SLICE
| 名前 | SLICE |
|---|---|
| 画像 | SLICE_logo.png |
| 画像説明 | デビュー曲『Edge of Slice』のMV衣装を模したロゴ |
| 画像サイズ | 320px |
| 画像補正 | light |
| 背景色 | #FF77AA |
| 別名 | SL、スラブーム(誤読由来) |
| 出生名 | (グループ名義のため) |
| 出身地 | 公式発表:[[東京都]][[江東区]](ただし出自は多国籍) |
| ジャンル | K-POP、シンセポップ、ダンスポップ |
| 職業 | 歌手 |
| 担当楽器 | 主にボーカル(サンプルパッド担当を含む) |
| 活動期間 | 2012年 - 2025年 |
| レーベル | Aurum Sound Works |
| 事務所 | 霓虹レコード |
| 共同作業者 | 音楽プロデューサー:[[城取ユウト]] |
| メンバー | ユリナ、ナリ、ミオ、シオン、リュウ、ハナ、ケイ、サラ、アヤ |
| 旧メンバー | なし(ただし研修生の短期参加が複数回あったとされる) |
| 公式サイト | https://slice-nijicafe.example |
SLICE(すらいす)は、[[日本]]の9人組[[K-POP]]ガールズグループである。所属事務所は[[霓虹レコード]]。レコード会社は[[Aurum Sound Works]]。[[2012年]]に結成、[[2013年]]にメジャーデビュー。略称および愛称は「SL」。公式ファンクラブは「スライス倶楽部」。
概要[編集]
SLICEは、韓国式トレーニング制度と日本のテレビ露出最適化を折衷して育成された9人組ガールズグループである。センターステージは固定されず、曲のコンセプトに応じて「切り替え」設計がなされる点が特徴とされる。[1]
デビュー当初から、楽曲のタイトルに英単語の[[SLICE]]が頻出することから、ファンの間では「歌詞の意味より“切れる音”を聴く集団」とも呼ばれた。なお、この通称は本人たちの発言に基づくとされるが、公式資料では明確に否定された経緯がある。[2]
メンバー[編集]
SLICEは9人で構成される。歌唱パートは原則として各メンバーに固定されるが、ライブでは“1小節ごとの席替え”が儀式化されている。
- ユリナ:リードボーカル候補。高音域担当であるとされる。 - ナリ:ラップ&ボーカル。発音指導は[[霓虹レコード]]の言語訓練室に由来するという。 - ミオ:ダンスリーダー。フォーメーションチェンジを担当。 - シオン:サブボーカル。ムードメーカーとして扱われることが多い。 - リュウ:サンプルパッド。短い音を“切り出す”役割を担う。 - ハナ:コーラス。語尾の母音をそろえる癖があるとされる。 - ケイ:ビジュアル。テレビ収録時の表情管理で定評がある。 - サラ:トレーナー推薦枠。作詞クレジットにも関与したとされる。 - アヤ:最年少。MCで“切った話”をする慣習がある。[3]
バンド名の由来[編集]
「SLICE」という名称は、初期研修の段階で導入された“音響スライス実験”から取られたとされる。[[城取ユウト]]が[[江東区]]の仮設スタジオに持ち込んだ解析装置は、周波数を256分割し、各スライスを別トラックとして組み直す方式だったと説明されている。[4]
ただし、本人たちは別の由来も語っている。2012年の練習時、スタジオの電源が落ちた後に再起動した機材が「切れるように鳴る」状態になり、そのままリズムを採用したという逸話である。なおこの話は、当時のスタッフ日誌に「半角スペースの誤りで波形が縦に切れた」とも記録されていると報じられた。[5]
この“科学の皮をかぶったロマン”が、SLICEのコンセプト理解を早めたとも指摘されている。一方で、名称由来が技術寄りに偏りすぎた結果、初期のプロモーションでは「怖い」「切ない」といった受け止めが生じたという。[6]
来歴/経歴[編集]
結成/前史(2012年)[編集]
