Yui
| 芸名 | Yui 佐伯 |
|---|---|
| ふりがな | ゆい さえき |
| 画像ファイル | Yui_Saeki_official.jpg |
| 画像サイズ | 260px |
| 画像コメント | デビュー10周年記念会見での様子(撮影:六花スタジオ) |
| 生年 | 1991年〈平成3年〉 |
| 生月 | 5月 |
| 生日 | 5月17日 |
| 身長 | 158 cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | ドラマ、バラエティ、ポップス |
| 活動期間 | 2010年 - |
| 活動内容 | テレビドラマ、映画、舞台、声優、CM、音楽活動 |
| 配偶者 | 公表なし(ただし婚約期間は1,184日と本人が語った) |
| 事務所 | オフィス六花 |
| 公式サイト | https://office-rikka-yui.jp |
| 主な作品 | 『潮騒マリオネット』『雲の郵便局』『Yuiの回路』 |
| 受賞歴 | 日本映画喉音賞(2019年)、六花エンタメアワード(2021年) |
Yui 佐伯(ゆい さえき、[[1991年]]〈[[平成]]3年〉[[5月17日]] - )は、日本の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。愛称は「ゆいちゃん」で、[[オフィス六花]]に所属している。代表作はテレビドラマ『潮騒マリオネット』と、劇場アニメ『雲の郵便局』での声優出演である。
略歴/来歴[編集]
Yui 佐伯は、[[1991年]]〈[[平成]]3年〉[[5月17日]]に[[神奈川県]][[横須賀市]]で生まれたとされる。父は港湾測量の技術者であり、母は家計簿ソフトの開発を請け負う兼業講師だったと報じられている。そのため、幼少期から「数字のリズム」に強い興味を示したことで知られている。
芸能界への転機は[[2008年]]の「第3回かながわ即興演技グランプリ」によるものである。本人は審査用のスピーカーに耳を当てたまま台本をめくる癖があり、審査員の[[土屋光一郎]]から「その沈黙が台詞より先に立っている」と評されたとされる。翌[[2009年]]には同じ会場で、偶然にも放送局の技術員が控室の時計を停止していたため、結果発表の進行が3分18秒遅れたことが話題となった(後にこの遅延が“予兆のように見えた”と本人が語っている)。
デビューは[[2010年]]である。[[オフィス六花]]に所属したのち、同年に放送されたバラエティ『夕方の無重力』でアシスタント役として起用され、同年秋に小規模舞台『鍵穴の夏』で初主演を果たした。以降、ドラマのヒロインからバラエティの司会補助、歌手としての楽曲リリースまで多方面で活動している。
人物(性格・逸話/私生活)[編集]
性格は「集中すると声のトーンが地図の等高線みたいになる」と、共演者の[[田所ユウジ]]により表現された。本人は「私は感情を上げるのではなく、音程を先に調律してから気持ちを置く」として活動しているとされる。なお、笑いを生む場面では“間”を最優先にし、スタッフがタイムコードを読み上げる前に先回りで手を伸ばすことが多いと報じられている。
逸話として、[[2016年]]の全国ツアー中に、地方局のスタジオでマイクが2回連続で誤作動した際、「次は成功するように数字を並べ替える」と言って、ステージ上の台本を“7-1-7-2”の順に並べ直したところ、以降の生放送がすべて成功したとされる。この数字の並べ替えは本人の“お守り手順”として、ファンクラブで模倣されるほどに人気を博した。
私生活では、[[2020年]]に購入したという自宅のオーブンの型番が「RKL-158-0」であったと本人が明かし、身長158cmとの一致が話題となった。一方で、恋愛観については「年数より、台詞が呼吸できるか」を重視しているとし、配偶者の公表はない。ただし本人は取材で「“信頼の保管期間”は1,184日」と言い切っており、曖昧なままファンの議論を呼んだ。
出演(テレビドラマ/映画/舞台/劇場アニメ/バラエティ番組/ラジオ番組/CM)[編集]
テレビドラマでは、デビュー翌年の[[2011年]]に『[[潮騒マリオネット]]』の連続ドラマ枠で出演し、翌[[2012年]]に初主演を果たした。特にヒロイン役の台詞回しが話題となり、「普通の日本語に“波の反射”が入ったようだ」と評されたとされる。
映画では[[2014年]]の『ガラスの導線』に主演として抜擢された。撮影は[[山梨県]][[甲府市]]で行われ、雨の日のロケが多かったため、脚本家の[[篠崎文也]]が「雨音の周波数を台詞に埋め込む」と提案したとされる。撮影後には、主演女優としての発言が世間で共鳴を呼び、同作の公開は“雨の回”と“晴れの回”で2種類のトークイベントが組まれた。
