禁止”を徹底することで笑いを生んだとされる[19]。
舞台では単独ライブ『第1回・亜御𛂚の総括』(2024年、全9公演)を開催し、終演後に来場者へ“当日使われなかったはずの言葉”だけを印刷したしおりを配布した。しおりは翌日以降に読み返すと内容が変わっているように見えたと語られ、一部は“印刷方式の問題”と捉えられたが、別の一部は“概念の揺らぎ”と称えた[20]。
作品[編集]
CD『マスター講義録(第0巻〜第3巻の端だけ)』(2024年)は、歌のように聞こえる効果音と“言い直し”を多重録音した構成であるとされる。収録曲は「申請受付」「曖昧の承認」「反省の再提出」「笑いの余白」など、事務手続きに見せかけたタイトルが並ぶ[21]。
映像作品『倉庫B-7の夜間授業』(DVD、2024年)は、出囃子の音程誤差±0.7セントの実測データ(テロップに表示)を一部に含んでおり、コントの“偶然の失敗”さえ統計に回収する姿勢が評価されたとされる[22]。
著書としては『亜御𛂚式:笑いを提出する前に壊す』(仮題)が出版計画に上がったが、出版社が「笑いを壊す方法が具体的すぎる」として企画会議を止めたという噂がある。結果として、書籍化は“口述しただけ”の状態で終わり、代わりにサイン会が“謝罪の練習会”として実施されたとされる[23]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 渡辺精二『笑いの申請様式とパフォーマンス心理』ヘソ曲がり出版, 2023.
- ^ Margaret A. Thornton『Performing Bureaucracy in Japanese Comedy』Tokyo Humor Review, Vol.12 No.3, pp.41-58.
- ^ 佐伯ユキ『出囃子の音程誤差はなぜ笑いになるのか』講談演芸学会誌, 第7巻第2号, pp.10-27, 2024.
- ^ 小野田柚子『曖昧語彙の設計図:控室ノートの読み替え』日本コント論叢, 第19巻第1号, pp.89-101, 2022.
- ^ 藤堂ミツキ『“予定外”は予測可能か:ライブ記録の統計化』NSC紀要, Vol.83, No.12, pp.1-16, 2023.
- ^ Hiroshi Tanaka『On the Semiotics of Apology in Variety Shows』Journal of Civic Entertainment, Vol.5 No.4, pp.201-219, 2021.
- ^ 山本カンナ『温湿度計で測る空気:倉庫B-7の研究』笑い環境学研究会, 第2巻第9号, pp.77-94, 2024.
- ^ アナトリ・ペトロフ『笑いを分解する手続きの美学(翻訳版)』国際滑稽技法研究所, 2019.
- ^ 株式会社ヘソ曲がり放送編『公式プロフィール(最終更新:未確認)』HĒSO PRODUCTION, 2024.
- ^ 曽根田章『第0回・笑いの監査記録』微妙出版, 第0巻第0号, pp.0-0, 2022.
外部リンク
- HĒSO PRODUCTION 公式プロフィール
- 倉庫B-7 伝説アーカイブ
- ヘソ曲がり定規(音で測る笑い)
- 亜御𛂚式:笑いの申請書倉庫
- NSC83校 コメディ実験室