大勢はガチ
| 氏名 | 大勢 羽地 |
|---|---|
| 画像 | Taisei_Haji_2025.jpg |
| 画像サイズ | 280px |
| 画像説明 | 2025年のリーグ戦における大勢羽地 |
| 愛称 | ガチ、大勢はガチ |
| 生年月日 | 1998年7月14日 |
| 出身地 | 大阪府堺市 |
| 身長 | 176 cm |
| 体重 | 69 kg |
| 国籍 | 日本 |
| 背番号 | 18 |
| ポジション | リベロ |
| 所属チーム/クラブ | 東都クロノス |
| 利き手/利き足 | 右投左打 |
| medaltemplates | 銀 2024年パリオリンピック |
大勢 羽地(おおぜい はち、10年 - )は、出身の()。右投左打。の所属。全日本代表ではでを獲得し、同大会の「最多レシーブ成功率」でMVPに選ばれた[1]。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
大勢はの臨海地区で育ち、では当初、陸上部に所属していた。しかし夏、体育館の空調故障により急遽組まれたレクリエーション大会で、床を滑るように拾い続ける姿が注目され、のスタッフに見出されたとされる[2]。
では当初セッター候補であったが、手首の柔らかさよりも反射神経が評価され、へ転向した。3年時にはでの守備成功率を自己ベストの94.8%まで更新し、当時の指導者・から「大勢はガチ」という半ば口癖のような評を受けたことが、後の登録名の由来になったとされる[3]。
所属チーム別の経歴[編集]
にへ入団し、同年の第8節でデビューを果たした。新人ながらでレセプション成功率80%超を記録し、当時の監督・は「練習中の声の大きさがほぼ拡声器」と評した[4]。
には主将補佐に就任し、にはチームの守備再編により実質的にフリーマン的役割を担った。なお、の遠征バスで最も早く寝る選手としても知られ、遠征先ので「起床前に試合を終えたい」と発言した記録が残る[5]。
代表経歴[編集]
にに初選出され、でベンチ入りを果たした。実戦出場は同年のが初であり、終盤の守備固めで投入されると、1セットで3度のダイビングレシーブを成功させ、代表スタッフの間で「地面に吸着する男」と呼ばれるようになった[6]。
では全7試合に出場し、日本の獲得に貢献した。準決勝の戦では、試合中に靴ひもが片方だけ3回ほど解けたが、それでもレセプション成功率91.2%を記録し、解説者から「大勢はガチの化身」と実況されたとされる。
選手としての特徴[編集]
大勢は、低い姿勢からの初動と、相手の打点に合わせて半歩だけ遅らせる予測型守備を特徴とする選手である。特にの変則的な身体操作がレシーブ時の体重移動に生かされており、チーム内では「右で投げ、左で拾う男」とも呼ばれる[7]。
また、ボールとの接触音が異様に小さいことでも知られている。これについて本人は「触るのではなく、相談している」と説明したが、科学的根拠はない。一方で、以降はジャンプサーブの返球率に課題があると指摘されており、本人も試合後の取材で「ガチで向き合うしかない」と繰り返したため、言葉の重みだけが先に独り歩きした。
守備範囲は広くないが、狭い範囲での成功率が極端に高い。これは時の部室改修でコートが半分しか使えなかった時期の反復練習に由来するとされ、専門誌『』は「制約が個性を作った稀有な例」と評している[8]。
人物[編集]
大勢は、試合前に必ずの地元パン店で購入したあんぱんを半分だけ食べる習慣がある。残り半分は「勝った日のために残す」として冷蔵庫の右上段に置くが、実際には遠征から帰るころには誰かに食べられていることが多いという。
チームメイトの証言によれば、遠征先で最も真面目に見えるが、最もくだらない言葉遊びをする選手でもある。特に「大勢はガチ」というフレーズをの合宿で連呼し、以後、緊張した場面で自らの集中を高めるための合言葉として使っていたとされる[9]。
また、の遠征では、ホテルの製氷機に向かって30分ほどレシーブ練習の素振りをしていたため、フロントから「施設利用法の範囲内でお願いします」と注意を受けた。この件は後に本人のSNSで半ば美談として語られたが、当時のチーム広報は全力で否定した。
記録[編集]
タイトル[編集]
最優秀守備選手賞:3回(、、)[10]
優勝:2回(、)
銀メダル
表彰[編集]
リーグベストリベロ:4回
フェアプレー賞:1回
月間MVP:2回
なお、には守備貢献度の算出方法をめぐり、リーグ事務局から一度だけ「要確認選手」として扱われたが、翌週に自己ベストを更新して事態を収束させた[11]。
代表歴・個人記録[編集]
日本代表通算出場:68試合
通算レセプション成功率:88.6%
1試合最多レシーブ成功数:31本(、対戦)
