仁三郎
| 芸名 | 仁 三郎 |
|---|---|
| ふりがな | にさぶろう |
| 画像ファイル | Nisaburou_official.jpg |
| 画像サイズ | 300px |
| 画像コメント | シャネルの猫柄ジャケットでの授賞スナップ |
| 生年 | 1991年(平成3年) |
| 生月 | 9 |
| 生日 | 12日 |
| 身長 | 173cm |
| 血液型 | B型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | ドラマ/バラエティ/ジャズ歌謡 |
| 活動期間 | 2012年 - |
| 活動内容 | 猫タレントとしての演技、歌唱、CM出演 |
| 配偶者 | なし(猫と同居) |
| 事務所 | 株式会社スズメ灯プロモーション |
| 公式サイト | nisaburo-vision.jp |
| 主な作品 | 『第七楽章の海』、『にさ猫ジャズ』、『夜更けの鈴』 |
| 受賞歴 | 第31回猫視聴率賞 最優秀タレント(2019年)ほか |
仁 三郎(にさぶろう、[[1991年]]〈[[平成]]3年〉[[9月12日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。所属は[[株式会社スズメ灯プロモーション]]、愛称は「にさ猫(ねこ)」。デビュー作はドラマ『第七楽章の海』で、以降バラエティでも人気を博した[1]。
略歴/来歴[編集]
仁三郎は[[東京都]][[北区]]に生まれ、幼少期から商店街の「くたびれ芝居」を手伝ったとされる[2]。本人談では、祖父が戦後の[[演劇]]養成所で舞台小道具の棚卸し係を務め、仁三郎も毎年4月12日に必ず帳簿の数字を確認していたという。特に「3」が並ぶ年だけ“猫が先に鳴く”と信じられていたことが、後のキャラクター形成に影響したとされる[3]。
また、仁三郎がタレントとして知られるようになった直接の転機は、2012年に[[舞台]]『銀色の喉元』へ抜擢されたことにある。当時のスタッフは、初日リハーサルで舞台袖から現れた白猫を「座長補佐」と呼び、仁三郎のセリフの間を猫が測ったとしてSNSで話題となった。当時の平均視聴滞在(推定)が「1分48秒」で、そこから猫の鳴き声を尺にした“間”が番組企画に採用されたとされる[4]。
一方で、来歴をめぐっては微妙な揺らぎも指摘されている。仁三郎は「猫として先に声が通った」と語っているが、初回のテレビ出演は“人として”の役者オーディション合格後だったとされる。なお、同年に所属事務所が猫専任のマネジメント部署を社内に新設した記録があるとの噂もある[5]。
人物[編集]
仁三郎は、きわめて几帳面な一方で、リハーサルでは台本を「猫の鼻先でページめくり」する癖があるとされる[6]。同席者によれば、こだわりは数字にも及び、「呼吸の間は必ず“0.7秒”」「袖に戻る角度は西に偏らせる」といった細かな指定を行ったという。本人はこれを“舞台の重力学”と呼び、大学で学んだわけではないが理科のノートだけは必ず持ち歩くと伝えられている[7]。
私生活では、食事のルールが公表されており、朝は温度36.5℃の豆乳を飲み、夜は塩分量を「1.2g(猫用も含む)」で揃えるとされる[8]。ただし、本人のインタビューで「猫用の皿が小さいときは、自分が我慢する」とも語られており、単なる健康管理というより“連帯の儀式”として機能しているとの見方がある。
性格面では、共演者に対しては礼儀正しいが、収録後には[[日本放送協会]]([[NHK]])の控室に勝手に寄って「今日の音の立ち上がりは良かったですか」とスタッフへ確認することがあるとされる。こうした行動が「圧をかける礼儀」だとして当初は警戒されたものの、翌年には“現場の音響係”として認知されるまでに至ったとされる[9]。
出演[編集]
仁三郎は俳優活動として、2013年に[[テレビドラマ]]『[[第七楽章の海]]』へ出演し、初主演を果たしたとされる[10]。同作では“記憶を失った指揮者”役を務め、セリフ量が少ない代わりに猫の反応をモチーフとして演技が組み立てられた点が特徴とされた。また、撮影当時の天候が台本より13分遅れて崩れたため、仁三郎が「猫が先に雨雲を読む」と冗談めかして提案したことが演出へ採用されたと報じられている[11]。
映画では2016年の『夜更けの鈴』で共演した[[俳優]]・[[佐伯レン]]との掛け合いが話題となった。同年に舞台『骨董の足音』でも人気を博し、客席の通路に“帰り道を示す赤いテープ”を貼る演出が評価された。なお、テープは実際には翌週に剥がされたが、「一度目の剥離タイムが16時02分だった」と細部が語られた点がファンの間で記憶されている[12]。
バラエティ面では『猫と人のあいだ』にレギュラー出演し、ラジオ番組では『[[夜の周波数]](AM 1098)』でパーソナリティを務めたとされる[13]。同番組は音声の帯域を“猫の鳴き声”に合わせて調整した企画であり、放送翌週に配信再生が1.7倍になったと報告された。さらにCMでは、後述の[[シャネル]]猫契約の関連として『シルク風の息』篇で起用された[14]。
