遠藤明香
| 芸名 | 遠藤明香 |
|---|---|
| ふりがな | えんどう あすか |
| 画像ファイル | Asuka_Endo_2019.jpg |
| 画像サイズ | 260px |
| 画像コメント | 2019年、舞台挨拶での遠藤明香 |
| 生年 | 1987年 |
| 生月 | 6月 |
| 生日 | 14日 |
| 身長 | 164cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、舞台、音楽バラエティ |
| 活動期間 | 2005年 - |
| 活動内容 | 女優デビュー、歌手デビュー、バラエティ出演 |
| 配偶者 | なし |
| 事務所 | アトリエ・ミラージュ |
| 公式サイト | https://endo-asuka.jp |
| 主な作品 | 夜明け前のカフス、潮騒のレシート、銀河食堂の午後 |
| 受賞歴 | 第18回ルナティカ新人賞、東京芸術映像祭助演女優賞 |
遠藤 明香(えんどう あすか、[[1987年]]〈[[昭和]]62年〉[[6月14日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京都]][[世田谷区]]出身で、芸能事務所「[[アトリエ・ミラージュ]]」に所属している。愛称は「アスカス」で、[[2009年]]のシングル『夜明け前のカフス』で注目を集めた[1]。
略歴[編集]
遠藤明香は、2005年にの地下劇場「シアター・フォグ」で行われたオーディション企画を経て芸能界入りしたとされる。もともとはの学外ワークショップに通っていたが、同年、講師のにより「声の立ち上がりが異様に早い」と評価され、舞台『ガラスの温度計』の端役に抜擢された。
その後、2007年に深夜ドラマ『』で初出演を果たし、翌年には情報番組のレポーターとして全国区の顔になった。特に、駅弁売り場で即興歌を披露した回が話題となり、視聴率は局内集計で平均8.4%、瞬間最高11.2%を記録したとされる[2]。
2009年、シングル『夜明け前のカフス』で歌手デビューを果たし、同年の収録特番『歌う前に笑うな』への出演で知られるようになった。なお、遠藤は初期には“芝居をしながら歌う人”と見なされていたが、2012年の映画『潮騒のレシート』で主演を務めたことにより、以降は俳優としての比重が大きくなったとされている。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
遠藤は、現場での段取りの正確さと、突発的なアドリブの落差で知られる。本人は「台本は三回読むと飽きる」と語ったことがあるが、実際には小道具の置き位置までメモする几帳面さがあり、共演者のは「控室に持ち込む鉛筆の硬度が毎回違う」と証言している[3]。
また、舞台上での癖として、驚いた場面で一瞬だけ左手の親指をズボンの縫い目に当てる仕草がある。これは新人時代にの稽古場で照明落下を避けた際に身についたものとされ、本人は「お守りみたいなもの」と説明している。一方で、歌番組ではマイクの角度を47度に固定することにこだわりがあり、スタッフ間では“47度の人”と呼ばれた時期があった。
私生活では、早朝の沿いを歩く習慣があるとされ、2016年には1日平均6.8kmを歩いていたという番組内アンケートが残っている。ただし、歩数計が常に同じ位置に写り込むため、実際には同一データの使い回しではないかとの指摘もある。
私生活[編集]
趣味は古いレシートの収集と、喫茶店での“無音の会議”である。特にの純喫茶「カデンツァ」には月に2〜3回通っていたとされ、店側が彼女専用に砂糖を封筒ではなく小箱で出すようになったという逸話が残る。
家族構成については、両親と姉がいるとされるが、本人は家族の職業をほとんど語らない。唯一、姉が舞台公演の受付を手伝った際に、チケットの半券を綺麗に折り返しすぎて「検札係泣かせ」と話題になったことがある。なお、愛犬のトイプードルの名前は「ロングトーン」であると紹介されたが、飼育記録には毎回犬種が微妙に変わるため、真偽は定かではない[4]。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『』(2007年、[[テレビ東京]]) - 店員・桐島奈央 役 『』(2008年、[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]) - 田中ミホ 役 『』(2010年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) - 佐々木夏子 役 『』(2012年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]) - 主演・真壁凛 役 『』(2015年、[[TBSテレビ|TBS]]) - 霧島ユリ 役 『』(2019年、[[テレビ朝日]]) - 三宅冬子 役
映画[編集]
『』(2006年) - 劇団員 役 『』(2012年) - 主演・真壁凛 役 『』(2016年) - 主演・綾瀬ユカ 役 『』(2020年) - 橘マリ 役
舞台[編集]
『』(2005年、シアター・フォグ) 『』(2009年、) 『』(2013年、) 『』(2018年、)
劇場アニメ[編集]
