嘘ペディア
B!

うんこ地球遊泳船〜火星号〜

この記事はAIが生成したフィクションです。実在の人物・団体・事象とは一切関係ありません。
うんこ地球遊泳船〜火星号〜
正式名称地球遊泳実験船 火星号
通称うんこ地球遊泳船
分類海洋循環航行複合船
建造所三菱重工業 神戸造船所 第7渠
進水1981年11月3日
運航主体国土交通省海洋便位局
全長148.6メートル
総トン数9,420総トン
母港神奈川県横浜市 本牧仮設岸壁
現況展示船として保管

うんこ地球遊泳船〜火星号〜(うんこちきゅうゆうえいせいせん 〜かせいごう〜)は、の深層循環を利用してを「遊泳」するために設計された大型複合船である。表向きは海洋観測船とされるが、実際にはで採択された「便位軌道理論」を実装した最初の実証機として知られている[1]

概要[編集]

うんこ地球遊泳船〜火星号〜は、末期に構想された地球周回型の実験船であり、の発酵熱と海流差を併用して航行するという独自の方式を採ったとされる。名称の「火星号」は、建造当時の研究班が「赤く見えるほど発酵が進んだ試験槽」を火星に見立てたことに由来するとされる[2]

この船は、一般にはの境界領域に位置づけられており、船体下部に設けられた「便相転換室」によって、乗員の排泄物を推進力へ変換する仕組みが特徴である。もっとも、実際の運航記録ではほとんどの区間で通常のディーゼル機関が併用されており、便位軌道はあくまで補助的であったとの指摘がある[3]

成立の経緯[編集]

計画の端緒はの赤潮対策会議に出席していたが、下水処理場の沈殿槽を見学中に「海流も排泄も、流れとしては同じである」と発言したことにあるとされる。これが当時の船舶技術審議官・に強く印象づけられ、翌年には民間研究会「日本便流学協会」が設立された[4]

で開かれた国際排泄循環会議において、船体を「消化器系の外部化」とみなす便位軌道理論が正式に提案された。会議録によれば、提案者の一人であるは、潮目の写真を指しながら「地球は自らを食べ、また吐き出している」と述べ、聴衆の一部が拍手した一方で、別の研究者は着席したまま退席したという[5]

設計と機構[編集]

便相転換室[編集]

火星号の中核設備は、船体中央にある便相転換室である。ここでは乗員の排泄物を微生物反応槽へ投入し、発酵ガスを圧縮して推進補助に用いる仕組みで、最盛期には1日あたり平均3.8立方メートルのガスを得たとされる[6]。なお、公式報告書では「嗜好品の摂取状況により推力が最大27%変動した」と記載されており、食堂の献立が航海成績に直結する珍しい船として知られた。

地球遊泳舵[編集]

操舵装置である地球遊泳舵は、磁気羅針盤ではなく潮汐表と下痢率予測表を併用して進路を決める点に特色があった。設計主任のは「風向より便向を読むべきである」と主張し、試験航海ではで予定航路を外れてを三度回遊した。これにより、地元漁協との間で「いつ戻るのか」という問い合わせが延べ142件発生したという[7]

火星色外板[編集]

外板は耐腐食性の高い特殊塗料で覆われ、発酵による熱で赤銅色に変化するよう調整されていた。この色調がに似ているとして「火星号」の愛称が定着したが、実際には塗料メーカーの試作品番号「M-31」が由来であるという説もある。もっとも、広報資料では両説を意図的に併記しており、記者会見のたびに担当者が説明を二度行う羽目になった。

運航史[編集]

初航海と横浜港事件[編集]

の初航海では、を出港して沖を一周する予定であったが、船内発酵槽の温度が想定より4.2度上昇したため、補助推進が過剰に働き、結果としての西側まで達した。港湾当局は当初これを遭難と誤認したが、火星号側は「地球遊泳の範囲内」と主張し、以後、公式航海日誌には必ず遊泳距離と排出回数が併記されるようになった[8]

万国排泄博覧会での展示[編集]

にはで開催された万国排泄博覧会に特別出展され、実物大の便相転換室模型が人気を集めた。来場者数は3日間で約18万4,000人とされ、そのうち2割近くが「科学展示か芸能か分からない」と回答したという。なお、同博覧会の目玉であった火星号の船内ツアーは、消臭設備の能力を超えたため1日6回に制限され、整理券が開場前に配布終了する異例の事態となった[9]

平成期の改修[編集]

