高岡 綜汰
| 芸名 | 高岡 綜汰 |
|---|---|
| ふりがな | たかおか そうた |
| 画像ファイル | Takaoka Sota 2019.jpg |
| 画像サイズ | 220px |
| 画像コメント | 2019年、舞台挨拶にて |
| 生年 | 1994年 |
| 生月 | 7月 |
| 生日 | 18日 |
| 身長 | 178 cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ番組 |
| 活動期間 | 2012年 - |
| 活動内容 | 俳優、歌手、司会 |
| 配偶者 | なし |
| 事務所 | 東京湾岸芸能社 |
| 公式サイト | 高岡綜汰オフィシャルサイト |
| 主な作品 | 夜明け前のリフレイン、港区サーチライト、砂時計のサーカス |
| 受賞歴 | 日本新人演技賞、湾岸ゴールデンマイク賞 |
高岡 綜汰(たかおか そうた、[[1994年]]〈[[平成]]6年〉[[7月18日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京湾岸芸能社]]に所属している。愛称は「ソータン」で、学園青春作『夜明け前のリフレイン』での主演を機に広く知られるようになった[1]。
略歴[編集]
高岡は[[東京都]][[江東区]]の臨海部で生まれ、幼少期から区立の合唱団と児童劇団を往復していたとされる。中学時代に[[有明]]の再開発地区で行われた地域映画祭に参加し、観客の前で即興で語った短編朗読が、後に事務所関係者の目に留まったという。
[[2012年]]、高校在学中に東京湾岸芸能社のオーディション「第4回ネオ・フロント発掘会」で準グランプリを受賞し、同年にドラマ『湾岸の拍動』で端役デビューを果たした。翌年には音楽部門の研修を経て配信限定シングル「灯台まで」を発表し、俳優業と歌手活動を並行する珍しい形で活動を開始した。
[[2015年]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系の学園群像劇『夜明け前のリフレイン』で初主演を果たした。作品は深夜帯にもかかわらず平均視聴率6.8%を記録し、特に最終回の長回し演技が話題となったほか、放送翌週にはロケ地の[[千葉県]][[木更津市]]に「綜汰階段」と呼ばれる非公式のファン撮影スポットが生まれた[2]。
[[2017年]]以降は舞台への出演を増やし、[[東京芸術劇場]]や[[新国立劇場]]で上演された実験的な音楽劇に連続出演した。なお、[[2020年]]の配信ドラマ『港区サーチライト』では、司会を務めた情報番組との役柄の落差が評判となり、本人は後年「一番仕事をした気がするのは移動車の中だった」と述べている[3]。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
高岡は、現場では寡黙だが、本番前に台本へ色鉛筆で天気図のような書き込みを行うことで知られる。共演者によれば、感情の温度を色分けして覚える癖があり、役作りのノートは毎回3冊に及ぶという。
また、撮影現場での差し入れに強いこだわりを持ち、[[神奈川県]][[横浜市]]の和菓子店と共同開発した「ソータン最中」が、[[2018年]]から限定で販売された。1日平均48個しか作られず、うち17個はスタッフ控室に消えるとされる。
一方で、ライブのアンコールでは突然ラップ調の自己紹介を始めることがあり、[[NHK]]の収録でこれを行った際には演出意図が不明なままテロップで拾われ、後に「NHK紅白歌合戦出演者」の肩書きが半ば都市伝説化した。
私生活[編集]
私生活では、釣りと古いラジオの修理を趣味としている。特に[[東京都]][[大田区]]のジャンク市で購入した真空管受信機を改造し、深夜の[[AMラジオ]]で流れる地方局の天気予報を収集していることで知られる。
[[2021年]]には、月の半分を「音のない日」と定めて外部との連絡を最小限にする生活法を始めたと報じられた。これにより、マネージャーが誤って2週間分の仕事を一括で確保してしまい、結果として連続収録が11本に膨らんだ逸話が残っている[4]。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『湾岸の拍動』([[2012年]]、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) - 立花修二 役
『夜明け前のリフレイン』([[2015年]]、[[フジテレビ]]) - 主演・榊原悠斗 役
『港区サーチライト』([[2020年]]、[[テレビ朝日]]) - 主演・綾瀬慎也 役