作品[編集]
歌手としては2018年にシングル『にさ猫ジャズ』をリリースし、デビュー曲にもかかわらずオリコン週間で最高位2位に達したとされる[15]。収録曲『雨の間(ま)』は、仁三郎が「0.7秒の間を計測して作った」と語った楽曲で、ファンが配信停止のタイミングまで検証したことで話題となった。
アルバムでは2020年の『夜更けの鈴音(すずね)』があり、前半はジャズ寄り、後半は朗読と歌の混成となっている。なお、アルバム制作時にはスタジオの湿度を56%に固定したとされるが、これは“猫の耳が好む空気”という趣旨であったと一部で報じられた[16]。さらに映像作品として2021年のライブDVD『間違いだらけの拍手』が発売され、特典映像では猫が登場するが、本人は「猫の撮影許可は秒で決めた」と述べたとされる。
また、劇場アニメへの楽曲参加として『ふわり灯る記憶の街』で主題歌を担当し、放送後に“猫の手拍子”がTwitterトレンドに入ったと伝えられている[17]。このように、仁三郎は音楽の形式を“演技の延長線”として扱う傾向があるとされる。
書籍[編集]
書籍面では写真集『爪のついた告白』が2022年に刊行され、版元は[[スズメ灯出版]]とされる[18]。撮影は[[神奈川県]][[横浜市]]の旧倉庫で行われたとされ、夜間にだけ入ることが許可された“室温18℃の部屋”があったという。仁三郎はその部屋で、猫が先に入ったら撮影を始めると決めていたと語り、写真の端に小さな足跡が映り込んだカットが収録された。
雑誌連載では『猫と数字のあいだ』(編集[[大塚ヨシエ]])を担当し、月1回のペースで「台本の間」「栄養の間」「笑いの間」を扱ったという[19]。ただし連載は全12回で終了したとされ、最終回だけ“0回”になっているとファンが噂した。出典欄に「当時の編集委員会議事録(写)」が引用されているというが、実物確認は困難であり、当時の一部スタッフは「やけに真顔で書いてあった」程度の証言をしている[20]。
受賞歴[編集]
仁三郎は2019年に第31回猫視聴率賞の最優秀タレントを受賞したとされる[21]。受賞理由としては、出演番組『猫と人のあいだ』における平均視聴滞在時間が「7分23秒」を記録した点と、“猫が介在するのに不快感がない演技設計”が挙げられた[22]。
翌2020年には[[日本]]の若手俳優を対象とする第18回[[舞台音響]]奨励賞で“間の設計”部門を受賞した。選考委員は、仁三郎が舞台袖で行う音の確認が「専門職の仕事を肩代わりしている」とコメントしたとされる。ただし、同賞の公式資料には「音響ではなく段取りが評価された」とする文言もあり、解釈の差が後年になっても議論されることとなった[23]。
さらに2023年には、後述の[[シャネル]]関連で“猫タレント・新規商業契約”をめぐる特別表彰が行われたとされる。理由は「タレントとしての品位を保ったまま、動物福祉の観点で契約運用を透明化した」ことにあるとされ、仁三郎が猫と本人の連名でコメントを出した点が特徴とされた[24]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
仁三郎公式ファンクラブ
スズメ灯プロモーション 俳優紹介ページ
猫視聴率賞 過去受賞者アーカイブ
シャネル 猫タレント契約レポート
脚注
- ^ 渡辺精一郎『猫の間と数字の演劇史(第3巻)』春日学芸社, 2019.
- ^ 清水ミナ『タレント猫契約の社会学的分析』国際メディア研究叢書, 2021.
- ^ Margaret A. Thornton『Performance Timing and Animal Co-Presence』Vol. 12, No. 4, Journal of Broadcast Studies, 2020.
- ^ 大塚ヨシエ『雑誌編集室の裏側:連載が12回で止まる日』スズメ灯出版, 2022.
- ^ 佐伯レン『共演者が語るリハーサルの科学』河内書房, 2018.
- ^ 小林一馬「猫視聴率賞の指標設計:滞在時間の誤差モデル」『視聴計測研究』第7巻第2号, pp. 41-58, 2020.
- ^ 日本放送協会 編『AMラジオの帯域最適化と聴取体験』NHK出版, 2017.
- ^ 『第18回舞台音響奨励賞記録集』舞台芸術センター, 2020.
- ^ Chanel Public Relations『The Nisaburō Clause: A Fashion Contract with Cats』Chanel Archive Press, 2023.
- ^ 田中みお「契約条項と福祉運用の透明性」『国際契約法年報』Vol. 33, No. 1, pp. 201-219, 2022.
外部リンク
- 仁三郎公式ファンクラブ
- スズメ灯プロモーション 俳優紹介ページ
- 猫視聴率賞 過去受賞者アーカイブ
- シャネル 猫タレント契約レポート
- 夜の周波数 番組公式アーカイブ