西園寺ありす
| 芸名 | 西園寺 ありす |
|---|---|
| ふりがな | さいおんじ ありす |
| 画像ファイル | Saionji_Alice_Official.jpg |
| 画像サイズ | 320×420px |
| 画像コメント | 主演舞台『薄明のブランコ』初日挨拶(2022年) |
| 生年 | 〈平成13年〉 |
| 生月 | 9月 |
| 生日 | 9月17日 |
| 身長 | 165 cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | 青春ドラマ・ミュージカル・シティポップ |
| 活動期間 | 2018年 - |
| 活動内容 | テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ、ラジオ、CM、歌手活動 |
| 配偶者 | なし(公表なし) |
| 事務所 | 光彩プロダクション |
| 公式サイト | https://www.kousai-prod.jp/saiouji-alice |
| 主な作品 | 『薄明のブランコ』、『真夜中の花屋』、『ALICE/電波少女』 |
| 受賞歴 | 第17回朱雀新人演技賞(2021年)、第9回音彩グランプリ(2024年) |
西園寺 ありす(さいおんじ ありす、〈平成13年〉 - )は、の、、。所属事務所はに所属している。愛称は「ありりん」で、初期から芝居と歌の両輪で知られる[1]。
略歴/来歴[編集]
西園寺ありすは、の下町育ちとして知られている。幼少期は習い事の掛け持ちが多く、同時に「歌の息継ぎ」と「芝居の間」を鍛える教育を受けたとされる。なお、家では台本を読むたびに「1ページにつき37回声に出す」ルールがあったと報じられ、現在の早口ナレーションに影響していると本人は語っている[1]。
2018年にの公開オーディションへ参加した。同年、応募総数が「応募フォームの改修前後で2系統になり、最終的に12万3,411件として集計された」と当時の関係者が説明している[2]。西園寺は最終審査まで残ったのち、同社の“夜の回遊型”合否方式により、深夜1時7分の通知メールを受けたことが話題となった[3]。
翌年には連続ドラマ『真夜中の花屋』で脇役デビューを果たし、同作の第3話放送中に視聴者投票が一時的に「第3位→第1位へ逆転」したとされる[4]。以降、俳優としての評価に加え、歌番組では“歌詞を読む速度”が注目され、タレントとしての露出が拡大していった。
初主演を果たしたのは2020年の舞台『薄明のブランコ』であり、翌年には映像化された。『薄明のブランコ』は、観客が拍手のタイミングを変えると演出が微調整される仕組みを採用し、西園寺の「表情だけでセリフを置換する」演技が話題となった。
人物(性格・逸話/私生活)[編集]
西園寺は、現場では小さなメモに台詞の“感情温度”を書き込むことで知られている。たとえば「怒りは42度、諦めは17度」のように数値化する癖があり、共演者からは「比喩が科学っぽい」と評されている[5]。また、撮影前は必ず靴紐の結び目を3回確かめるとされ、本人は「3回目で“芝居が始まる”合図になる」と説明した[6]。
私生活については、静かな趣味が多いと伝えられている。具体的には、の古書店で“未完成の朗読譜”を集めることが趣味で、これが舞台の呼吸に影響しているとされる[7]。一方で、料理は苦手で、得意料理は「刻んだものを“刻みすぎない”ために手を止める練習ができるサラダ」と本人が冗談めかして語ったとされる。
性格は親しみやすいとされるが、舞台楽屋では差し入れの袋を必ず色ごとに並べ替える。これは、スタッフが「プロンプトのように整理すると落ち着く」と述べたことがきっかけだと報じられている[8]。なお、インタビューでは「愛称はありりん、呼ばれるたびに“あり”が増える気がする」と答えることが多い。
なお、信条として「“歌は逃げ道ではなく避難所”として使うべきだ」と発言したことがあり、ファンの間で座右の銘として扱われている。
出演(テレビドラマ/映画/舞台/劇場アニメ/バラエティ番組/ラジオ番組/CM)[編集]
テレビドラマでは、2019年『真夜中の花屋』に出演したのち、2021年には『透明な駅員さん』で主演を務めたとされる。同作はの連続枠で放送され、駅構内の小道具が毎回1点ずつ変更される演出が採用され、西園寺の「小さな違和感の演技」が注目された[9]。
映画では、2022年に『雨粒のパレット』へ抜擢された。監督は西園寺について「言葉が減るほど目が増える」と評し、撮影ではセリフを半分にして“残り半分を歌で補う”方式が採用されたとされる[10]。
舞台では、前述の『薄明のブランコ』以降、ミュージカル『暁色の回廊』で主役を務めた。公演中、観客参加型の“合唱チケット”が配布される回では、西園寺が舞台上で1フレーズだけ事前収録の声を重ね、即興と同期する技法が話題となった[11]。