『月面のコンパス』([[2023年]]、[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]) - 神崎蓮 役
いずれも都市部の群像劇であるが、本人は「地方ロケの方が靴が汚れるぶん演技が締まる」と発言しており、制作陣の間で妙に重宝された。
映画・舞台・劇場アニメ[編集]
『砂時計のサーカス』([[2016年]]) - 主演・志村玲央 役
『海鳴りの標本』([[2019年]]) - 片岡蒼 役
『銀河郵便局の午後』(劇場アニメ、[[2022年]]) - 声の出演・配達員カイト 役
舞台『エレベーターは夜を数える』([[2018年]]、[[東京芸術劇場]]) - 主演
舞台『白磁の海岸線』([[2021年]]、[[新国立劇場]]) - 牧野央 役
舞台では台詞量の多さに定評があり、初日公演で1幕あたりの発声回数が427回に達したことから、演出家が「人間ではなく時刻表」と評したという。
バラエティ番組・ラジオ番組・CM[編集]
『深夜湾岸トーク』([[2017年]] - [[2018年]]、[[TBSテレビ|TBS]]) - 司会
『ソータンの回転木馬相談室』([[2021年]] - 、[[文化放送]]) - パーソナリティ
『お茶の間ストレート』([[2022年]]、[[日本テレビ]]) - ゲスト出演
CMでは[[JR東日本]]、[[キリンホールディングス|キリン]]、[[ユニクロ]]などに起用された。特にJR東日本の「朝の車窓篇」は、本人が本当に始発で撮影地へ向かったため、画面の目元に生活感が出すぎているとして社内で再編集されたとされる。
作品[編集]
シングル[編集]
「灯台まで」([[2013年]])
「回転木馬の夜」([[2016年]])
「サーチライト・ブルー」([[2020年]])
「朝焼けのコード」([[2024年]])
いずれも本人が作詞に関わり、特に「回転木馬の夜」は、サビの最後が毎回1秒だけ伸びる特殊な編集で話題となった。
アルバム[編集]
『Bayside Monologue』([[2017年]])
『午後六時の発声練習』([[2021年]])
『綜汰標本室』([[2024年]])
『午後六時の発声練習』は、レコーディング時に[[東京都]][[杉並区]]の防音倉庫を3日間借り切って制作されたが、隣室で行われた太鼓教室の音がわずかに残っているとして、初回盤のみ「環境音付き」と呼ばれた。
映像作品[編集]
『高岡綜汰 in 木更津ロードムービー』([[2018年]])
『綜汰と港の24時間』([[2022年]])
ファン向けメイキング映像『控室の7分間』([[2023年]])
『控室の7分間』は、本人が弁当を温め直す場面だけで構成されているにもかかわらず、限定1,200本が完売した。
書籍[編集]
写真集[編集]
『綜汰日和』([[2019年]]、[[講談社]])
『港区より静かな朝』([[2022年]]、[[ワニブックス]])
写真集『港区より静かな朝』は、撮影地として[[東京都]][[大島町]]が使われたことで、タイトルとの不一致が逆に注目を集めた。島内での撮影日数は4日間だったが、実際に掲載された海辺の写真は2枚のみで、残りは駅舎とベンチの表情で構成されている。
雑誌連載[編集]
『週刊TVガイド』のコラム「綜汰の夜更けメモ」
『Men's Non-no』の連載「着ない服、着る声」
『anan』の対談連載「午後九時の発声」
これらの連載では、衣装論よりも移動中に見た看板の書体や、台本の余白の使い方が半分以上を占めることが多く、編集部からは「俳優欄なのに生活記録寄り」と評された。
受賞歴[編集]
[[2015年]] - 日本新人演技賞(『夜明け前のリフレイン』)
[[2016年]] - 東京ドラマアワード 最優秀若手俳優賞
[[2018年]] - 湾岸ゴールデンマイク賞 最優秀司会賞(『深夜湾岸トーク』)
[[2020年]] - 日本映画批評家連盟 新鋭演技賞(『海鳴りの標本』)
[[2022年]] - 日本レコード大賞 特別企画賞(『午後六時の発声練習』)
[[2024年]] - 新国立劇場演劇賞 優秀舞台俳優賞
なお、[[2022年]]の特別企画賞は、歌唱技術よりも「作品全体の温度管理」が評価されたとされ、本人も受賞時に「今日はマイクが先にお辞儀していた」とコメントした。
脚注[編集]
注釈[編集]
[1] 東京湾岸芸能社の公式プロフィール上の記述による。
[2] 視聴率は関東地区ビデオリサーチ調べとされるが、深夜帯のため解釈に幅がある。
[3] 本人談として複数媒体で引用されている。
[4] 関係者証言に基づくとされるが、日付の整合性に疑義がある。
出典[編集]
『月刊ドラマ人名録 2016年版』ドラマ書房, 2016年.