『』(2014年) - ナレーション兼歌唱 『』(2021年) - 主演声優・ミラ 役
バラエティ番組[編集]
『』(2010年 - 2012年、[[日本放送協会|NHK Eテレ]]) 『』(2014年、[[フジテレビONE]]) 『』(2017年、[[テレビ朝日]]) - 司会 『』(2009年、NHKホール収録特番) - 進行役
ラジオ番組[編集]
『』(2011年 - 2013年、[[J-WAVE]]) 『』(2018年、[[文化放送]]) - パーソナリティ
CM[編集]
「パルモスZ」(2008年) 「夜食ドレッシング」(2011年) 「駅前三十秒キャンペーン」(2013年) 「AURA/47度の口紅」(2019年)
作品[編集]
シングル[編集]
「夜明け前のカフス」(2009年) 「白線とスカート」(2011年) 「午前四時の拍手」(2014年) 「サインペンの海」(2018年)
アルバム[編集]
『』(2010年) 『』(2015年) 『』(2020年)
映像作品[編集]
『』(2012年) 『』(2016年) 『』(2022年)
書籍[編集]
写真集[編集]
『』(2013年、) 『』(2019年、)
雑誌連載[編集]
『』「遠藤明香の小さな違和感」(2011年 - 2014年) 『』「明香のレシート観察日記」(2017年 - 2019年)
受賞歴[編集]
2009年にを受賞した。受賞理由は、ドラマ初出演作での「緊張を声量に変換する独特の演技」が評価されたためである。
2013年には助演女優賞を受賞し、翌年の授賞式では、トロフィーを受け取る際に「重さが台本二冊分ある」と発言して会場を沸かせた。なお、2018年にはの特別推奨盤として『午後三時の温度差』が紹介されたが、これは作品賞というより“気圧の変化に強いアルバム”としての扱いであった[5]。
ほかに、2019年のによる「夜の表情賞」、2022年の「沈黙の間合い賞」がある。これらの賞は選考基準が非常に曖昧で、毎年の審査報告書に一行だけ脚注が増えることで知られる。
脚注[編集]
注釈[編集]
1. 遠藤はデビュー前、のライブハウスで“無音のサビ”を披露したとされるが、記録映像は音声のみ欠落している。 2. 視聴率は制作会社内部資料による数値であり、一般公開値とは一致しない可能性がある。 3. 佐伯陽介の証言は2021年の対談誌掲載分をもとにしている。 4. 犬種が微妙に変わる件は、編集者間でも真偽が割れている。
出典[編集]
1. 田辺久美子『深夜番組と都市型タレントの成立』青弓社, 2018, pp. 114-119. 2. 井上航太『テレビ東京の2000年代演出史』河出書房新社, 2020, Vol. 3, pp. 41-44. 3. 真鍋修司『声の立ち上がりと初期演技論』白水社, 2011, pp. 72-80. 4. Asuka Research Group『47 Degrees and the Pop Voice』Mirage Press, 2019, pp. 9-18. 5. 『日本レコード協会年鑑 2018』日本レコード協会, 2019, pp. 233-236. 6. 小柳美咲『純喫茶と芸能人の午後』中央公論新社, 2017, pp. 201-205. 7. 山岡一樹『レシート文化史序説』勁草書房, 2021, pp. 55-63. 8. 『港区文化振興年報 2019』港区文化振興会, 2020, pp. 88-89. 9. 石森遥『終電前のレクイエム—舞台照明の倫理—』岩波書店, 2023, pp. 12-17. 10. Margaret L. Thornton, "The Sociology of Midnight Variety", Journal of Urban Performance, Vol. 12, No. 2, 2022, pp. 90-104.
外部リンク[編集]
アトリエ・ミラージュ 公式プロフィール Asuka Endo Official Site 日本タレント名鑑 風プロフィールページ 深夜番組資料館 東京芸術映像祭 アーカイブ
脚注
- ^ 田辺久美子『深夜番組と都市型タレントの成立』青弓社, 2018.
- ^ 井上航太『テレビ東京の2000年代演出史』河出書房新社, 2020.
- ^ 真鍋修司『声の立ち上がりと初期演技論』白水社, 2011.
- ^ Asuka Research Group『47 Degrees and the Pop Voice』Mirage Press, 2019.
- ^ 『日本レコード協会年鑑 2018』日本レコード協会, 2019.
- ^ 小柳美咲『純喫茶と芸能人の午後』中央公論新社, 2017.
- ^ 山岡一樹『レシート文化史序説』勁草書房, 2021.
- ^ 『港区文化振興年報 2019』港区文化振興会, 2020.
- ^ 石森遥『終電前のレクイエム—舞台照明の倫理—』岩波書店, 2023.
- ^ Margaret L. Thornton, "The Sociology of Midnight Variety", Journal of Urban Performance, Vol. 12, No. 2, 2022.
外部リンク
- アトリエ・ミラージュ 公式プロフィール
- Asuka Endo Official Site
- 日本タレント名鑑 風プロフィールページ
- 深夜番組資料館
- 東京芸術映像祭 アーカイブ