85チャンネル
| 番組名 | 85チャンネル |
|---|---|
| 画像 | (架空)チャンネルロゴ『85』の七色リング |
| ジャンル | バラエティ番組(都市伝説風リアリティ企画) |
| 構成 | 生放送企画+公開収録コーナー |
| 司会者 | |
| 出演者 | レギュラー:、/準レギュラー: |
| OPテーマ | 『EIGHTY-FIVE』(作曲:) |
| 制作局 | コンテンツ開発局 |
| 放送期間 | 2017年4月6日 - 継続中(後述の“放送停止回”を経て再開) |
| データ放送 | あり(85文字入力連動) |
『85チャンネル』(はちごチャンネル、英: Channel 85、ローマ字表記: Channel 85)は、系列で(29年)から毎週19時台()に放送されているバラエティ番組である。冠番組でもあるの企画により、視聴者の投書を起点として奇妙な企画が連鎖する点が特徴とされている[1]。
概要[編集]
『85チャンネル』は、視聴者の操作(投書・ハッシュタグ・データ放送入力)を番組側が「視聴可能領域」として集計し、その結果をスタジオのセットやテロップ演出に反映させる仕組みを持つバラエティ番組である[2]。
番組開始当初は「視聴者参加型のミニ企画」を謳う構成だったが、放送開始から半年ほどで、回答が“85”に収束する視聴者データが確認されたとして、社会的に話題になったとされている[3]。なお、のちにこの収束は「偶然」ではなく、番組が意図的に入力値を整形している可能性が指摘された(ただし番組は否定している)[4]。
放送時間/放送時間の変遷[編集]
毎週19時台で放送されており、放送開始当初は19:00〜19:54(放送分は54分)で固定されていた[5]。
2018年10月の改編で放送枠が移動し、19:30〜20:22(放送分は52分、うち生コーナーは31分)へ変更されたとされる[6]。この改編の直前、テロップ上で「85秒の沈黙」が導入されたが、視聴者は“沈黙の間に入力が発生している”と推測した[7]。
さらに、2020年2月には全国放送のうち一部地域で視聴率データが欠損したと報告され、番組側は「伝送路の都合」と説明したものの、欠損した回の平均視聴率がちょうど85%近辺だったことから、疑念が広がった[8]。2023年には放送を“公開収録優先”へ切り替え、平均放送回数は年間40回弱(端数は特番)と報告されている[9]。
放送時間の推移(主要変遷)[編集]
2017年4月6日〜2018年9月:19:00〜19:54(54分)[5]。
2018年10月〜2020年1月:19:30〜20:22(52分)[6]。
2020年2月〜2022年12月:19:20〜20:12(52分、ただし“生放送枠”は19:58開始)[8]。
2023年1月〜現在:19:05〜19:59(54分、生コーナーは“85カウント”後に再開)[9]。
生放送と収録の割合[編集]
番組公式資料では「生放送は全体の約38%」とされている[10]。ただし、公開収録回の編集点が“生放送と同じタイミングで挿入されている”と指摘され、比率の算出方法自体が議論となった[11]。
出演者(司会者/レギュラー出演者/歴代の出演者)[編集]
司会はであり、視聴者からのメッセージを読み上げる際の間(ま)が長いことで知られている。番組内では「ソラの呼吸は85拍に調整されている」と冗談めいて語られ、のちに一部の計測系サイトが“平均拍数が85前後”を示したと報じた[12]。
レギュラーにはが起用され、解説コーナーでは「数値は物語を運ぶ」といった言い回しを繰り返すとされる[13]。は実験・検証担当として、データ放送入力の画面を“わざと一瞬だけ隠す”手つきが話題になった(番組は演出として説明)[14]。
準レギュラーのは、特定の回で「今日は85が見えている」と発言したことが切り抜きで拡散され、視聴者の不安を煽ったとして炎上した時期がある[15]。なお、初期の歴代出演者としてが挙げられるが、彼女の最終出演回が“予定より3分短い放送分”で終わったことから、降板理由が都市伝説化している[16]。
初期レギュラーの“噂”[編集]
2017年後半に出演していたの出演回だけ、スタジオ内のカウント表示が常に“85の倍数”で出ていたとする証言が複数ある[16]。ただし当時の公式番組表が見つからず、裏取りは未完了とされる。
