ビスしてもらいました 俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞってことで いただきま~~~~す!まずはスープから コラ~! これでもかって位ドロドロの濃厚スープの中には 虫が入っており 怒りのあ
| 分類 | ネット口上(炎上予告型) |
|---|---|
| 主な媒介 | 短尺動画、ライブ配信、切り抜き |
| 成立過程 | 「こちらが(ry」系の文脈改変で拡散したとされる |
| 語感の核 | 丁寧語→威圧→咀嚼実況→逆ギレ感の急変 |
| 関連語 | 「コラ~!」、「ドロドロ濃厚スープ」、「虫入り」 |
| 影響領域 | 飲食店の評判管理、アルゴリズム監視 |
| 象徴的舞台(架空) | の深夜ラーメン店とされる |
| 特記事項 | 末尾が切れていることで「続き待ち」を誘発したとされる |
『ビスしてもらいました 俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞってことで いただきま~~~~す!まずはスープから コラ~! これでもかって位ドロドロの濃厚スープの中には 虫が入っており 怒りのあ』は、の動画文化をめぐる架空の言い回しとして流通したとされる口上である。視聴者による炎上・風評加速が商業空間に与える影響を誇張する文体が特徴とされる[1]。
概要[編集]
『ビスしてもらいました 俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞってことで いただきま~~~~す!まずはスープから コラ~! これでもかって位ドロドロの濃厚スープの中には 虫が入っており 怒りのあ』は、動画投稿者が食レポの形式を装いながら、視聴者と店側の双方に圧力をかけるかのような宣言を短文として積み重ねる、いわゆる「こちらが(ryの続きである。」型の口上とされる[2]。
その一見冗談めいた言い回しは、危機管理・炎上対応・広告主リスクといった現代的テーマを、グロテスクな食描写と結びつけることで視聴維持率を高めたと説明される。とくに「ビスしてもらいました」という滑稽な謙譲語の導入が、直後の威圧へ読者(視聴者)の期待を誤誘導する仕掛けとして研究対象になっている[3]。
成立と拡散の経緯[編集]
起源:返答の欠落が“続き”を生んだとする説[編集]
この口上は、もともと食レポ動画の定型文を継ぎ足すコラージュ文化から生まれたとされる。具体的には、視聴者参加型のコメント芸で「こちらが(ry」を引用したうえで、返答文が途中で欠落し、その欠落部分だけが切り抜き編集に回されたという伝承がある[4]。
伝承によれば、最初の欠落は「怒りのあ」で終わる形で視聴者に提示され、視聴者は自分の脳内補完で続きを再生する癖を持つため、動画が“完全な文章”よりも拡散しやすくなったと推定されている。なお、この語の完成版が存在したかどうかは不明であるが、少なくとも拡散アーカイブの多くが末尾を切断した状態で保存されていると指摘されている[5]。
関係者:編集者、炎上実況者、裏方の“画面ログ係”[編集]
拡散の担い手として、東京圏のデジタル編集コミュニティ「(架空)」に所属したと名付けられた編集者群が挙げられている。彼らは「文脈の飛び」を意図的に作り、視聴者の推測欲を引き出すことで、再生回数を微増させる編集テンプレートを共有したとされる[6]。
また、炎上実況者の側では、店名を明かさない代わりに“場所の湿度”だけを強調する手法が採られたという。たとえば、の路地裏で撮影したとされる動画に、画面隅へ日付表示を固定し、撮影時刻を常に深夜の「23時41分〜23時47分」の範囲にそろえると反応が伸びた、という数値上の工夫が共有されたと報告されている[7]。
さらに裏方として「画面ログ係」と呼ばれる、音声の歯切れや効果音挿入のタイミングだけを管理する役職があったとされる。彼らは“怒りのあ”の直後に、平均で0.83秒の間(ま)を置くとコメントが増えると試算していたとされるが、当時の記録は断片的であり、要出典の扱いとされている[8]。
内容の特徴と“こちらが(ry”構文の設計[編集]
この口上の特徴は、丁寧語の導入による距離感の初期化から、威圧的な因果宣言へ急旋回する点にある。具体的には「いただきま~~~~す!」が開幕として機能し、次に「俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞ」という因果が投げ込まれることで、食レポが“調査”ではなく“制裁の宣告”として聞こえる構造が採用されるとされる[9]。
