酒豪天使
| 芸名 | 天羽 玲司 |
|---|---|
| ふりがな | あもう れいじ |
| 画像ファイル | Amou Reiji 2023.jpg |
| 画像サイズ | 250px |
| 画像コメント | 2023年、舞台『酔星記』の製作発表にて |
| 生年 | 1988年 |
| 生月 | 7月 |
| 生日 | 14日 |
| 身長 | 181cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ、音楽 |
| 活動期間 | 2007年 - |
| 活動内容 | 俳優、司会、歌手活動 |
| 配偶者 | 未婚 |
| 事務所 | 星野プロモーション |
| 公式サイト | 星野プロモーション 公式プロフィール |
| 主な作品 | 午前0時の乾杯、月面のビール瓶、二杯目の月 |
| 受賞歴 | 第18回日本深夜芸能賞 新人賞、東京放送演技賞 助演男優賞 |
天羽 玲司(あもう れいじ、[[1988年]]〈[[昭和]]63年〉[[7月14日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]である。[[星野プロモーション]]に所属している。愛称は「シュゴテン」で、代表作にドラマ『[[午前0時の乾杯]]』、映画『[[月面のビール瓶]]』、シングル「[[二杯目の月]]」がある。
略歴[編集]
天羽玲司は、東京都立川市出身の俳優である。高校在学中に駅前の小規模なでアルバイト司会を務めたことがきっかけで注目され、2007年にの新人発掘企画「夜明けの乾杯オーディション」により芸能界へ入ったとされる。
当初は深夜番組の端役が中心であったが、2009年、居酒屋を舞台にした連続ドラマ『』で、毎回最後に一気飲みを止めに入る青年役に抜擢された。これが話題となり、同年のロケ地である横浜市中区の飲み屋街では、撮影見学の人数が通常の3.4倍に増えたと報じられている。
その後、2011年には映画『』で初主演を果たした。同作では監修の宇宙基地セットの中で、常に所持品検査に引っかかる整備士を演じ、当時の若手俳優としては珍しく「飲酒礼賛と節度啓発の両立」を掲げた宣伝キャンペーンの顔となった。2014年以降は歌手活動も本格化し、シングル「」が有線問い合わせランキングで12週連続上位に入ったとされる[要出典]。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
天羽は、現場では極めて礼儀正しい一方、打ち上げの席では「最初の一杯だけは誰よりも静かに飲む」として知られる。これは本人が幼少期に祖父から「酒は勢いでなく作法で飲むもの」と教わったためであるという。
また、収録現場に自前の徳利形保温ボトルを持ち込む癖があり、共演者からは「天使の皮をかぶった杜氏」と呼ばれたことがある。2016年のバラエティ番組では、内の大衆酒場18店舗を1夜で巡る企画に挑戦し、最後まで顔色が変わらなかったため、医師の立ち会いが入ったという逸話が残る[1]。
私生活[編集]
私生活では非常に規則正しく、午前6時に起床してから必ず炭酸水を200ml飲むという。これにより、翌日の撮影で「前夜の余韻だけが残る演技」が可能になると本人は語っている。
なお、2019年に一部週刊誌で交際報道が出たが、所属事務所は「本人は日本酒よりもミネラルウォーターに詳しい」とのみコメントした。報道後、本人の実家がある立川市の酒販店では、同姓同名の別人宛ての祝電が3日間で27通届いたとされる。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『午前0時の乾杯』(2009年) - 佐倉慎吾 役。深夜ドラマでありながら、各話の終盤に必ず「水を飲む」場面が挿入され、異例の倫理観が話題となった。
『帰ってきた酔星課長』(2012年) - 主演・三好肇 役。月に一度しか出社しない課長を演じ、視聴率は平均8.1%であったが、録画率は地方局制作としては高水準だったとされる。
『居酒屋検定二級』(2018年) - 養成所講師・黒川 役。本人が実際に撮影前に実地試験を受けていたため、共演者からは「役作りというより資格取得」と評された。
映画[編集]
『月面のビール瓶』(2011年) - 主演・八木原拓海 役。宇宙で唯一の酒類搬送技師という設定で、のスタジオに作られた低重力セットが評判となった。
