ぽんちゃそ
| 芸名 | ぽんちゃそ |
|---|---|
| ふりがな | ぽんちゃそ |
| 画像ファイル | Ponchaso_official.jpg |
| 画像サイズ | 300x400px |
| 画像コメント | 第12回“深夜寄席”のステージ衣装で撮影 |
| 生年 | 1978年〈昭和53年〉 |
| 生月 | 8月 |
| 生日 | 8月17日 |
| 身長 | 174 cm |
| 血液型 | B型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | コメディ×ドラマ、歌謡ポップ、劇場音響芝居 |
| 活動期間 | 1999年- |
| 活動内容 | テレビドラマ、バラエティ、舞台、ラジオ、CM |
| 配偶者 | 公表されていない |
| 事務所 | 株式会社チャコール・スターライト |
| 公式サイト | https://ponchaso-starlight.example |
| 主な作品 | 『夜更けの補欠』、『ぽんちゃそ音頭』、『深夜寄席ナイトスクエア』 |
| 受賞歴 | 第30回日本笑喜(にほんしょうき)賞 新人演技部門 ほか |
ぽんちゃそ(よみ、[[1978年]]〈[[昭和]]53年〉[[8月17日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。所属事務所は[[株式会社チャコール・スターライト]]で、愛称は「ぽんちゃん」。代表作はドラマ『夜更けの補欠(ほけつ)』である。
略歴/来歴[編集]
ぽんちゃそは、[[東京都]][[港区]]の再開発ビル群で生まれた。出生時刻は家庭の記録簿では「午前3時18分」とされ、のちに本人がバラエティ番組で「3と18のあいだが不思議に空いてる」と語ったことで話題になった。
幼少期は“声”へのこだわりが強く、近所の団地自治会が主催した読み聞かせ会に、週7で「台本の角度」を指導しに来ていたとされる。地元の同級生によると、ぽんちゃそは当時すでに「セリフは口より先に耳へ届く」と言っていたという。ただし、これが事実かは本人の弁に委ねられており、編集者の間では「半分は脚本家の脚色」とも指摘されている。
1999年に[[株式会社チャコール・スターライト]]へオーディション応募が採用され、同年の深夜番組枠で“無音のリアクション芸”として初登場した。翌年には、NHKの[[特別番組]]枠で「笑い声を文字にする」企画が話題となり、以降『夜更けの補欠』のような“間(ま)”を武器とする演技が定着したとされる。なお、本人はデビュー当時の活動期間を「ちょうど[[2001年]]の春までの“32の練習”」と表現しているが、その練習回数は公式プロフィールでは未確認である[1]。
人物[編集]
ぽんちゃそは、日本の俳優であると同時に“役の呼吸”を研究するタレントとして知られる。性格は穏やかであるが、共演者にはやけに具体的な注文を出す傾向があり、「次のカットで眉間を0.6ミリ動かしてほしい」など、舞台稽古では計測器を持ち込む姿が目撃された。
愛称は「ぽんちゃん」で、事務所の社内報では“湯気のように近い距離感”という比喩で紹介されている。一方で私生活は徹底して静かで、取材時には「買い物はレシートを折らずに持ち帰る。折ると運が折れる」との発言が記録されている。近年は、[[品川区]]の古い銭湯に週1回通い、浴場の壁に貼られた番付表を“台本のメモ”として使っていると報じられた。
また、ぽんちゃそは歌手活動でも“言葉の余白”を重視し、歌番組での自己紹介は毎回異なる。たとえば[[2016年]]の音楽特番では、数字で自己紹介を行い「17歳の気持ちを更新し続けている」と述べた。同年に『ぽんちゃそ音頭』が話題となった背景には、こうした変化の連続があるとする見方がある。ただし本人は「変化はしていない。一定の速度で同じ場所にいるだけ」と否定している[2]。
出演[編集]
テレビドラマでは、[[2003年]]に初主演を果たした『夜更けの補欠』が代表作として知られている。作中では、補欠として控室に貼り出される選手名簿をめくる役で、セリフが少ないにもかかわらず“めくる音”で感情を表現した演技が評価された。翌年には同作のスペシャル版が放送され、視聴者アンケートでは「表情が一度も誤差を出さなかった」といった自由記述が多数寄せられた。
映画では『コンビニ天文学(てんもんがく)』に出演し、主人公の“星座の読み方”を教える不思議な店員を務めた。撮影では、実際に深夜0時から1時の間にだけ店内の照明を変える方式が採用され、当時の照明担当は「ぽんちゃその目が光量を覚えている」と証言している。ただしこの証言は、現場スタッフの回想記事に依拠しており出典にはばらつきがある。
舞台では、劇場の残響を利用した実験的作品『劇場音響芝居「間の辞書」』で共演者の台詞と呼吸を同期させる演出を行った。バラエティ番組では『深夜寄席ナイトスクエア』にレギュラー出演し、1回の放送で笑い声のリズムを3段階に分けて提示する企画が人気を博した。ラジオでは[[TBSラジオ]]枠で『ぽんちゃそ 3分間の余白』を務め、リスナーから送られた“沈黙の感想”を読み上げる形で知られるようになった。
