マジコップ
| 番組名 | マジコップ |
|---|---|
| 画像 | MajiCop_logo.png |
| 画像説明 | 初期ロゴ(第3シーズン版) |
| ジャンル | バラエティ番組、検証番組、ローカル情報番組 |
| 構成 | 鈴木沙也加、河村徹也 |
| 演出 | 北見俊介 |
| 司会者 | 真木 小兵衛 |
| 出演者 | 三枝リカ、黒田ジロウ、浅倉ミノル ほか |
| ナレーター | 長峰イサム |
| OPテーマ | 『警笛のあとで』 |
| EDテーマ | 『夜明けのパトロール』 |
| 企画 | 東都テレビ編成局 特報企画室 |
| 製作/制作 | 東都テレビ、北浜プロダクション |
| 制作局 | 東都テレビ |
| プロデューサー | 飯島由紀夫、佐伯真一 |
| チーフ・プロデューサー | 藤堂浩平 |
| 製作総指揮 | 相良克也 |
| 放送国 | 日本 |
| 映像形式 | ハイビジョン |
| 音声 | ステレオ放送 |
| 字幕 | 文字多重放送 |
| データ放送 | 連動データ放送 |
| 放送期間 | 2011年4月9日 - 放送中 |
| 放送時間 | 土曜 23:15 - 23:45 |
| 放送分 | 30分 |
| 放送回数 | 487回 |
| 放送枠 | 東都テレビ 土曜23時台 |
| 外部リンク | 公式サイト |
| 外部リンク名 | マジコップ公式 |
| 特記事項 | 第2シーズン以降は一部回が公開放送となった |
| 番組名1 | マジコップ・リターンズ |
| 放送期間1 | 2014年 |
| 放送時間1 | 木曜 21:00 - 21:54 |
| 放送分1 | 54分 |
| 放送枠1 | 特別編成枠 |
| 放送回数1 | 12回 |
| 番組名2 | マジコップZ |
| 放送期間2 | 2017年 - 2018年 |
| 放送時間2 | 土曜 23:30 - 0:00 |
| 放送分2 | 30分 |
| 放送枠2 | 深夜改編枠 |
| 放送回数2 | 68回 |
| 番組名3 | マジコップEX |
| 放送期間3 | 2019年 |
| 放送時間3 | 金曜 22:00 - 22:54 |
| 放送分3 | 54分 |
| 放送枠3 | 金曜特番枠 |
| 放送回数3 | 8回 |
| 番組名4 | マジコップ ZERO |
| 放送期間4 | 2021年 - 2022年 |
| 放送時間4 | 土曜 23:00 - 23:30 |
| 放送分4 | 30分 |
| 放送枠4 | 土曜23時台 |
| 放送回数4 | 41回 |
| 番組名5 | マジコップ・ナイトライン |
| 放送期間5 | 2023年 - |
| 放送時間5 | 土曜 23:15 - 23:45 |
| 放送分5 | 30分 |
| 放送枠5 | 土曜23時台 |
| 放送回数5 | 放送中 |
『マジコップ』(まじこっぷ、{{Lang-en-short|''Maji Cop''}}、''Maji Koppu'')は、東都テレビ系で2011年(平成23年)4月9日から毎週土曜日23時台に放送されているバラエティ番組。街角の小競り合いから未解決の騒動までを、半ば生放送、半ば収録で検証する“実録風”番組として知られ、司会の真木 小兵衛の冠番組でもある[1]。
概要[編集]
『マジコップ』は、東京都の下町や繁華街で発生した“妙に小さな事件”を、真木 小兵衛らが独自の視点で検証するバラエティ番組である。番組名は「まじめな警察」を意味する語感から取られたとされるが、実際には初回収録時に台本の赤字をコップと読み違えたことが発端と伝えられている[要出典]。
番組開始当初は地域情報色が強かったが、のちに検証ロケ、公開放送、視聴者投稿コーナーを取り入れ、深夜帯の長寿番組として定着した。とりわけ番組内で扱われる“証拠品”が、なぜか毎回やけに精巧な段ボール製である点が話題となり、SNS上では「作り込みが本気すぎる」と評されている。
放送時間[編集]
本放送は2011年の開始以来、概ね土曜日23時台に置かれているが、改編期には何度か放送枠が移動した。第2シーズンでは試験的に木曜21時台へ移動し、家族向けの時間帯に合わせて内容がやや穏当になったものの、翌月には“夜の空気が足りない”として再び深夜へ戻された。
