三木谷淳
| 芸名 | 三木谷 淳 |
|---|---|
| ふりがな | みきたに じゅん |
| 画像ファイル | Mikatani_Jun_2016.jpg |
| 画像サイズ | 220px |
| 画像コメント | 2016年の舞台挨拶にて |
| 生年 | 1987年 |
| 生月 | 7月 |
| 生日 | 14日 |
| 身長 | 176 cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ番組 |
| 活動期間 | 2004年 - |
| 活動内容 | 舞台出演、音楽活動、司会、CM |
| 配偶者 | なし |
| 事務所 | 東京湾岸芸能社 |
| 公式サイト | 東京湾岸芸能社 公式プロフィール |
| 主な作品 | 深夜回廊のワルツ、ブルー・ミラージュ・ショー、港区メロディ |
| 受賞歴 | 日本新人演技賞、湾岸音楽大賞 |
三木谷 淳(みきたに じゅん、[[1987年]]〈[[昭和]]62年〉[[7月14日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京湾岸芸能社]]に所属している。愛称は「ミキジュン」で、代表作に『[[深夜回廊のワルツ]]』『[[ブルー・ミラージュ・ショー]]』などがある[1]。
略歴・来歴[編集]
三木谷淳は、[[東京都]][[江東区]]の臨海地区で育ったとされる[[俳優]]である。幼少期から地域の児童合唱団に参加し、当時の指導者であった[[須賀原礼子]]によれば、声の伸びが「湾岸の風のように妙に遠くへ飛ぶ子」であったという。
[[2004年]]、都内の大型複合施設で行われた公開オーディション「第3回ウォーターフロント・スター発掘計画」に合格し、[[東京湾岸芸能社]]へ所属した。同年、深夜番組の再現ドラマでデビューを果たし、翌年には[[NHK教育テレビジョン]]の学園企画『[[放課後のコンパス]]』に出演して、端正な顔立ちと軽妙な間合いが話題となった。
[[2008年]]には舞台『[[深夜回廊のワルツ]]』で初主演を果たした。この作品は、廃線となったモノレール駅を舞台にした群像劇であり、三木谷が駅員役で見せた「無音の独白」が演出家の[[遠山誠一]]に高く評価され、以降、俳優としての評価を固めたとされる。
[[2012年]]からは歌手活動を本格化させ、シングル「[[Blue Harbor Rain]]」でメジャーデビューした。同年、バラエティ番組『[[夜更けのサイコロ]]』にレギュラー出演し、計算された天然ぶりが注目され、俳優・タレント・歌手の三分野を横断する珍しい活動様式で知られるようになった[2]。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
穏やかで礼儀正しい人物として知られる一方、撮影現場では小道具の配置に強いこだわりを見せることで知られる。特に「椅子は右前脚だけを3ミリ浮かせると声が前に出る」という独自理論を持ち、スタッフからは半ば都市伝説として語られている。
[[2015年]]の特番収録では、本人が持参した重さ1.8kgの“発声用メトロノーム”を5回連続で落とし、共演者の[[佐伯みなみ]]に「そこまで来ると職人ではなく発明家」と評された。このエピソードは後にファンの間で「ミキジュン式リズム調律」と呼ばれたが、本人は一切訂正していない。
また、現場入りが異様に早いことで有名であり、[[TBSテレビ]]の連続ドラマ撮影では、集合時刻の2時間前に楽屋で近隣の観葉植物に挨拶していたことが記録されている。なお、この習慣が作品の空気を整えるとして、制作陣から密かに歓迎されていたという。
私生活[編集]
私生活では、[[東京都]][[港区]]の高層住宅に居住していると報じられている。料理が趣味で、特に「白味噌に黒胡椒を7振りだけ加えたスープ」を好むとされ、友人の[[寺島昇]]は「見た目は普通なのに、食べた後に少しだけ未来の味がする」と評している。
休日は古いカセットテープを収集しており、1か月に平均23本を購入するという。自宅には約400本の保管棚があるとされるが、本人は「まだ3割は未整理」と語っており、これが書籍版プロフィールの定番エピソードになっている。
なお、[[2019年]]には一般女性との交際報道があったが、双方の事務所は「静かに見守ってほしい」とコメントしたのみで、以後も結婚の発表はない。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『[[放課後のコンパス]]』([[2005年]]、[[NHK教育テレビジョン]]) - 佐野透 役
『[[深夜回廊のワルツ]]』([[2008年]]、[[フジテレビジョン]]) - 主演・秋庭蓮 役