司会交代の誤報[編集]
2021年にが体調不良で交代するという噂が流れたが、番組は「司会交代は放送設計上あり得ない」とコメントした[17]。しかし、その回のOPが差し替えられた事実から、「交代ではなく“記録上のすり替え”だったのでは」という声があがった[17]。
番組史[編集]
『85チャンネル』は、が“視聴者の参加率を定量化する”目的で立ち上げた新企画として2017年に開始されたとされる[18]。ところが開始初期の視聴者参加データが、なぜか“回答が85に偏る”挙動を示し、番組内の統計担当がその現象を「チャンネル本体の癖」と呼んだことが資料の一部として出回った[19]。
2018年、番組は「85に向かう選択肢」だけを視聴者に見せるデータ放送の改良を導入したとされる。視聴者は、リモコンの操作で見える選択肢が毎回わずかに異なることに気付き、“表示が後から整形されている”と疑った[7]。この疑いは、のちに“85以外の入力をすると、番組が勝手に85へ近づけている”ように見えたケースの投稿により拡大した[20]。
2020年の一時停止(後述)以降は、番組は「危険な体験は検証済み」として注意喚起を増やしたとされる。だが、注意喚起の文面が毎回同じ語数(合計85語相当)であると指摘され、視聴者は逆に“言葉も85に設計されている”と感じた[21]。
番組構成/コーナー[編集]
主要コーナーは「85分岐(はちごぶんき)」であり、視聴者の入力結果に応じてセットが変形する仕組みである[22]。変形は毎回同じで、床の一部が円形にせり上がり、上に置かれた透明ケースが“チャンネル番号風の数字列”を表示するという。ケースの数字は、必ずしも放送前に公開されず、番組内で望月ソラが“85のタイミングでだけ読める”と言うことで演出が成立する[23]。
次に「公開裏データ問答」では、視聴者がデータ放送で入力した85文字の短文が、テロップでは一部が欠けた形で表示される。欠けた箇所が“編集上の都合”とされる一方、欠け方が“視聴者の顔認識の結果”に近い、とする推測が出た[24]。また、確認コーナー「乾レン式ミクロ検証」は、スイッチング電源のノイズ波形をスタジオで流し、ノイズの形が“85の階段”に似ると説明する[14]。
番組後半には「沈黙の回収」が設けられており、放送中に音声が意図的に減衰する時間(85秒とされる)が存在する[7]。この沈黙の間にデータ放送入力が可能なのではないかという噂が絶えず、視聴者は“気づかなかったふりをしている”ことを恐れるようになったと報じられている[8]。
主要コーナー一覧[編集]
(セット変形と数字列提示)[22]。
(欠け字の表示と推理)[24]。
(ノイズ波形の“85階段”説明)[14]。
(85秒の音声減衰)[7]。
視聴者参加の“正解”設計[編集]
参加は、投書とデータ放送入力の二系統がある。公式には“正解は存在しない”とされるが、番組側が当選者に渡す小道具が全て「85の印字」を持つため、実質的な正解があると推定する声がある[25]。
シリーズ/企画[編集]
シリーズとしては「85週連続企画」があり、2019年夏に試験導入されたとされる[26]。全85週を埋めるはずが、実際には84週で一度“穴”が現れた。穴の回は放送上では「天候のため中止」とされたが、視聴者が残した録画ファイルには、無音のまま“チャンネル番号”らしき文字列が焼き付いていたとする報告がある[27]。
また、2021年には「紙の上の85」が開始された。視聴者が返信用封筒に書く指定文字数が毎回85であることが確認され、郵便局の集配作業に“異常な問い合わせ”が増えたとされる[28]。番組側は「応募者の多様な表現を集めるため」と説明したが、問い合わせをしたのは一部では郵便事業会社の監査担当であるとも言われた[29]。
2022年秋からは「地名だけ85」企画が始まり、の架空集落名が毎回テロップに出されるようになった。その地名は視聴者の検索結果を分散させる効果を持ち、結果として視聴者が“同じ恐怖体験を別々に言語化する”現象が起きたと推定されている[30]。
オープニング/テーマ曲[編集]
OPテーマは『EIGHTY-FIVE』であり、開始当初から使われている。曲の構成はAメロ8小節+Bメロ5小節+サビ“5回の繰り返し”とされ、総拍数は85に合わせていると説明された[31]。
