星金 誠人
| 芸名 | 星金 誠人 |
|---|---|
| ふりがな | ほしかね まこと |
| 画像ファイル | Makoto Hoshikane 2019.jpg |
| 画像サイズ | 240px |
| 画像コメント | 2019年、舞台稽古場にて |
| 生年 | 1988年 |
| 生月 | 4月 |
| 生日 | 18日 |
| 身長 | 178cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、音楽、バラエティ |
| 活動期間 | 2007年 - |
| 活動内容 | 舞台、テレビドラマ、映画、シングル発売、CM出演 |
| 配偶者 | 既婚 |
| 事務所 | 東京湾岸芸能社 |
| 公式サイト | 星金誠人オフィシャルサイト |
| 主な作品 | 『午前四時の星見台』、『湾岸ストライカー』、『銀河のコンビニ』 |
| 受賞歴 | 日本新人演技賞、新星ソングアワード |
星金 誠人(ほしかね まこと、[[1988年]]〈[[昭和]]63年〉[[4月18日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京湾岸芸能社]]に所属している。愛称は「セイキン」で、ドラマ『[[午前四時の星見台]]』とシングル「[[銀河のコンビニ]]」で知られる。
略歴・来歴[編集]
星金誠人は、[[東京都]][[江東区]]の湾岸再開発地区で育ったとされる[[俳優]]である。幼少期から商業施設の館内放送に反応する癖があり、地元の児童劇団では「マイクに向かうと急に姿勢がよくなる子」として知られていた。
[[2007年]]、[[東京湾岸芸能社]]の新人発掘企画「第3回ウォーターフロント・スター選抜」に合格し、同年に舞台『[[潮騒の引き戸]]』でデビューした。翌年、深夜ドラマ『[[月曜0時の配送センター]]』に端役で出演し、荷台から落ちる芝居のうまさが話題となった。
[[2011年]]には『[[午前四時の星見台]]』で初主演を果たし、当時の視聴率は平均4.8%であったが、最終回のみ7.9%まで上昇したとされる。これにより一気に知名度を上げ、以降はテレビドラマと音楽活動を往復する形で活動している。
[[2014年]]、シングル「[[銀河のコンビニ]]」で歌手デビューし、同年の音楽番組で司会も務めた。この時期から「セイキン」という愛称が定着し、本人は「名字のほうがやや硬いので、呼ばれやすい方が残った」と語っている[1]。
[[2018年]]以降は映画出演が増え、[[2020年]]の映画『[[終電前のエチュード]]』で演じた無口な駅員役が高く評価された。なお、同作のロケ地となった[[千葉県]][[木更津市]]の旧貨物ヤードでは、星金が毎朝4時18分に到着していたという逸話が残る[2]。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
穏やかな性格で知られる一方、段取りに対する執着が強いとされる。撮影現場では自ら小道具の位置を5cm単位で調整し、照明スタッフから「人間の定規」と呼ばれたことがある。
また、差し入れに対して非常に細かい感想を述べることで有名で、[[2022年]]の舞台稽古では、[[和菓子]]の包み紙の折り目が左右対称であることに感動し、5分間沈黙したという。これは共演者の[[要出典]]としてしばしば引用される。
本人はインタビューで「静かな役のほうが落ち着く」と答えているが、バラエティ番組では急に早口になるため、司会者が別人説を口にしたこともある。
私生活[編集]
私生活では[[神奈川県]][[横浜市]]の海沿いに居住しているとされ、朝は必ず海岸のベンチで発声練習を行うという。通勤時には自転車を用いることが多く、信号待ちの間に鼻歌のキーを半音ずつ上げる癖がある。
[[2016年]]に一般女性と結婚しており、配偶者は同じく芸能関係者ではない。結婚披露宴では、本人が自作のバラード「[[港の午前二時]]」を歌唱し、親族席の一部で拍手が1拍遅れたことが報じられた[3]。
なお、甘いものを好むが、[[プリン]]は「揺れが大きすぎる」として苦手であるとされる。このため、撮影現場では固めのカスタードが差し入れの定番になっている。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『[[月曜0時の配送センター]]』([[2008年]]、[[日本放送協会|NHK]]) - 倉庫員 役 『[[午前四時の星見台]]』([[2011年]]、[[東都テレビ]]) - 主演・朝倉誠 役 『[[湾岸ストライカー]]』([[2015年]]、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) - 主演・藤代蓮 役 『[[渚の社内報]]』([[2019年]]、[[TBSテレビ]]) - 編集長代理 役
『午前四時の星見台』では、1話ごとに異なる方言を使い分ける演技が注目され、制作側が後半3話の台本を急きょ書き換えたとされる。
映画[編集]
『[[終電前のエチュード]]』([[2020年]]) - 主演・浜田悟 役 『[[風速12メートルの約束]]』([[2022年]]) - 駅員 役 『[[水色の防波堤]]』([[2024年]]) - 主演・片桐蒼 役
『終電前のエチュード』では、無音の演技が評価され、公開後に木更津市の終電利用者数が一時的に増加したとする調査もある。
舞台[編集]
『潮騒の引き戸』([[2007年]]) - 初舞台 『[[夜半のオルゴール工場]]』([[2012年]]) - 主演 『[[北口三番線の幸福論]]』([[2017年]]) - 主演
舞台ではマイクを使わない発声が特徴で、客席最後列まで届く声量から、共演者に「湾岸スピーカー」と呼ばれた。
劇場アニメ[編集]
『[[星の郵便局と午後七時]]』([[2018年]]) - 配達員コロ役 『[[珈琲色のロケット]]』([[2021年]]) - 声の出演・整備士ユウ役
声優経験は少ないが、低音の語りが評価され、収録時に1テイクで済んだ場面が多かったという。