『[[港区メロディ]]』([[2011年]]、[[日本テレビ放送網]]) - 主演・神崎涼 役
『[[北風ラボラトリー]]』([[2014年]]、[[テレビ朝日]]) - 久我慎也 役
『[[午後三時のミラージュ]]』([[2018年]]、[[TBSテレビ]]) - 望月一樹 役
映画[編集]
『[[海鳴りの標本]]』([[2009年]]) - 主演・相沢航 役
『[[ガラス越しの金曜日]]』([[2013年]]) - 篠原誠 役
『[[ブルー・ミラージュ・ショー]]』([[2016年]]) - 主演・三木谷淳 役
『[[終電前、駅前広場で]]』([[2020年]]) - 田辺悠介 役
『[[夜明けのフードコート]]』([[2023年]]) - 斉藤律 役
舞台・劇場アニメ・バラエティ番組・ラジオ番組・CM[編集]
舞台『[[深夜回廊のワルツ]]』([[2008年]]) - 主演
舞台『[[砂時計の国の配達人]]』([[2012年]]) - 配達人カイト 役
劇場アニメ『[[星の郵便番号]]』([[2017年]]) - 声の出演・リオ役
バラエティ番組『[[夜更けのサイコロ]]』([[2012年]] - [[2015年]]) - レギュラー出演
ラジオ番組『[[ミキジュンの深夜回線]]』([[2016年]] - [[2018年]]、[[文化放送]]) - パーソナリティ
CM『[[オルビット飲料]]』『[[東雲不動産]]』『[[サクラ電子]]』ほか多数。特に[[東雲不動産]]のCMでは、早口のナレーションを1テイクで通し、制作側が「異常に整った滑舌」として社内表彰を行ったとされる。
作品[編集]
シングル[編集]
「[[Blue Harbor Rain]]」([[2012年]]) - デビューシングル。港湾地区の夜景をテーマにしたバラードで、発売初週に4.2万枚を記録したとされる。
「[[午前二時のコンパス]]」([[2014年]]) - ダンス曲。振付の一部が“時計の針を止める仕草”に似ているとして、深夜番組でしばしば真似された。
「[[テラス越しの合図]]」([[2017年]]) - 本人作詞。歌詞中の「柵は越えない、でも見える」という一節が妙に哲学的だとして、大学のゼミで引用されたという。
「[[終電前ララバイ]]」([[2021年]]) - 配信限定。発売日の23時59分に解禁され、ファンからは「最後の1分に強い男」と呼ばれた。
アルバム[編集]
『[[Harbor Sketches]]』([[2013年]]) - 1stアルバム。全曲に環境音として改札音が薄く入っており、編集者の間で賛否が分かれた。
『[[Mikitani Transit]]』([[2016年]]) - 2ndアルバム。ジャケット写真は[[新宿駅]]の連絡通路で撮影され、通行人が映り込んだまま採用された。
『[[夜間航路]]』([[2019年]]) - 3rdアルバム。収録曲「海図のない街」で、本人が初めて低音域に挑戦した。
『[[架線の下で眠る]]』([[2024年]]) - 4thアルバム。制作時に使用したハミング音源が、録音機材の故障で半分だけ逆再生になっていたが、そのまま採用された。
映像作品[編集]
『[[Mikatani Jun LIVE 2015 -Glass Night-]]』
『[[Mikatani Jun at Bay Hall 2018]]』
『[[Documentary: 深夜回廊のその後]]』
『[[The Complete Harbor Sessions]]』
『[[ミキジュン式・声の保管庫]]』
いずれもライブ映像およびドキュメンタリーの混成作品で、ファンの間では「特典映像のほうが本編より本編らしい」と評されている。
書籍[編集]
写真集[編集]
『[[Mikatani Jun First Light]]』([[2011年]]、[[ワニブックス]]) - 初写真集。撮影地は[[横浜市]][[みなとみらい21]]周辺で、朝5時台の逆光にこだわったため、全体に青みが強い。
『[[窓辺の温度]]』([[2018年]]、[[講談社]]) - 港区の自宅とされる場所での私服姿が収録され、ファッション誌からも高く評価された。
『[[余白に立つ人]]』([[2022年]]、[[小学館]]) - 本人の表情よりも手元の所作が多く載っていることが特徴で、書店員のあいだで「手の写真集」と呼ばれた。
雑誌連載[編集]
『[[MEN'S NON-NO]]』「三木谷淳の夜明け前ノート」([[2014年]] - [[2017年]])
『[[anan]]』「深夜の発声練習」([[2018年]] - [[2020年]])
『[[BRUTUS]]』「港のない旅」([[2021年]] - )
連載では、演技論や私物紹介よりも、毎号ひとつだけ“その月に気づいた音”を記す形式が話題となった。編集部内では、原稿が妙に詩的でありながら実用的なため、校正担当が毎回少し困る連載として知られている。
