服部日向
| 芸名 | 服部 日向 |
|---|---|
| ふりがな | はっとり ひなた |
| 画像ファイル | Hinata_Hattori_official.jpg |
| 画像サイズ | 240×320px |
| 画像コメント | 第38回“雲間賞”授賞式にて |
| 生年 | 1997年〈平成9年〉 |
| 生月 | 9月 |
| 生日 | 9月21日 |
| 身長 | 170cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | 青春ドラマ、軽音楽、即興バラエティ |
| 活動期間 | 2016年 - |
| 活動内容 | テレビドラマ、映画、舞台、ラジオ、CM、歌手活動 |
| 配偶者 | 公表されていない |
| 事務所 | 雲間芸能 |
| 公式サイト | https://kumo-ma-geinou.example/hatttori_hinata |
| 主な作品 | 『薄明の回転椅子』、『夏便箋』、『深夜の自販機相談室』 |
| 受賞歴 | 第12回星砂新人賞(歌唱部門)、第38回雲間賞(舞台主演) |
服部 日向(よみ はっとり ひなた、[[1997年]]〈[[平成]]9年〉[[9月21日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。所属事務所は[[雲間芸能]]、愛称は「ひなたん」で、シングル『夏便箋』と舞台『薄明の回転椅子』が代表作として知られている。
略歴/来歴[編集]
服部日向は、日本の俳優である。2016年に[[雲間芸能]]主催のオーディション「雲間ナイト・リサイタル」で準グランプリを獲得し、同年の[[日本テレビ]]『週末ひなた便』でバラエティに初出演した。
同年11月、彼女(当時は“彼女名義”で登録されていた)が[[劇団小春日和]]の公開稽古に参加した際、稽古場の時計が7分34秒早まっていたことをきっかけに、舞台の演出が「遅れて始まる時間」をテーマ化したとされる[1]。この逸話は、後年の初主演作『薄明の回転椅子』の演出モチーフにも流用されたという。
2018年には初主演を果たし、[[映画『深夜の自販機相談室』]]では、売店の鍵番号を1桁ずつ当てる“過剰に細かい”役として話題となった。当時の公式プロフィールでは「活動期間:2016年〜」と記載されているが、関係者の証言では実質的な歌唱レッスン開始は2015年9月12日であったとも伝えられている[2]。
人物[編集]
服部は、愛称は「ひなたん」で、現場では“数字に強い人”として知られている。たとえば、撮影所の導線は「出入口Aから撮影位置までの動線が、ちょうど23歩で揃うように調整されるべき」と提案し、スタッフが実際にメジャーで測ったところ、結果として最短動線は22.6歩になったため、彼女は「22歩じゃないのがプロ」とコメントしたとされる[3]。
性格は穏やかで、インタビューでは「沈黙を数える癖がある」と答えることが多い。本人によれば、舞台稽古前に“沈黙の秒数”を3回だけ呼吸で割り、1回目は4.2秒、2回目は4.1秒、3回目は4.0秒で整えるという。一方で、撮影が長引くと「4.0秒が裏切られる」と愚痴をこぼす場面もあり、当時のバラエティ番組『深夜会議・ひなた席』では笑いのネタに転換された。
私生活では、台本ではなく“付箋の濃さ”で感情を調整することで知られている。具体的には、重要台詞の付箋だけ絆創膏用の薄手紙を使い、舞台照明の角度による色の変化を利用しているとされる。ただしこの手法は本人が自分で実験しているため、実際に採用されるかどうかは関係者間でも意見が割れている[4]。
出演[編集]
テレビドラマでは、2019年に[[朝日放送テレビ]]『港町エトワール探偵団』に抜擢され、失踪事件の捜査補助として出演した。同作では、手がかりとなる住所が「〒105-0009ではなく〒105-0019である」と視聴者に訂正させる演出が話題となり、視聴率が同時間帯で前年比+3.7%になったと報道された[5]。
映画では、2021年の[[東宝スタジオ]]作品『薄明の回転椅子』が特に知られている。彼女は初主演を果たし、椅子が回転するたびに服の色が“勝手に変わる”よう見せるVFXを、現場では「照明の都合だから、衣装さんに謝って」と取りまとめたという逸話が残っている。
舞台では劇団と距離が近いことで知られ、2022年の[[劇場『砂時計ホール』]]公演『薄明の回転椅子』はロングランとなった。バラエティ番組では『ひなたの裏口トーク』、ラジオでは[[TOKYO FM]]『日向の余白ラジオ』に出演し、CMでは[[江戸前乳業]]の新飲料「うすあわ夏」の広告に起用された。なお、本人はCM撮影のためだけに“コップの持ち替え動作を17回練習した”と語っている[6]。
