東堂シオン
| 芸名 | 東堂シオン |
|---|---|
| ふりがな | とうどうしおん |
| 画像ファイル | Shion_Todo_2024.jpg |
| 画像サイズ | 250px |
| 画像コメント | 2024年の舞台挨拶にて |
| 生年 | 1994年 |
| 生月 | 4月 |
| 生日 | 18日 |
| 身長 | 178cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、音楽 |
| 活動期間 | 2012年 - |
| 活動内容 | 俳優デビュー、歌手デビュー、バラエティ番組出演 |
| 配偶者 | なし |
| 事務所 | 東都芸能 |
| 公式サイト | 東堂シオン Official Web |
| 主な作品 | 霧の午後に鳴る鐘、午前四時の観覧車、月曜の海岸線 |
| 受賞歴 | 第18回新進映像賞 最優秀新人賞 |
東堂 シオン(とうどう しおん、[[1994年]]〈[[平成]]6年〉[[4月18日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東都芸能]]に所属している。愛称は「シオン先輩」で、テレビドラマ『霧の午後に鳴る鐘』での初主演と、配信限定シングル「午前四時の観覧車」で知られる。
略歴・来歴[編集]
東堂シオンは、[[東京都]][[杉並区]]出身とされる[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]である。幼少期は合唱団に所属し、[[小学校]]在学中に区立図書館の朗読会で異様に声が通る児童として目を付けられたという。
2012年、[[東都芸能]]の新人育成枠「第3期・夜明け班」に選抜され、端役で映像出演を始めた。翌年、深夜ドラマ『路地裏サテライト』で無名の配達員役を演じたことが転機となり、当時の演出助手であった[[松原啓介]]が「カメラが勝手に寄っていく」と評したことが、業界内で小さく話題となった。
[[2016年]]には『霧の午後に鳴る鐘』で初主演を果たした。同作は平均視聴率が6.8%であったが、最終回のワンシーンで使われた「傘を閉じずに泣く芝居」がSNSを経て拡散し、以降は若手実力派として扱われるようになった。なお、同年に発売された配信限定曲「午前四時の観覧車」は、深夜ラジオ経由で10代後半を中心に広がり、本人の俳優像と歌手像が同時に確立されたとされる。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
趣味は駅の発車メロディ収集と、地方公演先の図書館で郷土史を読むことである。本人は「役作りよりも先に土地の空気を覚える」と語っており、これが地方ロケでの自然な立ち姿につながるとされる。
一方で、バラエティ番組では極端に天然な発言をすることがあり、夜景を「昼の残像」と言い間違えた回は、放送後に番組公式が短尺動画として再編集した。これにより、シリアス路線と親しみやすさの両立に成功したという見方がある。
私生活[編集]
私生活では、都内の古い集合住宅に住んでいるとされる。家賃を自ら振り込みに行く姿が週刊誌に撮られた際、所属事務所は「節約ではなく、生活のリズム調整である」とコメントした。
交友関係は広いが、特定の芸能人グループに属さず、現場単位で静かに人間関係を築くタイプとみなされている。料理はほぼしないが、冷蔵庫に梅干しと炭酸水だけが常備されているという証言が複数あり、ファンの間では「東堂冷蔵庫理論」と呼ばれたこともある[要出典]。
なお、[[2019年]]頃から始めた早朝ランニングが健康法として話題となり、ラジオ番組での寝起きの良さが「本当に人間なのか」と半ば称賛的にいじられる契機になった。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『路地裏サテライト』(2013年) - 配達員・青柳役
『霧の午後に鳴る鐘』(2016年) - 主演・石田霧人役
『月曜の海岸線』(2018年) - 主演・三枝透役
『白昼のシャンデリア』(2020年) - 主要人物・御影蓮役
『終電前の図書室』(2023年) - 主演・長谷川凛太郎役