『銀河系一杯目』(2015年) - 田所誠 役。地方都市の再開発を描く群像劇で、最後の居酒屋シーンだけが異常に長く、編集版では4分短縮された。
『天使は梯子を下りない』(2022年) - 主演・相馬涼介 役。天使役でありながら羽根が一切出てこない演出が珍しく、批評家の一部からは「酒豪天使像の完成形」と評された。
舞台[編集]
『酔星記』(2013年) - 主演。東京・の小劇場で始まり、2年後に松竹座へ進出した。公演中、天羽が客席へ向けて「乾杯ではなく、合掌で始める夜もある」と語った即興が名物となった。
『徳利の中の王国』(2017年) - 王子アマノ役。大道具に本物の陶器を使ったため、千秋楽で小道具の徳利が21本割れ、制作費の一部が補填された。
『終電前の天使たち』(2024年) - 朗読劇。全編ほぼ会話劇であるにもかかわらず、終了後に物販の湯のみが完売した。
劇場アニメ[編集]
『空席のグラス』(2014年) - 声の出演・バーテンダーの声。アニメ映画としては珍しく、収録が深夜2時に行われた。
『星屑サケロボ』(2020年) - 声の出演・ナレーション。宇宙を舞台にした家族向け作品であったが、エンドロールで天羽の名前が最初に出る演出が賛否を呼んだ。
バラエティ番組[編集]
『朝まで一杯でいいですか』(2016年 - 2019年) - 司会。毎回ゲストに対し、1杯目の飲み物を「本人確認」として選ばせる独自の進行で人気を博した。
『全国酒場ロケの旅』では、からまで47都道府県を回り、最終回で店主の名前を全員言えたことから、番組内で「歩く酒場名鑑」と呼ばれた。
『笑ってはいけない深夜食堂』では、罰ゲームの代わりに温泉卵を食べるルールを提案し、制作陣から「結果的にいちばん健全」と評価された。
ラジオ番組[編集]
『天羽玲司の終電後ラジオ』に出演し、深夜1時台の相談コーナーで「恋愛相談より居酒屋選びの相談が多い」と述べている。
また、の特番『新春・乾杯の作法』では、全国の視聴者に向けて水割りの黄金比を実演したが、翌日の投書欄では「年始から学術的すぎる」との感想が多かった。
CM[編集]
『さくら醸造』の缶チューハイ「夜明け前の一滴」シリーズに2013年から起用された。撮影ではグラスに注ぐ角度が厳密に指定され、1回の本番で7秒以上静止するという異例の演出が採用された。
ほかに、『 週末きっぷキャンペーン』『大成建設 低重心マンション』『ミツカン 炭酸割り研究所』などのCMに出演し、いずれも「生活感があるのに妙に神々しい」として好評であった。
作品[編集]
シングル[編集]
「二杯目の月」(2014年) - オリコン週間27位。サビの終わりでコーラスが一斉に「おかわり」と入る構成が特徴である。
「盃は踊る」(2017年) - 深夜番組のタイアップ曲。本人が発売記念イベントで3回連続で歌詞を飛ばしたが、観客の満足度は高かったとされる。
「帰り道の徳利」(2021年) - 配信限定。ジャケット写真はの古民家で撮影され、背景に映り込んだ湯のみがファンの間で「第2の主役」と呼ばれた。
アルバム[編集]
『天使、二合目』(2016年) - 1stアルバム。全10曲中7曲が夜明けを題材としており、うち2曲は実質的にバラードではなく唱和である。
『午前2時の翼』(2020年) - セルフプロデュース作品。音圧の高さが話題となり、一部の評論では「耳で飲むアルバム」と表現された。
映像作品[編集]
『Shugō Tenshi Live at Kichijoji』(2018年) - ライブ映像作品。吉祥寺のライブハウスで収録され、MCの長さが本編を上回る場面があった。
『酒豪天使の作法入門』(2023年) - ドキュメンタリー映像。本人の一日密着を中心に構成され、朝の白湯から深夜の炭酸水までが丁寧に記録された。
書籍[編集]
写真集[編集]
『夜更けの横顔』(2015年、)は、都内の居酒屋と港湾地区で撮影された写真集である。帯文に「飲む前から完成している男」と記され、初版は3万部を発行した。
『盃の温度』(2021年、)では、湯気の立つ器を見つめる横顔が中心であり、実際の飲酒シーンは12ページしかないにもかかわらず、ファンからは最も「酒豪天使らしい」と評された。
雑誌連載[編集]
『週刊現代』では「天羽玲司の今夜も一杯だけ」を2017年から2年間連載し、全国各地の老舗酒場を紹介した。連載第8回ではの老舗バーで、店主の計算ミスにより会計が87円多く請求されたが、天羽は黙って支払ったという。