作品[編集]
歌手としては、2018年にシングル『夏便箋』でメジャーデビューした。初週売上は「約2万8,400枚」で、公式資料には“封入の付箋が1枚多い”ことが要因として記載されている[7]。翌年にはアルバム『境界線のあいだ』をリリースし、収録曲のタイトルに天気用語が多いことがファンの間で指摘された。
映像作品としては、2020年のDVD『ひなた便り〜回転椅子の裏側〜』と、2023年のBlu-ray『薄明の回転椅子Live』がある。映像では舞台稽古の“ミスの瞬間”を敢えてカットしない編集が評価され、配信プラットフォーム[[U-NET]]での視聴維持率が平均74%に達したとされるが、同資料は内部配布のみで一般公開はされていない。
作品選定には事務所側の意向が強いとされ、雲間芸能の広報は「服部の役は、言葉より先に“空気が届く”こと」が条件であると説明したという。これが、後のドラマ『深夜の自販機相談室』での“沈黙の秒数”演出にも反映されたと推定されている[8]。
書籍[編集]
書籍では、2020年に写真集『付箋の海』を発売した。撮影地は架空の岬を模したセットで行われたとされるが、裏話としては実際に[[千葉県]][[館山市]]で海風の再現実験を行い、砂の粒度を0.35mmに揃えたと語られている[9]。
雑誌連載では、[[講談社]]の女性向けムック『月光の余白』で連載「ひなたの数字ノート」を担当した。連載では、恋愛相談が“分数”で表現されることがあり、たとえば「好きは3/5、怖さは1/5、休む勇気は1/5」といった書き方が読者の支持を得たとされる。
また、2022年からは[[NHK]]系の読み物企画『週末カーテンコール』に文章で参加した。文章は演技論よりも小道具の話に寄る傾向があり、編集者は「役者の身体感覚が文章になっている」と評したという[10]。
受賞歴[編集]
服部は、受賞により活動の幅を拡大したとされる。2018年に第12回星砂新人賞(歌唱部門)を受賞した。同賞では「歌唱の音程が“揺れているのに嘘がない”」ことが理由として挙げられたが、本人は「揺れているのは照明が原因」と切り返した。
2022年には第38回雲間賞(舞台主演)を受賞した。受賞理由としては『薄明の回転椅子』での“回転中の間(ま)”が評価されたとされ、審査会では当該間が平均で2.83秒だったという報告が回覧された[11]。ただしこの数値は公式には発表されておらず、当時の司会者のメモにのみ残っているという。
さらに2023年には、[[日本アカデミー賞]]の関連企画である「若手表現者フォーラム」に招待されたとされる。もっとも、招待の根拠となる決定書は見当たらず、関係者は「多分、彼女が“沈黙の秒数”を正確に数えていたから」と冗談めかしている。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 雲間芸能広報部「『週末ひなた便』初回視聴率と演出メモ」『雲間芸能 公式記録』第3号, 2016年, pp.12-19.
- ^ 服部日向『数字ノート—稽古場の4秒—』雲間出版社, 2021年, pp.7-31.
- ^ 山根澄人「沈黙の秒数と舞台間—新世代俳優の身体論」『舞台技法研究』Vol.18, 第2巻第1号, 2020年, pp.44-62.
- ^ 佐々木柚季「付箋は感情のインターフェースである」『表現文化ジャーナル』第9巻第4号, 2019年, pp.101-118.
- ^ 朝日放送テレビ編『港町エトワール探偵団 放送台本完全版(架空校正版)』朝日放送出版, 2020年, pp.3-56.
- ^ 江戸前乳業『うすあわ夏 CM撮影アーカイブ』江戸前乳業広報室, 2022年, pp.5-9.
- ^ 田中玲子「“封入付箋が1枚多い”は市場を変えるか」『広告表現レビュー』Vol.27, No.3, 2018年, pp.77-90.
- ^ International Journal of Performative Media「Hesitation Timing in Japanese Stage Performance」Vol.6, Issue2, 2022, pp.210-236.
- ^ 小山内真理「回転椅子の演出史—照明が台本を追い越す」『映像舞台年報』第15巻第1号, 2023年, pp.33-51.
- ^ 月光の余白編集部『ひなたの数字ノート集(第1〜12回)』講談社, 2021年, pp.1-140.
外部リンク
- 雲間芸能 服部日向公式ページ
- 星砂新人賞 公式アーカイブ
- 砂時計ホール 公演アーカイブ
- TOKYO FM 日向の余白ラジオ 番組サイト
- U-NET 薄明の回転椅子Live 特設