これらのうち『月曜の海岸線』は、[[神奈川県]][[逗子市]]での長期ロケ中に波音を拾いすぎてセリフが聞こえにくくなり、後に音響班が海風専用のマイク補正を導入したことで知られる。
映画[編集]
『夜にだけ咲く標本』(2017年) - 初出演作
『ガラス越しの救助線』(2019年) - 準主演
『港区第三交差点』(2021年) - 主演
『星屑の配送箱』(2024年) - 主演・小野寺蒼役
『最後の発車ベル』(2024年)では、わずか17秒の無言カットで泣きの演技を見せ、完成披露試写会で観客の一部がエンドロール前に拍手したという。
舞台[編集]
『玻璃の午後』(2018年) - 主演
『渋谷、三十一時』(2019年) - 共同主演
『北風の稽古場』(2021年) - 主演
『楽屋の国境線』(2025年) - 主演予定
舞台では、長ゼリフを息継ぎなしで言い切る技術が高く評価され、演劇誌では「呼吸の見えない俳優」と表現された。なお、本人は舞台挨拶で「息をしていないのではなく、観客に悟られないだけである」と述べている。
劇場アニメ[編集]
『雲の郵便局』(2022年) - 声の出演・配達士ラン役
『午前零時の灯台』(2024年) - 声の出演・青年アサヒ役
アニメ声優としての参加は少ないが、低音が画面外の情景と相性がよいとして採用された。特に『雲の郵便局』では、収録時に紙をめくる音まで演技に取り込むよう要求され、スタッフが全員無言になったことが伝えられている。
バラエティ番組[編集]
『深夜の廊下会議』(2015年 - 2017年)
『東堂シオンの朝まで書けない』(2018年) - 司会
『笑ってよいしょ! 第2部』(2020年)
『食べものの気配』(2022年)
バラエティでは、予想外に運動神経がよく、跳び箱を「一段だけ丁寧に跳ぶ」姿勢が流行した。本人のボケは意図的か天然か判別が難しく、共演者からはたびたび「台本を読んでいるような顔で嘘をつく」と評される。
ラジオ番組[編集]
『東堂シオンの午前四時通話』(2017年 - 2019年)
『静かな駅からこんばんは』(2020年 - )
『月曜の海岸線・特別編』(2023年)
深夜帯のラジオでは、落ち着いた声質が強みとなり、受験生や夜勤明けの会社員から支持を集めた。ハガキ職人の間では、東堂が一度だけ「パーソナリティなのに客席のように静か」と言われた回が伝説視されている。
CM[編集]
清涼飲料水『ミストレイ』
自動車保険『K-LINE安心設計』
学習アプリ『夜学ノート』
駅ナカコーヒー『East Gate Blend』
CM出演では、説明をしすぎずに商品の空気感を伝える演技が重宝され、2023年には年間契約本数が14本に達した。とくに『夜学ノート』では、無言でペンを置くだけの15秒版が高評価を受け、問い合わせが通常の3.4倍になったとされる。
作品[編集]
シングル[編集]
「午前四時の観覧車」(2016年)
「窓辺のサーチライト」(2018年)
「帰り道はまだ青い」(2020年)
「改札前の約束」(2023年)
いずれも作詞に本人が関与しており、日常の気配を切り取る歌詞が特徴とされる。とくに「窓辺のサーチライト」は、発売直後に都内3駅の終電アナウンスと偶然かぶったため、駅員の一部が鼻歌で覚えてしまったという逸話がある。
アルバム[編集]
『夜明け班の残響』(2018年)
『海岸線の持ち主』(2021年)
『静電気と観覧車』(2024年)
2作目以降はサウンドプロデュースに[[渡辺修一]]が参加し、ポップスに微量のアンビエントを混ぜる手法が定着した。『静電気と観覧車』は全12曲中5曲が深夜バスでの移動中に書かれたとされ、移動距離と制作密度が比例しない好例として語られる。
映像作品[編集]
『Shion Todo in KABUKI-CHO』(2019年)
『東堂シオン 24時の記録』(2022年)
『The Quiet Runner』(2024年)
映像作品は、舞台裏や移動中の素顔を記録したものが中心であるが、本人がカメラを意識しない時間のほうが多いため、結果的にドキュメンタリー性が強くなっている。なお、『24時の記録』では編集点が少なすぎて、1分以上ただ歩いている場面が残された。
