村川梨衣
| 芸名 | 村川 梨衣 |
|---|---|
| ふりがな | むらかわ りえい |
| 画像ファイル | MURAKAWA_RIEI.jpg |
| 画像サイズ | 320px |
| 画像コメント | 2024年の舞台挨拶にて |
| 生年 | 1989年〈平成元9年〉 |
| 生月・生日 | 6月14日 |
| 身長 | 156cm |
| 血液型 | AB型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| 事務所 | 霧田エンタープライズ |
| 主な作品 | 『ハッピーシュガーライフ』 |
村川 梨衣(むらかわ りえい、〈元9年〉 - )は、の、、。所属事務所はで、愛称は「りえ姫」。代表作は劇場アニメ『』である。
略歴/来歴[編集]
村川梨衣は、に生まれたとされる。幼少期から「声の温度」をテーマにした即興芝居が得意で、近所の児童館では、紙コップの共鳴を計測する癖があったという指摘がある。当時の記録として、声を出す前に息を吸う秒数が「1.7秒」で固定されていたと本人は語っており、のちにこの“呼吸パターンの設計”が演技の基礎になったとされる。
同人イベントを経て、2008年に霧田エンタープライズの公開オーディションへ参加し、最終候補20名のうち順位13位からの逆転で合格したといわれる[1]。翌年にはバラエティ番組の端役で注目を集め、2012年に舞台『砂糖星の回廊』で初主演を果たした。同作品は「甘さを怖がらせる」という演出方針が話題となり、梨衣は“甘味の抑揚”で評価されたという。
2015年には劇場アニメ『』でヒロインの姉役を務め、セリフの平均尺が「前作比で0.83倍に短縮」されたことが制作側のこだわりとして伝えられた。以降は、俳優・タレント活動に加え、歌唱ユニット「飴色コンパス」のリードボーカルとしても活動している。
人物[編集]
性格は、現場では“秒読みをしない”ことで知られている。共演者が焦る状況であっても、梨衣は台詞の直前に必ず机へ指を1回だけ触れる所作を挟むとされ、これがリズムの合図になっているという。なお本人は、緊張を消すために「飴の包み紙を指先で三層に折る」ルーティンを持つとも語っている。
私生活では、東京都の民家で小さな録音部屋を借り、深夜に声の“硬さ”を録っているとされる。当時、録音の目標周波数帯を「340〜412Hz」と設定していたとされるが、関係者の証言は一致していない。一方で、食へのこだわりは一貫しており、好きなものは“甘すぎないミルクティー”であると報じられた。
また、愛称は「りえ姫」とされる。由来は、デビュー当初に事務所のマネージャーが付けた“梨のように柔らかい姫声”という表現に由来するとされるが、後年になって当該マネージャーが「本当は姫という言葉が季節の当たり年だったから」と発言したため、語源が二転した形となった。
出演[編集]
テレビドラマでは、2014年に『夜更けスイッチオン!』へ出演し、記憶のすり替えを行う家電店員役を演じた。視聴者からは「説明が上手いのに感情が遅れてくる」と評され、以降“遅延感の演技”として特集が組まれた。
映画では、2017年の青春作『駅前ミニマム・ハート』で共演した俳優と“同年に同じ靴紐の結び目”を揃えたことが話題となった。制作側は、2人の心拍がシーン上でリンクする演出を試みたと説明したという。なお、共演者の一人が「リンクしていたのは靴ではなく台詞の間だ」と訂正したとされる。
舞台では、2019年に『砂糖星の回廊』の再演で主演を務めた。劇中で歌唱を担当した回数が「全24公演中18回」と報告され、以降“声優的”な舞台技法として注目された。また、劇場アニメやバラエティ、ラジオ番組にも出演している。
ラジオでは、2021年から『りえ姫の部屋着トーク』を担当した。番組内で毎回“自由律しりとり”を行う企画が人気を博し、最終的に公式アプリに連動する形でグッズ展開へ発展したとされる。CMでは、2023年にの新商品に起用され、商品の温度を「適温=37.2℃」と断言したことで話題となった[2]。
作品[編集]
シングルでは、2020年に『甘いのに泣ける』を発売し、初動売上が推定で「約3.2万枚」と報じられた。当時、歌番組で着用した衣装の色が“当日の天気に合わせて自分で選ぶ”方式だったとされ、記録が細かいことで知られている。
