コンビ名(お笑い)
| コンビ名 | コンビ名(お笑い) |
|---|---|
| 画像 | 公式に公開された2人の“同じTシャツ違い”写真があるとされる |
| キャプション | ネタの反省点を“会議資料”風に読み上げる癖があるとされる |
| メンバー | 渡辺 ほうき(つっこみ担当)/オオノ ルーキー(ぼけ担当) |
| 結成年 | 2013年 |
| 解散年 | なし |
| 事務所 | 北総放送(芸能部・若手企画班) |
| 活動時期 | 2013年 - 現在 |
| 芸種 | 漫才・コント |
| ネタ作成者 | 台本はオオノ ルーキー主導、調整は渡辺 ほうき |
コンビ名(お笑い)(英: Konbimei)は、所属のお笑いコンビである。2013年に結成され、では準決勝進出、でも準決勝進出歴を持つとされる[1]。
概要[編集]
は、漫才では“正しさの皮をかぶった誤解”を、コントでは“マニュアルが人間を食う”構図を軸に活動しているとされるお笑いコンビである。名前の由来は、当時の若手オーディションで出した履歴書の表記がそのまま採用されたことによるという[2]。
結成当初から系の予選に出場し続け、準決勝に到達した年には、観客の笑いより先に“書類のめくれる音”が増えたとして話題になったとされる。ただし、本人たちはこの評価を「ドキュメンタリーのBGMのせい」だと否定している[3]。
メンバー[編集]
渡辺 ほうきは、短い間で相槌を返すスタイルを得意としており、漫才ではツッコミ担当とされる。声量の目安として「標準語の体温は36.4度」を自称しており、ネタ中にわざと温度計を出す小道具が恒例になったといわれる[4]。
オオノ ルーキーは、ボケ担当として“役所的な断定”から“急に家族の事情へ着地”する落差を特徴としている。台本の初稿はA4用紙ではなく、なぜか風の様式テンプレートから始まることがあり、関係者によれば修正履歴が300行を超える回があったという[5]。
来歴[編集]
結成と初期の活動[編集]
2人が出会ったのは、にある“即興相談室”形式のライブハウスであるとされる。当時、渡辺は「ツッコミを買い取る」企画に、オオノは「ボケを返品しない」企画に応募したところ同じスケジュールに組まれたとされる[6]。
、NSCの前身として語られる“北総芸能研究所”で同一講座の期生だったことが縡線のように語られている。ただし正式な届出は残っておらず、同期欄の記述は編集者によって揺れているとされる[注釈][7]。
東京進出とブレイクのきっかけ[編集]
に活動拠点をのスタジオ裏へ移したとされ、以後は“机の上で完結するネタ”が増えた。北総放送の若手枠でラジオ収録が組まれたのはで、放送回の平均リスナー滞在時間が“2分31秒”を記録したと、社内報ではやけに細かく報告されたとされる[8]。
この滞在時間の伸びは、番組側が挿入したジングルが、2人のツッコミ頻度と偶然同期した結果だと推測されている。一方で当人たちは「同期は狙ってない、偶然が仕事である」と語ったとされる[9]。
芸風[編集]
漫才は“訂正のリレー”で組み立てられるとされ、最初に間違いを言い、その誤りを“規定の言い回し”で直し続ける。渡辺は「ツッコミは責任の受け渡し」だと述べており、オオノは「ボケは説明責任を逃げるものではなく、説明責任を遅らせるもの」としている[10]。
コントでは、登場人物が現実の会話ではなく、どこかの部署の“承認フロー”で会話してしまう設定が多い。たとえばに合わせた短編では、主人公が起き上がるたびに“承認通知”が鳴り、最後に本人が承認されるはずなのに、なぜか書類だけが承認されるオチが置かれるという[11]。
ただし、彼らの舞台装置はミニマルであり、セットは毎回“クリップボード1枚”に収束する傾向がある。関係者によれば、客席の笑いが“音量として聞こえる”時期には、むしろ小道具を減らしてテンポを整えたという[12]。
エピソード[編集]
に出場した年、1回戦のリハーサル時点ではネタの終わりが決まっていなかったとされる。しかし渡辺は本番直前に“締切”の概念を演出に導入し、オオノが「今終わると誰の責任ですか」と聞く形で終着したという[13]。
その年の準決勝で使われたとされる小道具は、なぜか“消しゴム型の赤ペン”だった。会場スタッフの証言では、ペン先が赤いのに書類は白いままになっており、オオノが「白紙で笑わせる技術」と呼んだとされる[14]。
また、彼らの漫才は“時計の秒針”をメトロノームの代わりにしているとも噂されている。実際に番組スタッフが確認したところ、舞台袖に置かれた時計は秒針が存在しないモデルだったという。本人たちは「見えてない方が面白い」と真顔で答えたとされ、会議録ではその発言だけが太字になっている[15]。
賞レース成績・受賞歴[編集]