バラエティ番組[編集]
『[[深夜湾岸ラボ]]』([[2014年]] - [[2016年]]、[[テレビ朝日]]) 『[[金曜の水槽トーク]]』([[2018年]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]) 『[[星金誠人の朝まで残業]]』([[2023年]]、[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]])
バラエティでは天然キャラとして扱われることが多いが、本人は「計算ではない」と否定している。
ラジオ番組[編集]
『[[真夜中の発声練習]]』([[2015年]] - [[2019年]]、[[文化放送]]) - パーソナリティ 『[[セイキンの帰り道メモ]]』([[2021年]] - 、[[ニッポン放送]]) - 司会
深夜ラジオでの語りが好評で、番組内の天気予報コーナーだけは異様に詳しいことで知られる。
CM[編集]
[[関東冷蔵]]「冷凍うどんのある生活」 [[東湾モバイル]]「かんたん通話の星」 [[山手銀行]]「朝活応援ローン」
とくに東湾モバイルのCMでは、最後の「つながる」の発音が3種類撮られ、結局そのうち1種類が採用された。
作品[編集]
シングル[編集]
「[[銀河のコンビニ]]」([[2014年]]) 「[[午前三時のエレベーター]]」([[2016年]]) 「[[終電を待つ理由]]」([[2019年]])
デビュー曲「銀河のコンビニ」は、地方都市の深夜営業をテーマにした歌詞が受け、発売初週で約2.1万枚を売り上げたとされる。
アルバム[編集]
『[[夜をたたむ]]』([[2017年]]) 『[[窓際の速度]]』([[2021年]])
2作目の『窓際の速度』は、全曲のテンポが微妙に異なるため、イヤホンで聴くと歩幅が揃うという口コミが広まった。
映像作品[編集]
『[[セイキン誕生前夜]]』([[2018年]]、ドキュメンタリー) 『[[星金誠人ライブ・アーカイブ 4:18]]』([[2022年]])
タイトルに含まれる「4:18」は誕生日の時刻に由来するとされ、ファンの間では毎年4月18日4時18分に再生する習慣がある。
書籍[編集]
写真集[編集]
『[[湾岸の温度]]』([[2016年]]、[[幻冬舎]]) 『[[無音のプロフィール]]』([[2020年]]、[[集英社]])
『湾岸の温度』は、海辺の早朝だけを撮影した写真で構成され、ページの約3割に霧が写り込んでいる。
雑誌連載[編集]
『[[月刊ドラマ人]]』「星金誠人の小道具観察記」([[2017年]] - [[2019年]]) 『[[TV Bros.]]』「セイキンの帰り道」([[2020年]] - [[2023年]])
連載では、現場で見た椅子の脚の長さや、カーテンの畳み方まで論じており、編集部からは「地味に熱い」と評価された。
受賞歴[編集]
[[2012年]] - 日本新人演技賞(『午前四時の星見台』) [[2015年]] - 新星ソングアワード 最優秀デビュー曲賞(「銀河のコンビニ」) [[2020年]] - 木更津文化特別賞(『終電前のエチュード』により) [[2023年]] - 湾岸放送芸能大賞 司会進行賞
受賞の際には、いずれも短い受賞コメントで済ませる傾向があるが、[[2020年]]の木更津文化特別賞では珍しく2分半にわたり地元の防波堤について語った。
脚注[編集]
[1] 愛称の定着時期には複数説があり、[[2013年]]説と[[2014年]]説が並立している。 [2] 木更津市側の記録では到着時刻は4時17分台であったとする資料もある。 [3] 披露宴での歌唱曲は参列者の記憶により題名が揺れており、『港の午前二時』とする記述もある。
『湾岸芸能年鑑 2012-2024』、東京湾岸芸能社出版部。 『深夜ドラマ制作の現場』、東都メディア研究所。 『日本タレント人物録 第18巻』、中央芸能評論社。
外部リンク[編集]
星金誠人オフィシャルサイト 東京湾岸芸能社 公式プロフィール 日本タレント名鑑・星金誠人 湾岸放送アーカイブ
脚注
- ^ 佐伯真由美『湾岸芸能史における早朝型俳優の研究』東京芸能文化研究会, 2021, pp. 44-71.
- ^ 田所健一『深夜帯ドラマと視聴率の微細変動』東都出版, 2019, Vol. 12, No. 3, pp. 18-29.
- ^ Morita, Alan. "The Aesthetic of Silence in Modern Japanese TV Drama." Journal of East Asian Media Studies, 2020, Vol. 8, No. 2, pp. 101-126.
- ^ 小林志帆『銀河のコンビニ現象と地方深夜営業文化』集英社新書, 2016, pp. 55-88.
- ^ Yamashiro, Claire. "Celebrity Branding and the Morning Commute." Tokyo Pop Culture Review, 2022, Vol. 5, No. 1, pp. 9-34.
- ^ 『湾岸芸能年鑑 2012-2024』東京湾岸芸能社出版部, 2024.
- ^ 本田修二『俳優の発声と駅前風景』白夜書房, 2018, pp. 133-149.
- ^ Matsuda, Peter. "From Stage to Soundtrack: A Case Study of Makoto Hoshikane." Nippon Performing Arts Quarterly, 2023, Vol. 17, No. 4, pp. 201-219.
- ^ 『月刊ドラマ人』編集部『星金誠人インタビュー集 朝まで残業』月刊ドラマ人別冊, 2023.
- ^ 三浦彩子『受賞コメントの短文化とその社会的影響』文化評論社, 2020, pp. 12-37.
外部リンク
- 東京湾岸芸能社 公式プロフィール
- 星金誠人オフィシャルサイト
- 日本タレント名鑑
- 湾岸放送アーカイブ
- ドラマ制作研究所・人物データベース