受賞歴[編集]
[[2009年]] - 第18回[[日本新人演技賞]] 新人賞『[[深夜回廊のワルツ]]』により[3]
[[2012年]] - 第7回[[湾岸音楽大賞]] 歌唱部門特別賞「Blue Harbor Rain」により[4]
[[2014年]] - 第21回[[東京ドラマアワード]] 助演男優賞『[[北風ラボラトリー]]』により[5]
[[2016年]] - 第8回[[ミッドナイト・エンタメ賞]] 話題賞『[[ブルー・ミラージュ・ショー]]』により[6]
[[2020年]] - 第12回[[日本放送演技協会]] パフォーマンス賞 バラエティ番組での司会進行により[7]
[[2023年]] - 第15回[[港湾文化基金]] 文化貢献特別表彰 音楽と舞台を横断した活動により[8]
受賞のたびに、本人は必ず「まだ改札を出ていない感じがする」とコメントするのが通例であったとされる。
脚注[編集]
注釈[編集]
[1] 代表作は事務所資料を基にしたもので、放送局側の表記と一部異同がある。 [2] 番組内での立ち回りが芸風として定着したのは、制作側の想定を超えていたためである。 [3] 審査員講評には「無言の立ち姿に交通量を感じる」と記されていた。 [4] 収録会場の空調不良が逆に声質を引き立てたとの証言がある。 [5] 授賞式では、本来のコメントより先にマイクの高さを2回調整したことが記録されている。 [6] 話題賞の選定理由は、視聴者投票と編成部の推薦が混在している。 [7] 司会進行の安定感が「深夜帯の安全装置」と評された。 [8] 表彰状の文面には「地域振興における都市の夜景表現」と書かれていた。
出典[編集]
『週刊湾岸エンタメ』第42巻第9号、湾岸通信社、2012年、pp. 18-21.
佐藤久美子『港区と深夜スターの研究』白水社、2015年、pp. 44-63.
M. Thornton, “Transit Pop and the Post-Station Aesthetic,” Journal of Urban Performance, Vol. 14, No. 2, 2016, pp. 77-96.
遠山誠一『沈黙の主演術』青土社、2011年、pp. 101-119.
『芸能年鑑 2018』芸能出版社、2018年、pp. 233-235.
山本和也『歌う俳優の夜明け』岩波書店、2019年、pp. 12-31.
H. Keller, “The Mikatani Effect in Late-Night Television,” Asian Media Studies, Vol. 7, No. 1, 2020, pp. 5-28.
『東京湾岸芸能社50年史』東京湾岸芸能社出版部、2021年、pp. 88-104.
中野実『改札前の演技論』筑摩書房、2022年、pp. 66-70.
『ミキジュン大全 公式インタビュー集』星海社、2024年、pp. 7-15.
外部リンク[編集]
東京湾岸芸能社 公式プロフィール
ミキジュン・アーカイブ
港区メロディ制作委員会 特設ページ
深夜回廊のワルツ 舞台資料室
日本俳優データベース 三木谷淳項目
脚注
- ^ 『週刊湾岸エンタメ』第42巻第9号、湾岸通信社、2012年、pp. 18-21.
- ^ 佐藤久美子『港区と深夜スターの研究』白水社、2015年、pp. 44-63.
- ^ M. Thornton, “Transit Pop and the Post-Station Aesthetic,” Journal of Urban Performance, Vol. 14, No. 2, 2016, pp. 77-96.
- ^ 遠山誠一『沈黙の主演術』青土社、2011年、pp. 101-119.
- ^ 『芸能年鑑 2018』芸能出版社、2018年、pp. 233-235.
- ^ 山本和也『歌う俳優の夜明け』岩波書店、2019年, pp. 12-31.
- ^ H. Keller, “The Mikatani Effect in Late-Night Television,” Asian Media Studies, Vol. 7, No. 1, 2020, pp. 5-28.
- ^ 『東京湾岸芸能社50年史』東京湾岸芸能社出版部、2021年、pp. 88-104.
- ^ 中野実『改札前の演技論』筑摩書房、2022年、pp. 66-70.
- ^ 『ミキジュン大全 公式インタビュー集』星海社、2024年、pp. 7-15.
外部リンク
- 東京湾岸芸能社 公式プロフィール
- ミキジュン・アーカイブ
- 港区メロディ制作委員会 特設ページ
- 深夜回廊のワルツ 舞台資料室
- 日本俳優データベース 三木谷淳項目