に入ると、環境規制の強化により生ガス推進は段階的に縮小され、代わって海洋データ収集装置が増設された。改修を担当したの報告では、推力そのものよりも「乗員の自己申告による達成感」が高かったとされるが、この項目は一部で要出典扱いになっている。改修後はの海流観測に従事し、特に冬季ので高い回頭性能を示した。

社会的影響[編集]

火星号は、海洋工学における「不快なものをどう制度化するか」という論点を可視化した点で評価されている。これを契機に、では港湾トイレの規格統一が進み、後年のフェリー整備基準にまで影響したとされる[10]

一方で、一般社会には「排泄物を科学技術の中心に置く発想」への戸惑いも強く、の特集番組『地球は流れるか』では、専門家の半数が真顔で議論していたにもかかわらず、視聴者アンケートでは「子どもに説明しづらい」が最多回答となった。もっとも、学校教材としては意外に優秀であり、の理科補助資料において、発酵・微生物・エネルギー変換を一度に学べる題材として採用された経緯がある。

批判と論争[編集]

批判の中心は、便位軌道理論が「科学の仮面をかぶった儀礼ではないか」という点にあった。は、1986年の論文で「推力の多くは船員の熱狂によるもので、物理的寄与は限定的」と指摘したが、火星号支持者はこれを「熱狂もまた力学の一部である」と反論した[11]

また、船名に含まれる「うんこ」という語の扱いをめぐって、にはが教育現場での使用可否を検討した。最終的に「児童生徒の関心を引きやすいが、板書に時間がかかる」との理由で注意喚起にとどまったが、これが後の“親しみやすい学術用語”ブームの先駆けになったという見方もある。なお、当時の議事録には、ある審議官が誤って「うんこ号」と記載し、翌日まで訂正されなかったという有名な逸話が残る。

保存・展示[編集]

火星号は現在、の旧ドック跡地に係留保存されている。内部の発酵装置は停止されているが、定期的に「便槽通風点検」が行われるため、見学者は独特の金属臭と微かな麦芽臭を感じるという。

展示再開にあたっては、にNPO法人「地球遊泳文化保存会」が再整備を主導し、元乗員のが音声ガイドを担当した。彼女は案内の最後に必ず「この船は地球を回ったのではなく、地球に回されていたのです」と締めくくるが、観覧客の理解度は毎回おおむね7割前後で推移している[12]

脚注[編集]

関連項目[編集]

脚注

  1. ^ 渡辺精一郎『海流と排泄の相関に関する予備的考察』日本航海衛生学会誌 第12巻第4号, 1976, pp. 33-49.
  2. ^ 北条みどり『便位軌道理論の成立』神戸海洋大学出版会, 1979.
  3. ^ Mark L. Thorndyke, “Propulsion by Fermentation Residues in Coastal Vessels,” Journal of Maritime Bioengineering, Vol. 8, No. 2, 1981, pp. 101-127.
  4. ^ 加賀谷俊一『地球遊泳舵の設計と運用』運輸技術叢書, 1983.
  5. ^ 佐伯耕作「火星号の推力源再検討」『東北工学紀要』第41巻第1号, 1986, pp. 11-29.
  6. ^ 編集部編『万国排泄博覧会公式記録』大阪博覧協会, 1986, pp. 5-88.
  7. ^ Margaret A. Thornton, “Odor Management and Crew Compliance on Experimental Ships,” Proceedings of the International Congress on Sanitary Navigation, 1991, pp. 214-233.
  8. ^ 海上技術安全研究所『火星号改修後性能評価報告書』内部資料, 1997.
  9. ^ 田所まゆみ『展示船火星号の語り部として』横浜港文化財センター紀要 第3号, 2014, pp. 77-95.
  10. ^ 文部省海洋教材調査室『児童向け理科教材における不適切語彙の扱い』, 1989.
  11. ^ Christopher A. Bell, “The Social Life of a Brown Ship,” Coastal Studies Quarterly, Vol. 14, No. 4, 2002, pp. 9-41.

外部リンク

  • 地球遊泳文化保存会
  • 横浜港近代船舶アーカイブ
  • 日本便流学協会デジタル資料室
  • 海洋衛生工学フォーラム
  • 万国排泄博覧会アーカイブ
カテゴリ: 日本の船舶 | 実験船 | 海洋工学 | 衛生工学 | 昭和時代の科学技術 | 発酵推進 | 横浜港 | 神戸市の造船 | 架空の船舶 | 展示船
コメントを読み込み中...

関連する嘘記事