バラエティ番組では、料理企画や検証企画に起用されることが多い。2023年の『夜更かしラボ!』では、ラップタイムを測る代わりに“息の長さ”を測る独自ルールを紹介し、当時の視聴者投稿が「最長7.2秒で共感が沸いた」と話題となった[12]。ラジオでは『ありすの電波日誌』を担当し、毎週冒頭で「今日の天気を一文で演じます」を宣言している。CMでは、2024年にの新サービスに起用され、メイキングがネットで話題となった。
作品(シングル/アルバム/映像作品)[編集]
歌手としては、2020年にシングル『きらめきの置き去り』でデビューした。曲調はシティポップとされ、本人は「自分の声が街灯に当たる感じ」を表現したと述べている[13]。同年末には“歌詞の改行位置”がファン投票で決まる企画が行われ、最終的な歌詞は4パターンのうち「2番目の改行構成」が採用されたとされる。
2022年に1stアルバム『ALICE/電波少女』をリリースした。同アルバムには、映画『雨粒のパレット』の主題歌も収録されており、「言葉を薄くして、感情を濃くする」制作方針が見られると評された[14]。さらに2023年にはライブ映像『ありす、夜のステージで泣く』が発売され、初週売上が約1.8万枚に達したと報じられている[15]。
映像作品としては、2024年に『薄明のブランコ(映像版)』が配信・パッケージ化された。特典として、観客の拍手タイミング別に編集が分岐する“疑似演出”が付いたとされ、視聴者が「見ているのに選ばされている」感覚を得ることで人気を博した[16]。
書籍(写真集/雑誌連載)[編集]
写真集では、2021年に『ありすの呼吸地図』を発売した。同書はの水路沿いで撮影されたとされ、ページごとに“呼吸のカウント”が記されている。撮影現場では「息継ぎの秒数を当てる」遊びが行われ、スタッフがこぞって当てられなかったことで、結果的に表情の硬さが抜けたと本人が振り返っている[17]。
雑誌連載としては、2022年から『月刊スキップ・レビュー』で連載『読み芝居のレシピ』を担当している。同連載では、芝居のためのウォーミングアップを“料理工程”に見立てて紹介しており、編集部は「読者が台本を自炊する感覚」と表現した[18]。
また、2023年にはエッセイ『数でわかる気持ちの温度』を刊行し、本人の“感情温度”メモを図表化した内容が話題となった。
受賞歴[編集]
西園寺は、2021年に第17回朱雀新人演技賞を受賞した。受賞理由は『真夜中の花屋』での“沈黙の演技”が高く評価されたことによるとされる[19]。選考会の議事録要旨として「感情温度の扱いが稀有である」との記述があったとも報じられたが、真偽は公式には確認されていない[20]。
歌手としては、2024年に第9回音彩グランプリを受賞した。受賞により、シングル『きらめきの置き去り』の別アレンジ版が配信限定で再リリースされ、ファンの間で“ありりん仕様”と呼ばれた[21]。
舞台では、同年に『暁色の回廊』で“照明連動演技賞”を獲得した。照明会社が制作した特殊なランプグラフがあり、西園寺がそれに合わせて瞬きの頻度を調整していたとされる[22]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
[光彩プロダクション 公式プロフィール]
[ありすの電波日誌(番組サイト)]
[ALICE/電波少女 特設ページ]
[第17回朱雀新人演技賞 受賞者一覧]
[音彩グランプリ 公式アーカイブ]
脚注
- ^ 山本灯莉『夜の回遊オーディション 誰が深夜1時7分を取ったのか』光彩文庫, 2020.
- ^ 田中祐輔「感情温度メモから読み解く若手演技の同期構造」『演技と認知ジャーナル』Vol.12 No.3, pp.44-59, 2021.
- ^ K. Whitmore「Timing-Based Stage Presence in Contemporary Japanese Theater」『Journal of Performative Rhythm』Vol.6, No.2, pp.101-128, 2022.
- ^ 鈴木真琴『透明な駅員さんの撮影記録』NHK出版, 2021.
- ^ 佐伯礼「“沈黙のカウント”は何秒で成立するか」『映像演出研究』第4巻第1号, pp.12-27, 2020.
- ^ Patricia Gomez「City Pop Vocal Delivery and Micro-Phrasing」『International Popular Music Review』Vol.19, No.1, pp.77-95, 2023.
- ^ 光彩プロダクション編『薄明のブランコ 設計資料(観客参加型版)』光彩ホール, 2022.
- ^ 藤堂綾乃『ありすの呼吸地図』玄霧書房, 2021.
- ^ 『月刊スキップ・レビュー』編集部「読み芝居のレシピ 2022年度ダイジェスト」第27号付録, pp.3-21, 2022.
- ^ 内海耕一「朱雀新人演技賞選考メモ(要旨)」『賞と評価の社会学』Vol.3 No.4, pp.200-219, 2024.
- ^ 音彩グランプリ運営委員会『音彩グランプリ 公式年報 2024』音彩出版, 2024.
外部リンク
- 光彩プロダクション
- ありすの電波日誌(音声アーカイブ)
- 朱雀新人演技賞データベース
- 音彩グランプリ公式アーカイブ
- ALICE/電波少女(特設ページ)