舞台・劇場アニメでは、[[2017年]]の舞台『鍵穴の夏・改』で共演した[[佐伯ナオミ]]と即興の掛け合いが話題となった。劇場アニメ『[[雲の郵便局]]』([[2020年]])では声優として起用され、手紙の代わりに“記憶の配達”を行うキャラクターを演じた。バラエティでは『夕方の無重力』(レギュラー)、ラジオでは『Yuiの回路』(隔週パーソナリティ)で知られる。CMでは[[2022年]]に「[[六花エナジードリンク]]」の新イメージキャラクターとして起用され、“飲んだ直後に言葉が整う”という設定で人気を博した。
なお、司会では台本を見ないスタイルを貫いているが、スタッフによれば本番前に“台本を見ないふり”で読み込んでいる時間が2分6秒あるとされる。この点は本人が「隠し読みはプロの免許」として笑いを取っている。
作品(シングル/アルバム/映像作品)[編集]
音楽活動では、[[2013年]]にシングル『潮騒プロトコル』で歌手として活動を開始した。曲の作風はポップスを基調としつつ、サビの音域が毎回微妙に変えられている点が特徴として知られている。本人は「同じメロディにしないと、世界が同じ顔をしない」としている。
アルバムは[[2016年]]の『Yuiの回路』が代表作とされる。収録曲のうち『7-1-7-2』がファンの間で特に支持され、ライブでは曲前に観客へ“並べ替えの儀式”を求める演出が話題となった。翌[[2017年]]には映像作品『舞台鍵穴の夏・改ライブ』が発売され、円盤特典として“誤作動を笑いに変えるメイキング”が収録された。
また[[2019年]]には映像作品として『雲の郵便局・配達記録』がリリースされた。同作は劇場アニメの公開後に音響素材の追加収録を行ったとされ、制作側が「声が空気に溶ける時間」を記録するために、収録ブースの温度を18.7℃に固定したとする説明がファンの間で細かい知識として流通した(温度の小数点まで語られたことが特に話題となった)。
書籍(写真集/雑誌連載)[編集]
写真集としては[[2018年]]に『配達日和』が発売された。撮影地は[[静岡県]][[熱海市]]とされ、本人は「海岸線の角度が“言葉の逃げ道”になる」として、撮影日の潮位を毎朝6時に確認したと語っている。初版は1万2,340部とされ、サイン本の抽選は“雨天日だけ到着速度が速い”としてメディアに取り上げられた。
雑誌連載では『[[週刊エンタメ]]』で『ゆい、問いの作り方』を連載していたとされる。内容は、質問のフレームをテンプレート化し、現場での会話に応用するという趣旨で、ファンの“インタビュートレーニング”にも利用されたと報じられている。なお、当初は連載タイトル案が4種類あったが、どれも語尾が「〜とされる」で終わってしまい編集部が首を捻った、という経緯が本人のインタビューで語られている。
受賞歴[編集]
受賞歴としては、[[2019年]]に「日本映画喉音賞」を受賞したとされる。受賞理由は、映画『ガラスの導線』での台詞収録において“破裂音を抑えるのではなく、破裂音の居場所を台詞の内部に作った点”によるものと説明された。同年の受賞会見では、本人がマイクの距離を7cmから固定し直したうえで挨拶したことが記録されている。
また[[2021年]]には六花エンタメアワードで「総合リズム賞」を受賞した。同賞は、ドラマ、バラエティ、音楽の横断出演を通じて“視聴者が時計を忘れる瞬間を作った”ことを基準としているとされる。加えて[[2023年]]には、声優部門の特別表彰として『雲の郵便局』の追加収録に伴う功績が評価され、授賞式ではサプライズで“配達記録の再生”が行われた。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 水島ユカリ『“沈黙が先に立つ人”たちの現場記録』双葉出版, 2019.
- ^ 篠崎文也『ガラスの導線:雨の回収録論』フレア文庫, 2014.
- ^ 土屋光一郎『審査員の手帳:即興演技グランプリ回想』新星社, 2010.
- ^ 山根由紀子『配達日和と温度の小数点:撮影現場の科学』蒼天社, 2018.
- ^ 『週刊エンタメ』編集部『ゆい、問いの作り方(特集号)』講談社, 2019.
- ^ オフィス六花『Yuiの回路制作ノート』六花スタジオ出版, 2016.
- ^ Margaret A. Thornton『Cross-Media Timing in Japanese Variety Talent』Journal of Performance Broadcast, Vol.12 No.3, 2021.
- ^ 田所ユウジ『“声の等高線”という比喩:共演者証言集』北辰レポート, 2022.
- ^ 『六花エンタメアワード報告書』六花文化振興財団, 第7巻第2号, 2021.
- ^ 小林真琴『声優と呼吸の距離:ブース環境18.7℃の設計』音響研究叢書, 第4号, 2020(書名に一部誤植があるとされる)
外部リンク
- オフィス六花 公式タレントページ
- Yuiの回路(公式スタッフブログ)
- 六花エンタメアワード公式記録
- 配達日和 写真集特設サイト
- 潮騒マリオネット 放送ライブラリ