また、第4シーズン以降はデータ放送と連動し、リモコンの色ボタンで「現場到着」「補足説明」「小道具の裏側」を選択できる仕様となった。放送分は基本30分であるが、年末年始には54分版や90分版の特別編成が組まれ、視聴率は深夜帯としては異例の平均6.8%を記録したとされる[2]。
出演者[編集]
司会者[編集]
司会は番組開始時から真木 小兵衛が務めている。元々は地方局の警備関連ワイド番組で“案内役”を担当していた人物で、過剰なほど丁寧な敬語と、犯人役を説得してしまう妙な説得力で知られる。なお、真木は番組内で一度も走らず、走るのは常にアシスタント側であることから、“静止画のような司会者”とも呼ばれる。
第3シーズンからは補佐役として三枝リカが加入し、現場リポートと進行の両方を担った。三枝は開始2か月で東京都内の商店街49か所を徒歩で回り、靴底を4回交換した逸話がある。
番組史[編集]
番組構成[編集]
シリーズ・企画[編集]
『マジコップ』は本編のほか、地方再編集版や季節企画として複数の派生シリーズを持つ。最も知られるのは『マジコップ・リターンズ』で、東北地方の豪雪地帯を巡る構成が採られ、雪かき用スコップの誤用が毎回一つの見せ場になった。
『マジコップZ』では演出がやや派手になり、オープニングでドローンが交番型の発光装置を追う仕様になった。さらに『マジコップ ZERO』では“原点回帰”を掲げ、ロケ地を東京都内の商店街に限定したが、結果として出演者の歩数だけが増え、番組内の移動距離は1回平均7.4kmに達したとされる。
オープニング[編集]
オープニング映像は、赤色灯に似せた円形ライトが夜の商店街を横切る演出で始まる。初期版では実際に警笛の音が使われていたが、苦情を受けて第2版以降は笛の音を弦楽器で再現する方式に改められた。
テーマ曲『警笛のあとで』は、作曲家瀬田航平によるもので、Aメロが3拍子、サビが5拍子という珍しい構成を持つ。なお、番組側は「聴くと交番に寄りたくなる」と宣伝したが、その因果関係は確認されていない。
スタッフ[編集]
ネット局と放送時間[編集]
本番組は東都テレビを制作局として、北関東放送、南海テレビ、信州映像ネットなどの系列局で順次ネットされている。地域によっては放送分が5分短縮される場合があり、その際はエンディングの“反省ひとこと”が丸ごと省略される。
2024年時点では日本標準時|JSTの深夜枠を基本としつつ、配信元『夜更け再生局』でも見逃し配信が行われている。なお、一部地域ではデータ放送連動機能が未対応であり、視聴者がリモコンを振っても何も起きないと案内されている。
特別番組[編集]
年末には『マジコップ 大捜査線・年越し編』が放送されるのが恒例である。これは浅草から横浜までの“未回収の小道具”を回収する内容で、放送中に視聴者から最も多く寄せられた質問は「なぜそんなに失くすのか」であった。
また、2019年の『マジコップEX 夏の地方収録スペシャル』では、長野県の山間部で“木製の交番”を巡る企画が行われたが、出演者が本物の観光案内所と勘違いして入館し、最終的に観光協会から感謝状を受けたという。
関連商品[編集]
関連商品としては、全3巻のDVD-BOX『マジコップ捜査資料集』、番組内に登場した“証拠品”を再現した書籍『街角検証ノート』などがある。DVD第2巻には、編集で落とされた47分の「沈黙だけの現場」が収録されており、コアな視聴者からは高く評価された。
書籍版は東都出版から刊行され、巻末に“番組で実際に使われたと思われるメモ”が付属する。ただし、そのメモの半分は制作スタッフの昼食注文表であったことが後に判明した。
受賞歴[編集]
『マジコップ』は第38回関東放送文化賞の番組部門を受賞したほか、2021年には日本小道具大賞特別賞を受けている。いずれも“深夜帯における検証演出の完成度”が評価されたとされる。
一方で、2022年には「公共性の高い内容を私的に面白がりすぎている」との理由で、放送倫理推進会から注意喚起を受けた。制作側はこれを受け、翌週のテロップを通常の1.4倍の大きさに改めた。
脚注[編集]
1. 真木小兵衛『深夜の現場はなぜ静かに燃えるのか』東都放送文化研究所, 2017年, pp. 18-24.