SLICEは[[2012年]]、韓国の合宿型育成プログラムを主軸としつつ、日本側のマスメディア運用を担当するチームが統合される形で結成された。招集は“9名の国籍バランス”を基準に行われたとされ、実際にメンバーの出自は日本・韓国・台湾・香港・カザフスタンにまたがるとされる。[7]
なお結成直後、[[霓虹レコード]]はメンバー公開前に、ファン投票型の“仮デビュー”を実施した。投票は無料のはずだったが、銀行の手数料が原因で約13,400人分の投票が未反映になり、後に返金が行われたとされる。返金対象には“間違って二重送信した人”が含まれていたという噂もある。[8]
デビュー(2013年)[編集]
2013年、Aurum Sound Worksよりシングル『Edge of Slice』でメジャーデビューした。リリース日当日、渋谷の大型ビジョンが一時的に表示更新できなくなるトラブルがあり、代替として“縦に切れた文字”が30秒だけ自動再生されたとされる。[9]
このハプニングは、曲のサビ直前のブレイクと一致したとしてSNSで話題になり、結果として同曲の初動売上は発売週にして約11.7万枚に到達したと発表された。後の集計では約0.3万枚が“誤計上”だったとの指摘もあり、ファンの間では「切れても伸びる」と言い習わされた。[10]
テレビ初出演は[[フジテレビ]]系の新人枠であり、演出スタッフが「切り替えのタイミングを音に合わせすぎない」よう指示したものの、SLICE側があえて合わせてしまい、結果として“完璧すぎるズレ”が生まれたとされる。[11]
2016年 - 2018年[編集]
2016年にはアルバム『Cubic Appetite』をリリースし、韓国市場でも先行配信が行われた。収録曲のうち『Paper Voltage』は、作詞時のノートに“紙の上で火花が割れる音”と書かれていたことから命名されたとされる。[12]
2017年、メンバーの一部が自身の言語背景を活かす形で“多言語コーラス”を拡張した結果、ライブで歌詞ブックの配布が追いつかず、観客がスマートフォンの翻訳機能で補完する事態が起きた。翌年、翻訳機能の挙動に影響を与えない字幕設計が行われたとされる。[13]
2018年には日本レコード大賞系の賞レースで注目を集め、同年末の特番で披露された『Chop & Bloom』が国民的ダンスとして扱われた。ただし、選曲の決定に関して“スポンサーの意向でテンポが15BPMだけ上げられた”との内部リークも一部で報じられた。[14]
2020年 - 2025年[編集]
2020年は配信中心に転換され、ライブは“切断型”の演出として再構成された。具体的には、ステージの照明が約0.8秒間隔で遮光され、そのたびにバンドメンバーの衣装色が変わる形式が採用されたという。[15]
2022年にはベストアルバム『Slice Archive: 1/9』が発売され、総再生数はストリーミングで約28億回を突破したとされた。もっとも、レーベル側の集計方式により“動画広告の自動再生分”が一定割合で含まれている可能性があると指摘された。[16]
2024年には一度活動休止が報じられたが、公式サイトでは“休止ではなく再切断”と表現された。結局2025年も完全な解散には至らず、メンバーは個人活動を挟みながら継続したと報じられている。[17]
音楽性[編集]
SLICEの音楽性は、ダンスポップを基盤にしつつ、各楽曲で“周波数を切り分けて並べる”発想が反映されているとされる。プロデューサー[[城取ユウト]]は、ミックスダウンで音を「スライス再配置」する工程を繰り返したと語っている。[18]
歌詞は一見すると恋愛叙情に寄るが、度々“物理的に切る”比喩が出現する。例えば『Edge of Slice』のサビは「思い出を薄く切って残す」とされ、ファンサイトでは歌詞の切れ目と拍の一致が分析された。[19]
一方で批評家は、音楽の設計が先にあり、人間の感情は後から当てはめられるように見える点を指摘した。SLICE自身は「感情もスライスできると思った」と発言しており、科学用語の多用が逆にファンタジーを強めたとも評価される。[20]
人物[編集]
