白沢 凌
| 芸名 | 白沢 凌 |
|---|---|
| ふりがな | しらさわ りょう |
| 画像ファイル | Shirasawa_Ryo.jpg |
| 画像サイズ | 280×320px |
| 画像コメント | 舞台稽古後の控室で、台本の角だけ折り目が整っている写真 |
| 生年 | 1994年 |
| 生月 | 10月 |
| 生日 | 10月23日 |
| 身長 | 170cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優・タレント・歌手・声優(兼業) |
| ジャンル | 残念イケメン声優・陰キャコメディ・メロウ歌唱 |
| 活動期間 | 2013年 - |
| 活動内容 | テレビドラマ、映画、舞台、劇場アニメ、バラエティ、ラジオ、CM |
| 配偶者 | 未公表(「家計簿アプリと同居」と本人談) |
| 事務所 | 榛青芸能 |
| 公式サイト | RyoShirasawa.jp |
| 主な作品 | 『軒下の星図士』『折り紙刑事シズマ』『夜更けのカップ麺ラジオ』 |
| 受賞歴 | アニメ声優アワード新人部門(2019年)ほか |
白沢 凌(しらさわ りょう、〈6年〉 - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。所属事務所は[[榛青(しんせい)芸能]]で、愛称は「しらりょ」。「陰キャ寄りの残念イケメン声優」として知られている。代表作はテレビアニメ『[[軒下の星図士]]』である[1]。
略歴/来歴[編集]
白沢 凌は、声が小さいことで知られる家系であるとされる。家族の間では「口から音が漏れる前に、紙が吸う」という言い伝えがあり、幼少期は家の障子の張替え作業を手伝って、音を吸わせる遊びをしていたとされる[1]。
2013年に[[榛青芸能]]のオーディションへ「笑わない動画を提出する」という条件で参加し、最終審査では審査員全員に対して、台本を持つ手だけが震えている静止画を3枚連続で出したことが話題となった[2]。当時の本人は“陰キャの自己紹介”として、好きな食べ物を「ソース焼きそばのソースだけ」と答え、会場の照明が一度落ちたという噂もある[3]。
声優としての転機は、2017年のラジオドラマ『[[夜更けのカップ麺ラジオ]]』で、主人公のモノローグを“秒読み付きの優しさ”として演じたことにより、同年秋から地上波の深夜番組にも抜擢されたとされる[4]。その後、残念イケメン声優としての評価が定着し、2021年にはドラマ・舞台を行き来する「口数少なめの万能俳優」として活動が拡大した[5]。
なお、発声法の研究を本人が担当しているという設定が(スタッフ間で)共有されており、収録ブースの吸音材を“年輪”のように配置するこだわりが報道されたこともある[6]。ただし、本人は「それは資料が勝手に増えただけ」と否定しているとされる。
人物[編集]
性格は「人と目を合わせないのに、台詞だけは正確に刺さる」と評される。本人はインタビューで「好きな距離感は、相手の眉毛が見えないくらい」と語っており、番組側はそれを受けて“眉毛遠距離ゲーム”を企画したとされる[7]。
逸話として、共演者が台本に付箋を貼るたびに、白沢は付箋の色を必ず“同じ順番”で並べ替える癖があるという。特に初回現場では、付箋を貼る瞬間からテープ幅を計測し、最終的に「付箋の端から端までが3.2cm±0.1cm」になるように調整していたと報じられた[8]。この“やけに細かいこだわり”が、視聴者に「残念だけど仕事は異常に丁寧」として受け入れられたとされる。
私生活では、夜のコンビニ巡回が趣味であるとされる。帰宅後に冷蔵庫へ入れる前の飲料を“5秒だけ逆さ”にする健康法を実践していた時期があり、共演者がその影響で体調を整えたというエピソードもある。ただし本人は、実際には「冷えた炭酸が音を立てないから好き」だったと述べたとされる[9]。
声の特徴と呼び名[編集]
白沢の声は、息が前に出すぎない“後ろで鳴る”声として知られている。事務所内では「しらりょ式後方鳴動」と呼ばれることもあるが、本人は「科学ではなく、部屋のカーテンが厚かっただけ」と語ったとされる[10]。この説は半信半疑ながら、ファンは“陰キャ部屋の残響”と称して応援している。
苦手なものと克服[編集]
苦手なものは“拍手の音”だとされる。舞台の初日に限って拍手が怖くなり、終演後の挨拶で一回だけ言葉が噛むことがあった。本人はその対策として、楽屋で拍手の代わりにタオルを10回だけ叩いてから登壇すると明かしている[11]。一方で関係者は「それ、タオルじゃなくて台本を叩いていた」と証言している。
出演[編集]
テレビドラマでは、2018年に放送された『[[折り紙刑事シズマ]]』(第2話ゲスト)で、容疑者の“折り筋”を読み解く少年役に抜擢されたとされる。主演俳優から「声が丁寧すぎて、怖さが増す」と評され、同年以降の出演が増えた[12]。
映画では、2020年の青春群像『[[コンビニ星空紀行]]』で、売り場の棚札を暗号のように読む役を演じた。撮影中、売店のBGMが急に止まるトラブルがあり、白沢は無音のまま“間の演技”を続けて撮り直しを最小限にしたとされる[13]。
舞台では、2022年の朗読劇『[[段ボールに埋めた手紙]]』に主演し、終盤の「手紙を開けないまま泣く」演技で話題となった。演出家は、白沢が涙を出す直前にマイク位置を1mmずらしたことを評価したとされる[14]。一方、当日スタッフが「1mmどころか5mm動いてた」と訂正しており、会見では“1mmの嘘”として笑われたという。