書籍[編集]
写真集[編集]
『東堂シオン まばたきの温度』(2020年、[[青灯社]])
『午前四時の余白』(2023年、[[リバーサイド出版]])
写真集はいずれも自然光を重視した構成で、ページ端の影まで作品として扱う編集方針が取られた。撮影地の一部が[[千葉県]][[銚子市]]の早朝海岸であったことから、海風で髪が乱れたカットがそのまま表紙候補になった。
雑誌連載[編集]
『週刊スクリーン』「東堂シオンの道草メモ」(2019年 - 2021年)
『月刊スタイル』「静かな稽古場から」(2022年 - )
『演劇通信』「一度も叫ばないための準備」(2024年 - )
連載では演技論よりも移動、食事、待機時間の過ごし方に言及することが多く、ファンの間では実用記事として読まれている。とくに「一度も叫ばないための準備」は、声を張らない俳優論として一部の演劇学校で副教材的に扱われたという。
受賞歴[編集]
[[2016年]] - 第18回新進映像賞 最優秀新人賞、『霧の午後に鳴る鐘』の演技により
[[2018年]] - 第12回月刊ドラマ大賞 主演男優賞
[[2021年]] - 第44回日本舞台表現賞 優秀演技賞
[[2023年]] - 第31回深夜放送アワード パーソナリティ部門特別賞
[[2024年]] - 第9回クリスタル・リボン賞 作品貢献賞
受賞コメントでは、いずれも過剰に長い挨拶を避ける傾向があり、最後に一言だけ核心を残すスタイルが定着している。特に2021年の受賞時は「役の気配が残るうちに帰ります」と述べ、記者席をざわつかせた。
脚注[編集]
== 注釈 == [1] 本項の所属事務所名および一部の受賞歴は、ファンサイトと業界誌の記述に差異がある。 [2] 「東堂冷蔵庫理論」は一部のSNS上で用いられた俗称であり、学術的用語ではない。
== 出典 == [3] [[東都芸能]]広報部『新人育成枠アーカイブ 2012-2016』2017年. [4] 『週刊スクリーン』2016年10月号、pp. 42-45. [5] 渡辺修一「深夜帯ポップスにおける間の設計」『音像研究』Vol. 18, No. 2, pp. 11-29. [6] 松原啓介『現場で起きた静かな奇跡』青灯社, 2020年. [7] 『月刊スタイル』2022年8月号、第14巻第8号, pp. 60-63. [8] 小野寺弘子「観客の呼吸と俳優の沈黙」『演劇季報』Vol. 9, No. 1, pp. 3-17. [9] クリスタル・リボン賞実行委員会『第9回選考報告書』2024年. [10] 佐伯直樹『午前四時の芸能史』リバーサイド出版, 2025年. [11] 山崎怜「駅と歌の偶然性」『都市文化評論』第22巻第4号, pp. 88-91. [12] 『演劇通信』2024年11月号、pp. 5-8.
外部リンク[編集]
東都芸能 公式プロフィール
東堂シオン Official Web
Shion Todo Fan Archive
深夜放送アワード 受賞者一覧
映画データベース「銀幕索引」
脚注
- ^ 東都芸能広報部『新人育成枠アーカイブ 2012-2016』2017年.
- ^ 『週刊スクリーン』2016年10月号、pp. 42-45.
- ^ 松原啓介『現場で起きた静かな奇跡』青灯社, 2020年.
- ^ 渡辺修一「深夜帯ポップスにおける間の設計」『音像研究』Vol. 18, No. 2, pp. 11-29.
- ^ 小野寺弘子「観客の呼吸と俳優の沈黙」『演劇季報』Vol. 9, No. 1, pp. 3-17.
- ^ 『月刊スタイル』2022年8月号、第14巻第8号, pp. 60-63.
- ^ 佐伯直樹『午前四時の芸能史』リバーサイド出版, 2025年.
- ^ 山崎怜「駅と歌の偶然性」『都市文化評論』第22巻第4号, pp. 88-91.
- ^ クリスタル・リボン賞実行委員会『第9回選考報告書』2024年.
- ^ 『演劇通信』2024年11月号、pp. 5-8.
外部リンク
- 東都芸能 公式プロフィール
- 東堂シオン Official Web
- Shion Todo Fan Archive
- 深夜放送アワード 受賞者一覧
- 映画データベース「銀幕索引」