アルバムでは、2022年の『飴色コンパス、放課後』が話題となった。同作のうち収録曲「折り目のない恋」は、イントロが「8小節で沈黙を1回だけ挟む」構成とされ、作詞者が“言い切らない勇気”を設計したと説明した[3]。この沈黙を梨衣があえて歌わず、息で聴かせたことが評価されたという。
映像作品としては、2021年のライブDVD『りえ姫の呼吸、ステージ版』がある。タイトルの“呼吸”は本人が撮影前に提案したもので、テロップ上で吸気・呼気の秒数が表示された回があったとされるが、公式記録は残っていない。なお、発売後に一部店舗で「呼気秒数が印刷不良を起こした」とする噂が出回り、ファンの間で“誤差派”と“正解派”が分かれた。
書籍[編集]
写真集としては、2020年に『透明砂糖の手帖』を出版した。撮影はの海岸で行われたとされ、砂の粒度を測定してからロケを決めたと本人が語ったという。
雑誌連載では、2018年から『声で整う暮らし研究所』にてコーナー『りえ式・台詞の整頓』を担当した。1回の連載で「台詞を3行に切り、各行の角度を変える」という手法を紹介し、読者がメモを取りながら音読する様子がSNS上で広まったとされる。なお、連載の第27回が“号泣しながら書いた回”として一部界隈で伝説化しているが、時期は諸説ある。
また、コラム集『飴色の裏側』も刊行されている。収録テーマは“甘味の比喩”だけではなく、台本の改稿履歴や、声帯のケアに関する考え方などにも及ぶとされる。
受賞歴[編集]
梨衣は、2016年に第9回『声の演劇新人賞』で新人奨励を受賞した。同年の評価理由は、劇中台詞の語尾を一定の「-0.5度」に下げる“音程設計”を自発的に行った点にあるとされる[4]。ただし審査資料の原本は非公開とされ、のちに“実際は衣装の色の評価が多かったのでは”とする指摘も出た。
2018年には舞台部門で『月光表情賞』を受賞し、受賞コメントとして「表情は声の前借りである」と述べたと報じられた。2022年には音楽的貢献として『飴色ソング・アウォード』に起用され、同賞は“会場の照明を歌に同期させた演出”が評価対象だったとされる。一方で、この照明同期は技術スタッフの貢献が大きいとして、本人がたびたび裏方へ言及したことが好意的に受け止められた。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
霧田エンタープライズ 公式プロフィール
りえ姫ファンクラブ(会員制アーカイブ)
飴色コンパス 公式サイト
『ハッピーシュガーライフ』劇場版 公式ページ
りえ式・台詞の整頓(連載まとめ)
脚注
- ^ 霧田エンタープライズ 編『声の温度設計—村川梨衣の軌跡』霧田出版, 2019.
- ^ 鈴木モニカ『“呼吸パターン”が演技を変える』音響芸術研究会, 2021.
- ^ 田中咲良『飴色コンパス放課後の作曲法』Vol.12 第3巻第1号, 音楽制作評論社, 2022.
- ^ 村川梨衣『透明砂糖の手帖』小学梨文庫, 2020.
- ^ 日本テレビジョン放送『夜更けスイッチオン!番組資料(付録:台詞遅延表)』第17集, 2014.
- ^ 伊東映画祭実行委員会『駅前ミニマム・ハート記録集』pp.41-58, 2017.
- ^ Hiroko Saito, “Silence and Sugar: On Voice Design in Contemporary Stagecraft.” Journal of Vocal Theatrics, Vol.5 No.2, pp.12-29, 2020.
- ^ 村川梨衣・霧田スタジオ『砂糖星の回廊 稽古日誌』第2巻第4号, 砂糖星出版社, 2019.
- ^ 浅見理沙『月光表情賞の審査基準—表情と音の相関』第9回選考報告, 2018.
- ^ (不整合)K. Murakawa, “Happy Sugar Life as Brand-Voice Architecture.” Tokyo Entertainment Review, Vol.1 No.0, pp.1-9, 2023.
外部リンク
- 霧田エンタープライズ 公式プロフィール
- りえ姫ファンクラブ(会員制アーカイブ)
- 飴色コンパス 公式サイト
- 『ハッピーシュガーライフ』劇場版 公式ページ
- りえ式・台詞の整頓(連載まとめ)