東地宏樹
| 芸名 | 東地 宏樹 |
|---|---|
| ふりがな | ひがしち ひろき |
| 画像ファイル | Hiroki_Higashichi_official.jpg |
| 画像サイズ | 280×370px |
| 画像コメント | 第[[41回]]ポートライト映画祭での受賞スピーチ風景 |
| 生年 | 1987年〈昭和60年〉 |
| 生月 | 8月 |
| 生日 | 3日 |
| 身長 | 178cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | ドラマ、バラエティ、劇中歌 |
| 活動期間 | 2009年 - |
| 活動内容 | 主演ドラマを中心に、劇場アニメ声優、司会も兼務 |
| 配偶者 | (非公開としている) |
| 事務所 | 株式会社彩光エンタープライズ |
| 公式サイト | https://color-sai-ko.example/hiroki |
| 主な作品 | 『海岸線の密約』、『スリープラネット』、『笑顔の等角分割』 |
| 受賞歴 | 第41回ポートライト映画祭 最優秀新人俳優賞 他 |
東地 宏樹(ひがしち ひろき、[[1987年]]〈[[昭和]]60年〉[[8月3日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。株式会社[[彩光エンタープライズ]]に所属しており、愛称は「ひがち」である。代表作にテレビドラマ『[[海岸線の密約]]』(2013年)がある。
略歴/来歴[編集]
東地宏樹は、[[1987年]]に[[北海道]]の[[札幌市]]で生まれた。父は元・NHKの[[音響技術]]担当、母は町内会の広報係であり、本人は「家の中にテープの匂いがある生活だった」と語っている[1]。
同年齢の子が「将来は野球選手」と言う時期に、東地は「将来は“端から端まで間を数える人”」と答えていたとされる[2]。この発言は、後に自身が主演したドラマ『[[海岸線の密約]]』のセリフ回しに影響したとも言及され、事務所側は“数え方の癖”を売りの源泉として扱うようになった[3]。
[[2006年]]、東地は高校の文化祭で即興劇を披露し、その出来が「観客の拍手回数が本人の予測±3回以内」と記録係に褒められたという逸話がある。関係者の証言によれば、当日の拍手は計[[128回]]で、台本には「目標128」と書かれていたが、誰もその紙を見つけられなかったという[4]。
翌[[2007年]]、演劇ワークショップ「[[札幌月夜スタジオ]]」を経て、[[2009年]]に株式会社[[彩光エンタープライズ]]のオーディションへ抜擢された。合格通知が届いた日、東地は自宅の玄関マットが“なぜか青い”と騒いだため、マネージャーは「記憶のズレに耐える力」を評価したとされる[5]。デビュー作はテレビドラマ『[[コンビニ星座の夜]]』(2009年)であった。
人物[編集]
東地宏樹は、落ち着いた口調の中にも、時折“やけに具体的な比率”を差し込むことで知られている。たとえばバラエティ収録では「笑いは3.2秒遅れて来る」と言い、スタッフのタイムコードを実測しようとして注意を受けたと報じられた[6]。
性格面では、共演者から「練習が完了すると、同じ台詞を“別の角度から読む”癖が残る」と評価されている。本人は「役になり切るというより、役の“視界”を借りる」方針だと説明しており、インタビューでは“等角分割”という言葉を比喩として多用した[7]。
私生活については情報が多くないが、[[2016年]]に雑誌『[[月刊スターライフ]]』へ掲載されたインタビューでは、朝のルーティンとして「コーヒーを入れる前に、靴ひもを3回結び直す」と述べている。本人は理由を「世界が一度リセットされる感覚がある」と表現したが、記事編集部は“占い”の意図を「本人の言葉が比喩である可能性」と慎重に処理している[8]。
一方で、ファンの間では、東地が“差し入れの種類を受け取る順番”まで覚えていることが話題となった。あるイベントでは、スタッフが隠していたクッキーを「番号札の位置が逆」と言い当て、場が一度凍ったとされる[9]。このエピソードは、東地が公式ファンクラブ内で公開している“暗記ゲーム”企画に接続されて語られることが多い。
出演[編集]
テレビドラマでは『[[海岸線の密約]]』(2013年)で初主演を果たした。同作は[[瀬戸内海]]沿岸の架空都市を舞台に、交信記録の矛盾を追う警備員を描くとされる。東地は主人公の台詞を「潮の満ち引きに合わせて息継ぎを調整する方法」で固めたといい、撮影現場では波音の録音を現場BGMとして流していたという[10]。
映画では『[[スリープラネット]]』(2017年)に主演し、終盤の“無音の独白”が話題となった。同作は監督の[[小島良介]]が「声を出さない演技を、聴覚でなく呼吸で構築した」と語っている[11]。東地はメイキングで「台詞よりも、沈黙の長さを小数点第二位まで合わせた」と発言し、観客が笑いながらメモを取ったと報じられた[12]。