SLICEは“全員が多言語であるべき”という方針の下、トレーニング内容が細分化されてきた。[[霓虹レコード]]の社内資料では、発声練習が1日あたり「正確さ指数」換算で約73.5点まで段階づけられていたと記録されている。[21]
また、衣装の素材選定にも“切れやすさ”が重視されているとされる。ステージで風が乱れた際に布が適度に舞うよう、薄手の二重織が採用された時期があったと報じられた。[22]
メンバーは互いの欠点を“切り取り”ではなく“補正”する文化を持つとされ、リハーサルでは誤った動線をスタッフがメモし、次回の動きに反映する手順が固定化されているという。[23]
評価[編集]
SLICEは国内外で、テンポの変化が視覚と結びつく点で評価された。特に『Paper Voltage』のミュージックビデオは、公開24時間で再生数が約3,200万回に到達したと発表されている。[24]
一方で、評価の過程では“数字の根拠”をめぐる議論もあった。レーベルの説明では、再生には視聴維持率の条件があるとしていたが、当時の一部報道では“維持率が低い広告再生が混ざる”可能性があるとされた。[25]
そのためファンは、MVのテンポ変化を“切断のリズム”として楽しむ方向に関心を寄せ、批判はむしろコンセプトの理解を深めたという見方もある。[26]
受賞歴/賞・記録[編集]
受賞歴としては、音楽賞での新人部門受賞が複数回にわたる。特に2014年の新人賞での受賞は、投票数が合計約4,901,233票に達したとして話題になった。[27]
記録面では、ライブ映像作品が同時期の女性グループとしては異例の“初週売上5.2万本”を記録したと報じられている。ただし、売上の定義がBDとDVDを合算する形で発表されており、単独比較では差が出ると指摘された。[28]
また、公式サイトの更新履歴では、2021年に“全曲切断コード”と称する音源メタデータの整理が行われたとされる。これにより検索性が向上し、結果としてファンの二次創作が増えたとされる。[29]
ディスコグラフィ[編集]
※本項ではSLICE名義のリリースを中心に列挙する。
- シングル - 『Edge of Slice』(2013年): デビュー曲である。サビの“切れ目”が特徴とされる。 - 『Paper Voltage』(2016年): 多言語コーラスを前面に出した曲である。 - 『Chop & Bloom』(2018年): 国民的ダンスとして語られた。
- CDシングル - 『Glass Divider』(2014年): 初回特典に“席替えカード”が付属したとされる。
- 配信限定シングル - 『1/9 Night』(2019年): 配信のみで完結したとされる。
- アルバム - 『Cubic Appetite』(2016年) - 『Slice Archive』(2022年)
- ベスト・アルバム - 『Slice Archive: 1/9』(2022年): 上記アルバムとは収録順が異なる版が存在するとされる。[30]
- 映像作品 - 『SLICE Live at Ariake Grid』(2017年): [[東京都]][[江東区]]・[[有明]]の会場を模したセットで収録された。 - 『Cut Scene Collection』(2021年): 配信ライブを再編集した映像作品である。[31]
ストリーミング認定[編集]
ストリーミング認定では、複数作品が再生数の基準を突破したとして告知されている。たとえば『Edge of Slice』は累計で約18億回再生を突破したとされ、2023年に金色の再生記念プレートが公開された。[32]
ただし前述の通り、集計手法の違いにより数値が変動する可能性があると報じられている。レーベルは「同一ユーザーの複数端末視聴を一次フィルタで調整している」と説明したが、外部監査の有無については明言されていない。[33]
タイアップ一覧[編集]
タイアップは、番組テーマ曲とCMの組み合わせが中心である。特に『Chop & Bloom』がバラエティ番組[[アサヒ系]]の夏企画で“切る料理”を題材に使用されたことが知られている。[34]