なお、放送回ごとに冒頭のコーラスがわずかに変化し、変化点が“視聴者入力のタイミング”と相関している可能性が指摘された[32]。番組は「音源の素材差」として否定したが、否定時期にも同じ秒数(公開資料で8.5秒相当)の言い換えが入るため、視聴者は“否定の仕方ですら85”と感じた[33]。
EDテーマは『静かな回線(しずかな かいせん)』であり、終わりのフェードアウトは本来2.0秒のところ、回によって2.85秒になるとされる[34]。この微差が“見てはいけないものを見た人”の録画データにだけ現れるとする報告もあるが、裏取りは進んでいない[35]。
スタッフ(歴代のスタッフ/歴代スタッフ)[編集]
制作はコンテンツ開発局が担当し、編成企画としてが関与したとされる[18]。同課は“視聴者の行動ログを物語へ変換する”部署として紹介されるが、その実態が不透明だと批判もある[36]。
プロデューサーはであり、「数字を物語化することで参加率が上がる」といった発言が記録されている[37]。一方、制作総指揮にはが名を連ねるが、スタッフロールに出る回と出ない回があると指摘され、視聴者の間で“人が編集されているのでは”と揶揄された[38]。
演出面ではが監修しており、沈黙の回収で使う音響処理は“帯域を意図的に落とす”と説明される。だが、音響処理の設定値が毎回同じ“85系列の係数”として見えるとし、技術者コミュニティでも話題になった[39]。なお、初期スタッフとしてがクレジットされていた時期があったが、彼女の名が外れた回だけテロップの文字サイズが微妙に変わったとする証言がある[16]。
スタッフの“消える回”問題[編集]
スタッフロールが通常より短い回があり、その回に限ってデータ放送入力の成功率が上がったとする観測がある[38]。番組は「編集の都合」と説明したが、編集の都合にしては連続性が高いとされる[38]。
八十五課の位置づけ[編集]
は組織図に載らないとされることがあり、社内では“表に出ない企画室”の通称だと語られる[36]。この点から、制作体制の説明不足が指摘されている。
ネット局と放送時間/放送局・配信元[編集]
放送は主に系列で行われ、配信は経由とされる[40]。配信は放送後15分で公開され、視聴ページ内の“85文字入力欄”は放送中と同じデザインが用いられると報告された[41]。
ネット局としては、架空扱いのある統一名称「首都圏UHF」「北陸Bテレビ」などが字幕に出る回があり、実在しない局名に見えることから視聴者の混乱を招いた[42]。ただし番組公式サイトでは「地域差のある表記」とされる[43]。
放送枠が移動した際には、一部地域で同日深夜の再放送が追加され、再放送の時間が毎回“23:10”前後に固定されていたとする報告がある[6]。再放送回ではOPが短縮され、代わりに沈黙の回収が先に挿入される形式へ変更されるため、録画視聴者ほど注意が促された[7]。
特別番組[編集]
特別番組として「85チャンネル大回収スペシャル」が2019年8月31日に放送されたとされる[44]。この回では通常のデータ放送ではなく、紙のハガキに“85の印字がある二重枠”を描く必要があったとされる[44]。ハガキの受領数が全国で85,000通に達したと番組側が発表したが、その算出根拠は公開されなかった[45]。
2022年12月には「除夜の沈黙85秒生中継」が行われたとされる。深夜枠での放送分は52分であり、前半30分が生、後半22分が収録という区分が公式資料に記載されている[46]。視聴者は「除夜なのに音が消える」と困惑しつつも、翌日になって“音声の消失がメッセージの一部になっていた”という考察が出た[47]。
また、2024年には「85チャンネル検証資料公開」と称した特別回があり、番組が用いている係数表(とされる画像)がテロップから一瞬だけ表示されたと報告された[48]。この係数表が後に“研究機関の形式に酷似している”と指摘され、社会の信頼を揺らす論点となった[49]。
受賞歴[編集]
番組は視聴者参加型コンテンツの分野で評価され、の「データ連動演出賞」を受賞したとされる[50]。受賞年は2021年であり、受賞理由は「参加型の没入設計における継続的改善」と記載された[50]。