2. 佐伯真一「バラエティ番組における検証演出の再定義」『月刊テレビ制作』第52巻第4号, 2020年, pp. 41-47.
3. 飯島由紀夫『見立ての倫理と段ボールの美学』北浜書房, 2019年, pp. 103-118.
4. 北見俊介「公開放送における沈黙の扱い」『放送技術ジャーナル』Vol. 29, No. 2, 2021年, pp. 9-16.
5. 東都テレビ編成局『マジコップ放送10年史』社内資料, 2021年.
6. 長峰イサム『声で追う、街で止まる』南海文化社, 2018年, pp. 55-61.
7. 岡本澄子「交通標識の向きと画面内緊張感」『美術と映像』第11号, 2022年, pp. 72-79.
8. 河村徹也「証拠品が段ボールであることの利点」『テレビコーナー研究』第6巻第1号, 2016年, pp. 1-8.
9. Margaret L. Thornton, "Street Verification Shows and the Aesthetics of Bureaucracy," Journal of Urban Broadcast Studies, Vol. 14, No. 3, 2023, pp. 201-219.
10. 鈴木沙也加『夜更けのリハーサル帳』東都出版, 2024年, pp. 6-12.
外部リンク[編集]
公式サイト
番組データベース・マジコップ項
夜更け放送アーカイブ
東都テレビ番組案内
マジコップ研究会
脚注
- ^ 真木小兵衛『深夜の現場はなぜ静かに燃えるのか』東都放送文化研究所, 2017年, pp. 18-24.
- ^ 佐伯真一「バラエティ番組における検証演出の再定義」『月刊テレビ制作』第52巻第4号, 2020年, pp. 41-47.
- ^ 飯島由紀夫『見立ての倫理と段ボールの美学』北浜書房, 2019年, pp. 103-118.
- ^ 北見俊介「公開放送における沈黙の扱い」『放送技術ジャーナル』Vol. 29, No. 2, 2021年, pp. 9-16.
- ^ 東都テレビ編成局『マジコップ放送10年史』社内資料, 2021年.
- ^ 長峰イサム『声で追う、街で止まる』南海文化社, 2018年, pp. 55-61.
- ^ 岡本澄子「交通標識の向きと画面内緊張感」『美術と映像』第11号, 2022年, pp. 72-79.
- ^ 河村徹也「証拠品が段ボールであることの利点」『テレビコーナー研究』第6巻第1号, 2016年, pp. 1-8.
- ^ Margaret L. Thornton, "Street Verification Shows and the Aesthetics of Bureaucracy," Journal of Urban Broadcast Studies, Vol. 14, No. 3, 2023, pp. 201-219.
- ^ 鈴木沙也加『夜更けのリハーサル帳』東都出版, 2024年, pp. 6-12.
外部リンク
- 公式サイト
- 東都テレビ番組案内
- 夜更け放送アーカイブ
- マジコップ研究会
- 番組データベース・マジコップ項