は年連続で国際大会出場を果たし、3大会連続で終盤の守備固めに起用された。本人は「派手な記録はないが、床との接触回数なら誰にも負けない」と語っている。
出演[編集]
大勢は、競技の知名度向上に伴い、以降に複数のCMへ出演した。最も知られるのはの「守備のあとに飲む」シリーズであり、CM中に一言も喋らずボールを拾い続ける演出が反響を呼んだ[12]。
テレビ番組では『』、『』などに出演し、いずれもコメントの9割を「ガチです」で終えることから、共演者が進行に苦労したという。なお、ではジェスチャーゲームで異常な強さを見せ、製作スタッフが「この人だけ説明不要」と記録している。
さらに、の防災キャンペーン動画では、体育館の床に落ちた紙片を拾う役で起用され、結果的に防災より清掃の啓発効果が高かったとされる。
著書[編集]
『』(、)は、本人初の書籍であり、レシーブの姿勢から日常生活の判断基準までを論じた随筆集である。巻末には「迷ったら低く構えろ」という一文が収録され、若年層の部活動で妙な人気を得た[13]。
また、『』はチームショップ限定で配布され、表紙に書かれた本人の顔が妙に真剣すぎるとして話題になった。なお、本人は出版イベントで「文章は苦手だが、サインは速い」と述べた。
背番号[編集]
時代は、では入団当初、主力定着後はを着用している。代表では番をつけることが多いが、これは当時のコーチが「縁起より守備範囲」と判断したためである[14]。
の代表合宿では、試合用ユニフォームの背番号を誤って番で発注してしまう事故があった。結果として練習着のまま紅白戦に臨んだが、本人は「番号より反応」と言い切り、周囲を黙らせた。
脚注[編集]
1. ^ 大勢羽地の国際大会登録票による。 2. ^ の内部資料とされるが、原本は未確認である。 3. ^ 松田修一「高校守備論の変遷」『近畿学生スポーツ研究』第14巻第2号、pp. 21-34。 4. ^ 広報誌『Chronos Weekly』第88号。 5. ^ 遠征バス座席表の余白に残されたメモによる。 6. ^ 代表強化記録集、2020年版。 7. ^ 競技雑誌のインタビューで本人がそう述べたとされる。 8. ^ 『月刊バレーボール』2022年11月号、pp. 48-51。 9. ^ 合宿記録係・高橋澄子の手記『声の大きい選手たち』より。 10. ^ 公式表彰一覧、2021-2024年。 11. ^ 事務局議事録第7号にのみ記載があるという。 12. ^ 「守備のあとに飲む」キャンペーン告知映像、。 13. ^ 東都出版編集部『拾うという哲学』刊行記念小冊子。 14. ^ 代表選考会の座席配置図に基づく。
関連項目[編集]
出身のスポーツ選手
外部リンク[編集]
東都クロノス公式プロフィール
日本バレーボール協会 選手名鑑
パリ2024 競技別登録アーカイブ
大勢羽地 ファンデータベース
Chronos Interview Archive
脚注
- ^ 松田修一『高校守備論の変遷』近畿学生スポーツ研究 第14巻第2号, pp. 21-34.
- ^ 高橋澄子『声の大きい選手たち』関西スポーツ記録社, 2023.
- ^ 日本バレーボール協会編『代表強化記録集 2020』日本バレーボール協会, 2020.
- ^ Chronos Analytics Group『Reception Metrics and the Geometry of Low Stance』Vol. 8, No. 3, pp. 115-129.
- ^ 村瀬由紀子『拾うという哲学』東都出版, 2025.
- ^ H. Tanaka, “The Quiet Contact: Defensive Patterns in Modern Volleyball,” Journal of Asian Sports Science, Vol. 17, No. 1, pp. 44-58.
- ^ 相馬真一『ベンチの中の主役たち』東西体育新書, 2024.
- ^ 『月刊バレーボール』編集部「2024年、守備が試合を変えた」『月刊バレーボール』第52巻第11号, pp. 48-51.
- ^ A. Thornton, “When a Libero Becomes a Brand,” International Review of Team Sports, Vol. 6, No. 4, pp. 201-219.
- ^ 羽地大勢『大勢はガチ式 3秒集中メソッド』東都出版, 2025.
- ^ 大阪スポーツ文化研究所『臨海地区における反射神経の形成』大阪学術叢書, 2022.
外部リンク
- 東都クロノス公式サイト
- 日本バレーボール協会 選手ページ
- パリ2024大会アーカイブ
- Chronos Weekly アーカイブ
- 大勢羽地オフィシャルファンページ