また、音楽配信端末のキャンペーンで『Glass Divider』がBGMに起用されたとされ、利用者が毎日“1分だけ切断モード”を選べるという施策が行われた。施策の詳細は一部で誇張され、実際には単なる画面演出だったとの指摘もある。[35]
ライブ・イベント/ライブ・コンサートツアー[編集]
SLICEは“切り替え”演出をライブの核としてきた。2017年の『Ariake Grid Tour』では、会場ごとに照明の切断周期が異なり、静岡公演では周期が約1.1秒だったとMCで語られた。[36]
2020年以降は配信ライブも行われ、『Cut Scene Collection』の制作につながったとされる。観客参加企画では、各自のタイミングで“手を合わせて切る”動作を行うよう促され、指示の達成率が表示される方式が採用されたという。[37]
出演[編集]
テレビ出演では音楽番組への常連として扱われることが多い。初期から[[NHK]]の若者向け枠に出演し、“切れる声”という言葉でボーカルの特徴を説明したとされる。[38]
ラジオ出演では、[[J-WAVE]]の特番でメンバーが“スライスした思い出”をテーマにトークを行った。なお、この回では放送コードの都合で一部の言い回しが“別の意味に切り替え”られたとされる。[39]
映画・CMでは、架空の食器ブランド[[Kirin Bowl]]のキャンペーンに参加したとされ、『Cut & Serve』という短編映像が同梱された。[40]
NHK紅白歌合戦出場歴[編集]
SLICEは紅白歌合戦に2回出場したとされる。初出場は[[2020年]]であり、披露曲は『Paper Voltage』だったと説明されている。[41]
ただし、公式のリハーサル報告書では“本番直前にセットの角度が0.7度ずれたため、フォーメーションが切り替えられた”と記録されているという。この小さな誤差が結果的に視覚的な強調を生み、後年のファンによる解析の題材になったとされる。[42]
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 城取ユウト『音響スライスの作法:SLICE編』Aurum Sound Works出版, 2016年。
- ^ 霓虹レコード広報部『メジャーデビューの裏側(増補改訂版)』霓虹レコード出版, 2014年。
- ^ Kim, Sora『K-POPの視覚設計とテンポ同期:日本市場の事例研究』Journal of Pop Studies, Vol.12 No.3, pp.41-58, 2019。
- ^ 佐伯紗衣『“切れる”比喩が生む物語性:ガールズグループ歌詞の計量分析』音楽メディア学会誌, 第8巻第2号, pp.12-29, 2021。
- ^ 松本研一『放送事故はなぜ笑われるのか:大型ビジョン欠損の社会的影響』放送文化研究, Vol.27 No.1, pp.77-95, 2018。
- ^ Director's Note『Cut Scene Collection制作日誌(非公開資料の再編集)』Slice Archive Studio, 2021年。
- ^ 渡辺精一郎『多言語コーラスの発話整合性:トレーニングプロトコルの実務』日本歌唱科学会, 第15巻第4号, pp.201-226, 2022。
- ^ Thompson, Margaret A.『Streaming Metrics and the Problem of “Auto Play”」』International Journal of Music Business, Vol.9 No.2, pp.3-19, 2020。
- ^ 国民投票研究会『新人賞投票の確率設計:4,901,233票の解析』社会統計紀要, 第3巻第1号, pp.1-22, 2015。
- ^ Kirin Bowl公式『食器×音楽タイアップの設計原理(改版)』Kirin Bowl出版, 2019年。
外部リンク
- SLICE公式ファンクラブ スライス倶楽部
- Aurum Sound Works アーティストページ
- 霓虹レコード 言語訓練室レポート
- Cut Scene Collection 特設アーカイブ
- SLICEライブ会場ガイド Ariake Grid