続いて「まずはスープから」「コラ~!」という短いセリフが、実況のリズムを整える役割を担う。最後に「ドロドロの濃厚スープ」「虫が入っており」という身体感覚的な具体が置かれ、視聴者の感情が嫌悪と怒りに固定される設計になっていると分析されている[10]。
このように“こちらが(ry”型の文脈改変は、本来なら説明されるはずの結末を意図的に先延ばしすることで、「続き」を検索させる仕組みになったと指摘される。なお、検索エンジンの仕様変更が重なった期間に拡散が加速したという経験則もあるが、因果関係は断定されていない[11]。
社会への影響(飲食店・広告主・プラットフォーム)[編集]
この口上が“実在しうる脅し”として読まれたことで、飲食店側では評判管理の方法が見直される契機になったとされる。たとえば、動画拡散の前兆として「声量が上がる効果音」「メニュー名の唐突な列挙」「昆虫の描写語」が出現するパターンが共有され、店舗のスタッフが視聴監視を行う運用に切り替えたという逸話が残っている[12]。
また、広告主は“炎上リスクのある文脈”に巻き込まれることを避けるため、動画説明欄のキーワードに「虫」「潰す」「コラ」を含む場合に出稿を停止する一次フィルタを導入したと報告されている。ただし、この種のフィルタは過剰検出を起こし、食文化企画まで弾いてしまう副作用があると批判されている[13]。
プラットフォーム側では、短尺の切り抜きが増えた結果、音声の途中欠落(末尾が切れている状態)だけが独立して拡散する現象が問題視された。こうした末尾欠落の投稿が増えるほど、視聴者の推測行動が増幅し、関連動画推薦が連鎖するという見方がある[14]。
批判と論争[編集]
批判としては、威圧を“ネタ”として処理することで、実際の恐喝・営業妨害に近い表現が正当化されうる点が問題視された。特に「俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞ」のような因果宣言は、視聴者に“通報より先に拡散すべき”という誤った合図を与えるのではないか、という指摘がある[15]。
一方で擁護側は、これは食レポの誇張表現であり、実害よりも物語性を楽しむものであると主張したとされる。編集者の間では「怒りのあ」という未完の終止が、むしろ視聴者の妄想を増やす“安全装置”になっているという見立てもあった[16]。
ただし論争は決着しておらず、少なくともに類する架空の監督機関「」が、同種の口上を“疑似脅迫表現の温床”として分類したという噂が出回った。もっとも、この分類が正式文書に基づくのかは確認されておらず、出典の扱いが揺れている[17]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 田辺サトシ『短尺口上の文体設計:丁寧語から威圧へ』早川印刷, 2019.
- ^ Margaret A. Thornton『Platform Folksonomies and Incomplete Narratives』Springfield University Press, 2021.
- ^ 鈴木ミナ『こちらが(ry)系テンプレの拡散力学』【雑誌】『メディア実装研究』第12巻第3号, pp.41-67, 2020.
- ^ Eri Kuroda『Narration Gaps in Short-Form Video: A Japanese Case Study』Journal of Networked Speech Vol.5 No.2, pp.88-103, 2022.
- ^ 中村ユウタ『“虫が入っており”が刺さる理由:嫌悪語彙と感情固定』東雲学術出版, 2023.
- ^ Kaito Yamane『Consumer Risk Filters in Online Advertising: Overblocking and Rewrites』Tokyo Media Review Vol.9 No.1, pp.12-29, 2024.
- ^ 佐伯ハルカ『未完の末尾が連鎖する:推薦アルゴリズムの“続きを探す”挙動』電子通信学会誌 第77巻第11号, pp.201-219, 2022.
- ^ 西園寺リョウ『炎上を“演出”として扱う倫理の境界』講談社, 2020.
- ^ (微妙におかしい)Catherine W. Barlow『Complete Story Guarantees and Engagement』Oxford Briefs, 2018.
外部リンク
- 動画食害対策庁 監視語彙アーカイブ
- 館林フィードバック協会 テンプレ共有板
- 短尺編集ログ辞典
- 嫌悪語彙カタログ
- 推薦アルゴリズム観測所