では、大会で準決勝進出、大会で準々決勝敗退、大会で再び準決勝へ進出したとされる。準決勝では“平均笑い間隔”が9.7秒から9.1秒へ短縮したと、審査後の分析メモに記録されたとされる[16]。
では、大会の準決勝進出が最初の到達点とされ、以後は“書類が主人公になる回”を増やしたといわれる。ネタのテーマを“公共性”へ寄せたことで評価が揺れた時期もあり、ある回では審査員の一人が「笑っていいのか迷う笑い」と評したとされるが、本人たちは「迷うのは私たちではなく書類」と返したという[17]。
受賞歴としては、主催の若手コント杯“北総フローボール”でに準優勝、同に奨励賞を受けたと記録されている。なお、これらの賞はテレビ放送の都合で“表彰状の授与日がすべて翌週”になっていたとされ、ファンの間では「遅延する栄誉」と呼ばれている[18]。
出演[編集]
テレビでは、のバラエティ枠であるに出演したことで認知度が上がったとされる。この番組はスタジオの照明が“申請番号”で切り替わる演出をしており、彼らのネタとの相性が良かったと評価された[19]。
また、ラジオではのパーソナリティを務め、放送では2人の口癖が“当たり前の言い直し”として取り上げられた。公式サイト上では1回の番組で“言い直し”が平均47.2回観測されたとされ、実数を気にする姿勢が笑いとして定着したという[20]。
単独ではに『単独ライブ:クリップボード会議』を開催し、続くは『白紙の承認』を全国の小劇場で巡回したとされる。ライブの映像化は一度延期され、理由として「編集が先に承認された」と公式に説明されたと報じられている[21]。
作品[編集]
CDとして『の“修正指示大全”』(2022年)をリリースしたとされる。収録ネタは漫才7本、コント5本で構成され、解説トラックには“ツッコミの言い換え表”が付属したとされる[22]。
DVD『深夜の承認待ち Live』(2023年)では、公開リハーサルの音だけを収録した“空間のみトラック”が含まれるとして話題になった。視聴者が何も聞こえないと勘違いした後に、なぜか拍手のタイミングだけが整って聞こえる仕様だったとされ、ファンは「静寂にもカウントがある」と評価した[23]。
批判と論争[編集]
一部のコメディ批評では、彼らの“書類化”が現代の不安を増幅しているのではないかという指摘があるとされる。特にコントで用いられる“承認不能のオチ”について、笑いが逃げ場を失うという意見が出たとされる[24]。
また、ネタの論理が細密であるがゆえに、テレビの字幕対応が追いつかないという問題も指摘された。北総放送の字幕担当者によれば、過去に誤変換で「承認」ではなく「成諦」と出てしまい、放送後に視聴者が“仏教語の新しい使い道”として投稿したという[25]。
ただし、2人は「笑いは制度の外で起きるものではなく制度の中で起きるもの」と反論し、観客の理解が追いつくまで待つ姿勢をとったとされる。なお、この主張に対しては「待つのが長い」という不満もあったが、彼らの持ち味として消費されつつあると評価されている[26]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 北総放送編『若手芸人台本の読み方(第3巻第2号)』北総放送出版, 2020年.
- ^ 渡辺ほうき『ツッコミは責任の受け渡しである』承認教育出版社, 2019年.
- ^ オオノルーキー『白紙で笑わせる技術:反省会議録から学ぶ』編集工房ルーキーズ, 2021年.
- ^ 山田修司「漫才の間における“秒針”の役割」『日本演芸研究』Vol.18 No.4, 2022年, pp.33-51.
- ^ 佐藤美咲「書類的言語によるコント構造の転倒」『コメディ言語学紀要』第12巻第1号, 2021年, pp.77-98.
- ^ The Hokkaido Kome—Not Society「Bureaucracy as Punchline: A Case Study of Konbimei」『Journal of Applied Laughter Studies』Vol.6 No.2, 2023年, pp.120-134.
- ^ 渡辺ほうき・オオノルーキー「“訂正のリレー”はなぜ観客を置いていかないのか」『演芸技術報告書』第5巻第3号, 2020年, pp.5-27.
- ^ 中村直樹「ラジオにおける言い直し回数の推定モデル」『音声笑い解析研究会誌』Vol.9, 2018年, pp.201-219.
- ^ 北総放送「深夜の承認待ち 企画書(抜粋)」『放送局アーカイブ』第2号, 2019年, pp.1-16.
- ^ 小野寺カナ「承認不能オチの受容:視聴者の心理的距離」『コント受容論』pp.140-155, 2024年.
外部リンク
- 北総放送 芸能部 公式プロフィール
- コンビ名(お笑い) ライブアーカイブ
- 書類のすき間ラジオ 公式ページ
- 深夜の承認待ち 制作メモ
- 修正指示大全 特設サイト