また、同協会は沈黙の回収を含む音響演出を「聴覚的インタラクションの新規性」と評した。ただし、受賞翌月に“沈黙中の入力誘導が過度ではないか”という指摘が相次いだ[51]。このため、受賞が“物語化の巧さ”と“視聴者保護”の間で揺れたことが報じられている[52]。
使用楽曲[編集]
使用楽曲はOP/EDのほか、コーナーごとに短いジングルが用意されている。たとえば「85分岐」では『円環パルス(えんかん ぱるす)』が流れることが多く、録音データの波形が“85の角度”に似るとされる[53]。
公開裏データ問答では『欠け字のブルース』が使用され、ピアノの小節数が毎回“8と5の掛け算”に一致するという分析が出た[54]。乾レン式ミクロ検証では『乾レン・ノイズ体操』が使用されるが、ノイズ素材の出所が非公開のため、著作権面の議論が一度だけ起きたとされる[55]。
批判と論争[編集]
最大の論点は、「視聴者が自発的に入力していない要素まで、番組が“85へ誘導”している可能性がある」とする批判である。とりわけ沈黙の回収の間にデータ放送入力を受け付けているのではないかという疑いが根強く、視聴者の自己決定権に関わる問題だと論じられた[7]。
一方で、番組側は「データ放送入力は放送中のみ有効で、沈黙は演出」と説明している[56]。しかし、説明が出された回のテロップ文が“85語”で構成されていたとして、批判側は“説明文さえも設計に組み込まれている”と反発した[33]。
また、オンライン配信では“85文字入力欄”が放送後も一定時間残る仕様であることが指摘され、視聴者が気づかないうちに入力を完了していたのではないかという声もある[41]。さらに、特別番組の募集企画では応募数が極端に85,000に近づいたという報道があり、操作の可能性を含めた検証が求められた[45]。ただし番組は「数字は偶然である」と繰り返し述べ、公開された監査資料も“形式だけ一致する”として不十分とされている[49]。
ヤバいとされる“見てはいけない”噂[編集]
視聴者の一部では、85の回数だけ数字を口に出すと録画データが破損するという噂が広まった[57]。番組は否定しているが、破損が起きたとする録画ファイルに共通して波形のピークが“85”に寄っているという主張がある[58]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 長谷部イチロウ「『85チャンネル』における視聴者データの物語化手法」『放送技術研究』第41巻第2号, pp.12-29, 2019.
- ^ 白石マリナ「沈黙の回収がもたらす注意の分岐(試論)」『メディア心理学会紀要』Vol.18, No.4, pp.301-322, 2020.
- ^ 望月ソラ『木曜日19時台の“間”はなぜ伸びるのか』NTN東日本テレビ出版局, 2021.
- ^ 乾レン「ノイズ波形演出の設計値はなぜ“階段”になるのか」『音響インタラクション』第7巻第1号, pp.55-73, 2022.
- ^ 真鍋ユウナ「欠け字テロップの認知負荷と参加行動」『テレビ視聴行動論叢』pp.88-101, 2020.
- ^ 藤原コウタ「楽曲設計と拍数整合:EIGHTY-FIVEの構造」『放送音楽ジャーナル』第12巻第3号, pp.140-156, 2018.
- ^ 佐伯ミツキ「“地名だけ85”はなぜ検索を分散するか」『地域メディア研究』Vol.9, No.2, pp.210-234, 2022.
- ^ 久遠カイ「帯域減衰と生放送演出の両立(85秒のケース)」『映像音響設計報告』第5巻第6号, pp.1-17, 2023.
- ^ Japan Broadcasting Planning Association『Data-Driven Entertainment Awards Yearbook』pp.77-96, 2021.
- ^ Katsuo Tanaka「Audience Input Coercion in Interactive TV(半実験的考察)」『Journal of Media Ethics』Vol.33, No.1, pp.9-41, 2022.
外部リンク
- NTN公式 85チャンネル資料室
- 八十五課アーカイブ(閲覧注意)
- 沈黙の回収まとめwiki
- 乾レン式ミクロ検証データ集
- EIGHTY-FIVE 楽曲解析ページ