舞台では『[[銀河の等角分割]]』(2019年)で主演を務めた。なお同作品は、観客の着席位置を舞台設計に反映させる“可変配置”方式で上演され、東地は当日配布された座席カードを読んで進行を組み替えたとされる[13]。これは後に本人がバラエティで披露する即興トークにもつながったと指摘されている。
バラエティでは『[[ワンカット世界旅行]]』に出演し、翌年からはラジオ番組『[[朝のタイムコード倶楽部]]』でも司会を務めた。番組では、リスナーから送られた「日常の違和感」を、東地が“撮影に使うなら何mmレンズか”として分類し、視聴者が盛り上がったとされる[14]。
CMでは[[日本電波工業]]の[[非接触]]決済サービス『リンクパル』に起用された。彼が「カードより、目の動きを先に読む」と言い出した結果、広告内では視線誘導をテーマにした演出が採用されたという[15]。
作品[編集]
音楽活動として、東地はシングル『[[笑顔の等角分割]]』(2015年)でデビューした。楽曲はドラマ『[[海岸線の密約]]』の劇中歌としても使用され、歌詞には“潮位表の暗号”が隠されているとファンが分析した[16]。
アルバムとしては1st『[[スリープラネット・レコーディング日誌]]』(2018年)がある。収録曲は全12曲で、うち3曲は“無音部分”を含む編集を行ったとされる。本人は「無音はサビよりも長く歌っている」と説明しており、初回特典のブックレットにはタイムコードが印字された[17]。
映像作品としては『[[東地宏樹 変換スタジオLIVE]]』(2020年)がリリースされている。ライブ中、本人が客席に向けて読み上げる“即興の天気予報”が毎回異なり、視聴者参加型企画として人気を博したとされる[18]。
また劇場アニメでは『[[星の縫い目と猫の郵便]]』(2021年)に声で出演した。同作は手紙を配達する猫が主人公のファンタジーであり、東地の演技は「声が柔らかく、最後にだけ鋭くなる」と評価された[19]。
書籍[編集]
書籍分野では写真集『[[128回の拍手]]』(2014年)が刊行されている。タイトルは文化祭の逸話に由来するとされ、撮影日には本人が“カメラ前で手を止める”秒数を何度も変えたという証言がある[20]。
雑誌連載では『[[月刊スターライフ]]』で「ひがちの等角ノート」を担当した。連載では毎月、東地が“出来事を幾何学で説明する”という形式をとり、たとえば「怒りは半径ではなく接線」と書く回が反響を呼んだとされる[21]。
さらに[[2019年]]からはエッセイ『[[沈黙のレンズ]]』の短期連載を開始し、撮影現場での失敗談として「テープが伸びると、セリフが先に嘘をつき始める」といった独特の比喩が話題となった[22]。ただし、当該表現はネット上で“理屈の飛躍が多い”と指摘され、編集部は「本人の詩的表現」として補足した[23]。
受賞歴[編集]
東地宏樹は第41回ポートライト映画祭で最優秀新人俳優賞を受賞した。受賞理由は『[[スリープラネット]]』終盤の無音独白における“呼吸の設計”であると説明された[24]。
また、第18回海霧テレビ脚本貢献賞では、演技面での貢献として特別表彰を受けたとされる。東地は「台詞が変わったのは脚本のせいではなく、こちらが“拍手の数”を合わせようとしたからだ」と語り、記者が「そこまで現実的に合わせるのですか」と返す場面があったと報告されている[25]。
加えて、2022年には[[日本放送協会]]が主催する“視聴者参加型企画”で司会者として評価され、努力賞を受賞した。なお、受賞式当日の司会進行が一部で「理屈が先走りすぎる」と議論されたが、全体としては人気を博したと整理されている[26]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
脚注
- ^ 井原翠『彩光エンタメ年鑑 2010-2021』彩光出版, 2021.
- ^ 村瀬ユウ『役者の“時間感覚”はなぜズレるのか』NHK出版, 2018.
- ^ 東地宏樹『沈黙のレンズ』彩光出版, 2019.
- ^ 小島良介『スリープラネット製作記—無音はどこに置くのか』講談社, 2017.
- ^ 田辺正巳『北海道出身タレントの生活設計』北海道文化研究会, 2016.
- ^ 山田ケイ『バラエティ台本と呼吸の相関』映像技術学会誌, 第32巻第4号, pp.112-129, 2020.
- ^ Margaret A. Thompson, “Timing as Performance: Micro-pauses in Japanese Drama,” Journal of Stagecraft, Vol.19, No.2, pp.44-63, 2021.
- ^ 佐久間千夏「等角分割が起こす笑いの遅延」『月刊スターライフ』第27巻第8号, pp.26-31, 2020.
- ^ 『第41回ポートライト映画祭記録集』ポートライト映画祭事務局, 第41回, pp.7-18, 2018.
- ^ 松本サナエ『拍手を数える人—舞台の観測と物語化』不思議文庫, 2022.
外部リンク
- 彩光エンタープライズ 公式プロフィール
- 東地宏樹オフィシャルファンクラブ
- ポートライト映画祭 受賞者アーカイブ
- 月刊スターライフ 連載バックナンバー
- 朝のタイムコード倶楽部 番組サイト