CMでは[[明治]]系の菓子に起用され、“噛む前のためらい”をテーマにした15秒スポットが話題となった。『深夜寄席』の制作チームが映像テンポを調整したとされ、当時の広告審査では「音の少なさが広告として機能している」と評された。なお、担当広報は会見で「BGMは入っていない。叫びもない」と断言している[3]。
作品[編集]
シングルでは『ぽんちゃそ音頭』が代表的で、発売当初はカラオケランキングで初登場順位が“93位”だったとされる。ところが2週間後に“同じ曲が別のキーで再生されている”という指摘がネット上で拡散し、結果的に“検索導線の二重計測”が起きたと推測されている。いずれにせよ、本人はこの現象を「歌が二度生まれた」と表現した。
アルバムでは『港区の深い呼吸』をリリースした。同作は全10曲で構成され、歌詞カードの各行末が小さな余白でそろえられているとされ、ファンの間で“行末研究会”が結成された。さらに、同アルバムの最終曲は無音が9.2秒含まれる仕様であり、これがライブで最も盛り上がる箇所になったと報告されている。
映像作品としては『ぽんちゃそ 12の間(ま)』があり、舞台稽古の記録に加えて、本人が“間”を数えるために使用した砂時計の型番が紹介されている。型番は公開情報として扱われているが、事務所は「購入先は内緒」としている。なお、映像作品は発売から[[2019年]]までに累計約6万本が出荷されたとする記録があるが、その統計は業界資料に依拠しており、一次資料としては確認されていない[4]。
書籍[編集]
書籍では写真集『湯気の距離感』(A5判)があり、表紙撮影は[[台東区]]の古書店の裏手で行われたとされる。本人は撮影の前日に同書店へ行き、「紙の匂いが喉を整える」と述べたという。
また、雑誌連載として『月刊 余白のスケッチ』で「沈黙の家計簿」を担当した。連載は毎号、文字数を固定せずに“余った分だけ手書きで足す”形式で進められたとされ、読者投稿では「ページが生きている」といった反応が見られた。
ほかに、実用寄りの小冊子『間の辞書(家庭版)』を刊行している。内容は会話術ではなく、家の中で起きる“間違った間”を矯正するためのチェックリストであり、たとえば「電車でスマホを落とした後の沈黙は秒数ではなく拍子で測る」など、独特の記述があるとされた。なお、この小冊子は編集部によると初版部数が2万部で、翌週に増刷されたという[5]。
受賞歴[編集]
ぽんちゃそは、演技とバラエティの両方の領域で評価されている。代表的な受賞歴として第30回日本笑喜賞の新人演技部門を受賞した。同賞の選考理由は「無音に近い台詞運用で、観客の注意を能動的に移動させたこと」によるとされる。
また、[[2012年]]には[[日本放送作家協会]]の“語りの間賞”を受賞している。ここでの評価は、ラジオ番組での“読み上げ速度”が平均0.83倍で安定していた点にあると説明された。ただし、本人は「平均ではなく、ゆらぎの中心を揃えた」と言い換えている。
舞台領域では、音響芝居『間の辞書』で第17回劇場演出賞の優秀演出賞を受賞した。受賞スピーチでは、砂時計を持ったまま話し始め、最後だけ砂が落ちきるまで黙ったと報じられた。なお、この“黙り”は当時の進行台本に明記されていなかったとして、後日関係者の証言が割れたとされる[6]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 山岡眞人『笑い声の設計図:夜更けの補欠制作記録』幻冬舎, 2004.
- ^ 朝霧レイナ『俳優の沈黙統計(Vol.3)』青灯社, 2013.
- ^ 中条ユウ『間の辞書と砂時計の話』講談社, 第1巻第2号, 2017.
- ^ Ruth K. Anderson「The Audience Moves When Silence Is Scheduled」『Journal of Performance Rhythm』Vol.18 No.4, 2011.
- ^ 佐伯礼『ラジオの余白が売れる理由』文藝春秋, 2016.
- ^ “日本放送作家協会 受賞者講評集”『語りの間賞』日本放送作家協会, 2012.
- ^ Lee Minho「Nonverbal Timing in Variety Programs」『International Review of Broadcast Studies』Vol.9 No.1, 2015.
- ^ 石塚カナ『劇場音響芝居の実験:残響を台詞にする』音響出版社, 2018.
- ^ 田代和真『港区の深い呼吸:作詞メモの解読』KADOKAWA, 2020.
- ^ 編集部『ぽんちゃそ読本(改訂版)』新星出版, 2019(第1章の年表に一部誤植がある).
外部リンク
- ぽんちゃそ公式ファンクラブ
- チャコール・スターライト オーディションアーカイブ
- 日本笑喜賞 歴代受賞者データベース
- 深夜寄席ナイトスクエア 番組倉庫
- 月刊 余白のスケッチ 連載目次