『BRUTUS』の特集連載「深夜の礼儀作法」では、箸の持ち方より先に「お通しの受け取り方」を解説し、編集部から「生活教養として有用だが学習指導要領には載せづらい」とコメントされた。
受賞歴[編集]
2010年に主催の新人企画で「最も静かに目立った人物」に選ばれた。これは、舞台袖で発声練習をしていた際に、マイクを使わずに客席後方まで声が届いたことにより評価されたものである。
2012年には『月面のビール瓶』で第18回日本深夜芸能賞新人賞を受賞した。2017年には『酔星記』の演技により東京放送演技賞助演男優賞を受賞し、受賞スピーチで「今夜の主役は水である」と述べて物議を醸した。
また、2020年にはから「適量啓発特別アンバサダー」に任命された。もっとも、任命式で本人が持参したメモには「適量とは、場と相手によって変わる」とだけ書かれており、式典後に運営側が30分ほど補足説明を行ったとされる。
脚注[編集]
[1] 天羽の「医師の立ち会い」は、番組側が健康管理のために常時配置していたとする説と、本人が単に水分摂取量を記録されていただけとする説がある。
[2] 星野プロモーション社内資料「夜明けの乾杯オーディション記録」より。 [3] 立川市文化振興課『たちかわの夜と若者文化』、2019年、pp. 88-91. [4] 佐伯隆一『深夜芸能の経済学』光文社新書、2021年、pp. 134-142. [5] 杉浦美緒「テレビドラマにおける節度表象の変遷」『放送研究』Vol. 42, No. 3, pp. 55-73. [6] N. Thornton, "Sake and Stardom in Post-Streaming Japan," Journal of Asian Popular Culture, Vol. 11, No. 2, pp. 201-219. [7] 『月面のビール瓶』制作委員会記録集、2022年、pp. 12-17. [8] 酒井一馬『居酒屋とアイドル性』青土社, 2020年, pp. 45-49. [9] 『芸能年鑑 2024』全国芸能資料センター, 2024年, pp. 301-302. [10] 田沼冬子「炭酸水アイコンの成立」『ポップカルチャー史論』第7巻第1号, pp. 5-19.
外部リンク[編集]
星野プロモーション 公式プロフィール
天羽玲司オフィシャルブログ「二杯目の窓」
酒豪天使研究会アーカイブ
日本深夜芸能賞 受賞者一覧
Shugō Tenshi Fan Wiki
脚注
- ^ 佐伯隆一『深夜芸能の経済学』光文社新書, 2021年, pp. 134-142.
- ^ 杉浦美緒「テレビドラマにおける節度表象の変遷」『放送研究』Vol. 42, No. 3, pp. 55-73.
- ^ N. Thornton, "Sake and Stardom in Post-Streaming Japan," Journal of Asian Popular Culture, Vol. 11, No. 2, pp. 201-219.
- ^ 立川市文化振興課『たちかわの夜と若者文化』, 2019年, pp. 88-91.
- ^ 『月面のビール瓶』制作委員会記録集, 2022年, pp. 12-17.
- ^ 酒井一馬『居酒屋とアイドル性』青土社, 2020年, pp. 45-49.
- ^ 『芸能年鑑 2024』全国芸能資料センター, 2024年, pp. 301-302.
- ^ 田沼冬子「炭酸水アイコンの成立」『ポップカルチャー史論』第7巻第1号, pp. 5-19.
- ^ M. H. Carter, "The Etiquette of Late-Night Celebrity," Tokyo Media Review, Vol. 8, No. 4, pp. 77-89.
- ^ 久保田眞理『テレビ深夜帯の身体表現』森話社, 2018年, pp. 101-109.
- ^ 編集部編『乾杯と沈黙の芸能史』新潮社, 2023年, pp. 9-14.
- ^ 山根律『なぜ彼は水を飲むのか』ぺりかん社, 2022年, pp. 66-70.
外部リンク
- 星野プロモーション 公式プロフィール
- 天羽玲司オフィシャルブログ「二杯目の窓」
- 酒豪天使研究会アーカイブ
- 日本深夜芸能賞 受賞者一覧
- Shugō Tenshi Fan Wiki