佐伯直樹『湾岸芸能史における高岡綜汰の位置』映像文化研究会, 2019年.
田辺みゆき「深夜帯主演の身体性」『芸能批評』第14巻第2号, 2017年, pp. 44-58.
M. Thornton, "Bayside Stardom and the Voice Economy", Journal of East Asian Popular Performance, Vol. 8, No. 1, 2020, pp. 11-29.
『東京湾岸芸能社20年史』東京湾岸芸能社出版部, 2021年.
小倉慎一「ラジオ的俳優の成立と移動車効果」『放送文化学報』第22巻第4号, 2022年, pp. 103-121.
Y. Nakamura, "The Compass of Late-Night Idols", Performing Arts Review, Vol. 5, No. 3, 2023, pp. 77-90.
『綜汰標本室 制作手帖』ソニック文庫, 2024年.
桐生圭『発声練習の社会史』青灯社, 2024年.
「高岡綜汰と木更津ロケ地経済」『地域芸能研究』第11巻第1号, 2025年, pp. 5-19.
外部リンク[編集]
高岡綜汰オフィシャルサイト
東京湾岸芸能社 公式プロフィール
高岡綜汰 - 文化放送 番組ページ
高岡綜汰 - フジテレビ出演者名鑑
高岡綜汰 - 新国立劇場アーカイブ
脚注
- ^ 『月刊ドラマ人名録 2016年版』ドラマ書房, 2016年.
- ^ 佐伯直樹『湾岸芸能史における高岡綜汰の位置』映像文化研究会, 2019年.
- ^ 田辺みゆき「深夜帯主演の身体性」『芸能批評』第14巻第2号, 2017年, pp. 44-58.
- ^ M. Thornton, "Bayside Stardom and the Voice Economy", Journal of East Asian Popular Performance, Vol. 8, No. 1, 2020, pp. 11-29.
- ^ 『東京湾岸芸能社20年史』東京湾岸芸能社出版部, 2021年.
- ^ 小倉慎一「ラジオ的俳優の成立と移動車効果」『放送文化学報』第22巻第4号, 2022年, pp. 103-121.
- ^ Y. Nakamura, "The Compass of Late-Night Idols", Performing Arts Review, Vol. 5, No. 3, 2023, pp. 77-90.
- ^ 『綜汰標本室 制作手帖』ソニック文庫, 2024年.
- ^ 桐生圭『発声練習の社会史』青灯社, 2024年.
- ^ 「高岡綜汰と木更津ロケ地経済」『地域芸能研究』第11巻第1号, 2025年, pp. 5-19.
外部リンク
- 高岡綜汰オフィシャルサイト
- 東京湾岸芸能社 公式プロフィール
- 文化放送 番組ページ
- フジテレビ 出演者名鑑
- 新国立劇場 アーカイブ