股下7m
| 芸名 | 股下七恵 |
|---|---|
| ふりがな | またした ななえ |
| 画像ファイル | Matasita_Nanae.jpg |
| 画像サイズ | 240x320 |
| 画像コメント | 2019年の舞台挨拶にて |
| 生年 | 1996年〈平成8年〉 |
| 生月 | 8月 |
| 生日 | 15日 |
| 身長 | 165 cm(※公称。公式撮影では毎回靴底計測が入る) |
| 血液型 | O型(七恵企画の健康管理資料ではO+と表記された例がある) |
| 職業 | 俳優・タレント・歌手 |
| ジャンル | 青春群像/バラエティ芝居/和製シティポップ |
| 活動期間 | 2015年 - |
| 活動内容 | テレビドラマ・映画・舞台・ラジオ・CMに出演 |
| 配偶者 | 公表なし(本人は「未発表の台本なら何ページでも読める」と発言) |
| 事務所 | 株式会社七恵企画 |
| 公式サイト | https://nanae-matasita.example |
| 主な作品 | 『ネオン裁判所』/アルバム『7mの余白』/舞台『股下7mライブ』 |
| 受賞歴 | 第18回東京ミラージュ演技賞(最優秀助演)ほか |
股下七恵(またした ななえ、[[1996年]]〈[[平成]]8年〉[[8月15日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。所属は[[株式会社七恵企画]]、愛称は「七恵さん」。代表作はテレビドラマ『ネオン裁判所』である[1]。
略歴/来歴[編集]
股下七恵は、地方局の公開オーディション番組『放課後メジャーリーグ』で注目を集めた人物である。彼女は2015年に6人組女性アイドルグループ[[七恵フィルハーモニー]]へ加入したとされる。同年のグループ結成時、メンバー6人の「股下」を合算するとちょうど700cmになるという逸話が出回ったことが、当時のプロデューサー[[小早川理人]]の売り文句として採用された経緯がある[2]。
この数字は、後年に本人が否定するまで「伝説」として語られ続けた。もっとも、グループの公式資料では「測定は当時のスタジオ床面の反射率を統一したうえで実施」とされ、測定者として[[日本身長計測連盟]]の名が添えられていた。この連盟は後に、計測機器のレンタルを行う企業団体として整理されたが、七恵は「当時は“物語としての単位”だった」と回想している[3]。
アイドルとしての活動を経て、七恵は2018年に[[テレビドラマ]]『ネオン裁判所』で初主演を果たした。その後、[[舞台]]『股下7mライブ』の初日で転倒しながらも笑いを取った演技が話題となり、以降は“涙のあとにポップコーンを出す女優”として認知されるようになった[4]。
人物(性格・逸話/私生活)[編集]
七恵は、舞台上では明るくテンポの速い言葉を好むが、オフでは台本に付箋を「8色」ではなく「正確に7色」貼ることが知られている。本人は「色が8になる瞬間が、撮り直しの予感」と語ったとされる[5]。
逸話としては、初期のバラエティ番組出演時に「股下7mの誓い」と題したクイズを自作したことが挙げられる。これは彼女が、スタジオの段差を指して“測れば測るほど嘘が増える”と表現したコーナーであり、司会の[[佐伯トオル]]が「何mなんですか」と突っ込むと、七恵は即座に「測らない方向で7mです」と返したと記録されている[6]。
私生活では、朝食は必ず「海藻とバターが同じスプーン」に乗っている状態で食べるという。事務所はこれを栄養管理ではなく「役作りの儀式」と説明しているが、当人は取材に「儀式というのは都合のいい言葉」と答えた[7]。なお、恋愛観については「恋は編集で、私はオーバーターンをしない」と曖昧に笑う傾向がある。
出演[編集]
テレビドラマでは、2018年の『ネオン裁判所』に主演として抜擢された。彼女は当時、法廷の空気を“太もも寄り”に作る演技として評価を受け、同年の制作会見で「当時の私は、感情を直角に曲げる癖がありました」とコメントしたとされる[8]。
映画では、2020年公開の[[『青い定規と夜更けの笑点』]]で共演者が多忙のためクランクが短縮されたが、七恵は短縮時間を逆算してセリフの呼吸を調整したとされる。翌年の映画祭では“間の取り方”が話題となり、審査員の[[篠宮啓一]]が「7mという概念が演技に移植された」と評したと報じられた[9]。
舞台では、2022年に『股下7mライブ』で主演を務めた。演出家は「高さではなく、視線の虚点を伸ばす」設計を採用したとされ、七恵は照明に合わせて微妙に姿勢を変えることで観客の笑いを誘導した。バラエティ番組では『踊らぬ嘘検定』に長期出演し、ラジオ番組『夜の物差し』では、リスナーから届いた“測ってしまった後悔”を朗読して人気を博した[10]。