バラエティ番組では、2021年から『[[沈黙メシ対決]]』へ準レギュラーとして出演し、相手のリアクションを待つ時間が長すぎることから“陰キャの審査員”として人気を博したとされる[15]。ラジオ番組『[[夜更けのカップ麺ラジオ]]』では、リスナーから届く悩み相談を「湯切りの時間」で換算する独自の進行が定着した[16]。CMでは、清涼飲料メーカー[[青葉サイダー]]の「音を消す炭酸」篇に起用され、広告のコピーが“拍手不要”としてSNSで拡散された[17]。
作品[編集]
劇場アニメでは、2023年公開の『[[軒下の星図士]]』に主人公の相棒役として主演し、最初の台詞を一切笑わずに言う演技が話題となった。同作の制作側は、白沢の収録テイクから「笑いの情報だけを削る」編集を行ったとされる[18]。
シングルとしては、2020年に「[[折れない付箋]]」でメジャーデビューした。曲調はミドルテンポのメロウであるが、本人の声は“最後の母音だけ照れる”感じに整えられたと報告された[19]。2022年には「[[眉毛遠距離]]」をリリースし、本人の陰キャ設定に沿ってMVの登場人物が全員、顔を画面の外側に配置したというこだわりがファンの間で語り継がれている[20]。
アルバムでは、2024年の『[[棚札の詩集]]』を発売し、全12曲のうち9曲が“棚札の読み上げ”から着想したとされる。なお、1曲だけ明らかに料理の歌が混ざっていることから「やけに日常寄りの暴走」と称する声もある[21]。
映像作品としては、2021年のライブ映像『[[沈黙パラメータ]]』があり、観客が一切声を出せないルールのもとで収録された。白沢は「声援が聞こえない方が上手くいく」と話しているが、同時期の別番組では「声援は聞こえる方が落ち着く」と矛盾する発言をしていると指摘されている[22]。
書籍[編集]
写真集として、2021年に『[[控室の三分間]]』を出版した。本人の“残念イケメン”は、整いすぎない表情で撮られているとされるが、実際には撮影カットの採用基準が「歯の見え方が2パターンまで」だったと報じられた[23]。
雑誌の連載では『週刊エンタメ研究所』で「[[白沢式・間の設計図]]」を担当し、ラジオ収録の前に行う“息の整理”を解説している。連載は全24回で一度も延長されなかったとされる[24]。
また、2022年にはムック『[[陰キャの礼儀作法:1mmの差]]』に参加し、台本の角を折る方法を図解した。制作編集は「芸能人の自己啓発というより、マイクロパフォーマンスの技術書に近い」と評したとされるが、売上をめぐって「ニッチすぎる」との指摘もあった[25]。
受賞歴[編集]
白沢は、2019年に[[アニメ声優アワード]]新人部門を受賞した。受賞理由は、ラジオドラマ『[[夜更けのカップ麺ラジオ]]』で「沈黙の感情を音にしない」演技が評価されたためとされる[26]。
2022年には、舞台部門の[[日本朗読演劇賞]]で優秀俳優賞を受賞した。本人は「泣かないで泣いた」と表現したが、審査員は「泣かなかった証拠が少ない」とコメントしており、採点基準が話題となった[27]。
さらに2024年には、バラエティ番組への貢献として[[沈黙バラエティ・アワード]]を受賞している。同賞は“発言量の少なさ”が重要視されるとされるが、番組関係者は「沈黙でいかに相手を喋らせるか」が評価対象だと説明している[28]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
榛青芸能 公式プロフィール
RyoShirasawa.jp
沈黙メシ対決 番組公式
夜更けのカップ麺ラジオ パーソナリティページ
軒下の星図士 公式サイト
脚注
- ^ 榛青芸能編『榛青芸能人物録 2013-2024』榛青出版, 2024.
- ^ 山根カナ『声の遅延を売る:後方鳴動の実務』音響学会出版局, 2022.
- ^ 島田ユウ『陰キャ演技の作り方(増補改訂版)』青灯社, 2021.
- ^ Dr. Margaret A. Thornton『Performing Silence: Timing as Character Work』Oxford Fiction Press, 2020.
- ^ 井上誠二「残念イケメンの受容構造:視聴者心理の棚札モデル」『エンタメ研究ジャーナル』Vol.18 No.2, pp.41-63, 2023.
- ^ 佐久間礼「ラジオドラマにおけるモノローグの“秒読み”分析」『日本語音響史研究』第7巻第1号, pp.12-29, 2018.
- ^ Klaus Richter『Television Silence Games and Audience Participation』Berlin Media Studies, 2019.
- ^ 白沢凌『控室の三分間』榛青フォトグラフ, 2021.
- ^ 『アニメ声優アワード 受賞者名鑑 2019』アニメ声優アワード事務局, 2019.
- ^ 日本朗読演劇賞選考委員会『第15回 日本朗読演劇賞 記録集』朗読演劇振興会, 2022.
- ^ 『沈黙バラエティ・アワード審査資料(抜粋)』沈黙協会, 2024.
外部リンク
- 榛青芸能 公式プロフィール
- RyoShirasawa.jp
- 沈黙メシ対決 番組公式
- 夜更けのカップ麺ラジオ パーソナリティページ
- 軒下の星図士 公式サイト