CMでは、2023年に[[七分袖企画]]の衣料品CMに起用された。衣料の売りは袖の長さだが、七恵は撮影で「袖も股下も同じ嘘を着る」と言い、放送後に視聴者投稿が急増したとされる[11]。
作品[編集]
シングルでは、2021年リリースの『余白の測度(よはくのそくど)』が代表作として知られている。楽曲は“測れない距離を歌う”コンセプトで、初回盤の歌詞カードには「7cmの余談」が印刷されていたことが話題となった[12]。
アルバムでは、2022年の『7mの余白』で人気を博した。タイトルはグループ時代の逸話へのオマージュとされるが、実際には曲間の無音が平均で7秒になるよう調整されたという内部設定が語られている[13]。
映像作品としては、2024年発売のライブ映像『股下7m 〜観客の次元を直す〜』がある。映像では、アンコールの前に彼女が客席へ向けて“測らない拍手”を指示する場面が収録され、SNS上で再現動画が広がったとされる[14]。
書籍[編集]
書籍では、2020年の写真集『足りない高さの理由』で知られている。写真集には、撮影日ごとに「今日の嘘の濃度」が記された付録が付いており、出版社は「演出メモの一部」と説明した[15]。
雑誌連載では、[[光彩文庫]]の『俳優のための定規読本』で連載を持った。連載は測定ネタが中心でありつつ、最終的に“測れない不安をどう保つか”へ話題が移っていったとされる。彼女は連載終盤で「計るのは身体ではなく、呼吸のズレ」と書いたと伝えられている[16]。
受賞歴[編集]
七恵は2019年に第12回[[東京ミラージュ演技賞]]で新人奨励賞を受賞したとされる。同賞の選考理由では「笑いと沈黙の切替に一貫した整合性が見られたこと」と記載された[17]。
その後、2021年には第18回[[東京ミラージュ演技賞]]で最優秀助演により評価を得た。受賞作は『青い定規と夜更けの笑点』とされるが、資料によっては『ネオン裁判所(第6話)』が言及されており、編集方針の差があったのではないかとの指摘がある[18]。
また、音楽面では2023年の第9回[[和製シティポップ推進会議]]で“歌唱の余白賞”を受賞した。授賞式では彼女が「私は音符よりも嘘の置き場所で勝負します」と述べたと報じられている[19]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
七恵企画 公式サイト
七恵フィルハーモニー 記録保管庫
踊らぬ嘘検定 番組アーカイブ
夜の物差し 放送ページ
7mの余白 特設ページ
脚注
- ^ 編集部『“股下700cm伝説”の真偽と演出論』朝陽出版, 2016年, pp.12-29.
- ^ 小早川理人『数字で泣かせるプロデュース術』幻緑社, 2018年, pp.41-63.
- ^ 日本身長計測連盟『計測統一手順(スタジオ床面反射率版)』協会資料, 2015年, pp.3-9.
- ^ 篠宮啓一『間の取り方——法廷ドラマから舞台へ』新星出版社, 2019年, Vol.2 No.1, pp.77-98.
- ^ 佐伯トオル『笑いは角度、涙は直角』文藝春恵, 2020年, 第3巻第2号, pp.15-26.
- ^ 編集部『放課後メジャーリーグ最速回顧録』NHK出版, 2015年, pp.90-102.
- ^ Margarent A. Thornton『Performance Measurement as Narrative Control』International Journal of Stage Studies, Vol.14 No.3, pp.201-219.
- ^ Katsuhiko Yamane『Idol Mythology and the Politics of Measurement in Japan』Asian Pop Culture Review, Vol.8 No.2, pp.55-73.
- ^ 光彩文庫編集『俳優のための定規読本(全12回)』光彩文庫, 2021年, pp.5-44.
- ^ 『東京ミラージュ演技賞 選考要項(第18回)』東京ミラージュ財団, 2021年, pp.2-6.
- ^ 編集部『和製シティポップ推進会議 報告書 第9回』和製シティポップ推進会議, 2023年, pp.33-38.
外部リンク
- 七恵企画 公式サイト
- 七恵フィルハーモニー 記録保管庫
- 踊らぬ嘘検定 番組アーカイブ
- 夜の物差し 放送ページ
- 7mの余白 特設ページ