若宮旭
| 芸名 | 若宮旭 |
|---|---|
| ふりがな | わかみや あさひ |
| 画像ファイル | Wakamiya_Asahi_2023.jpg |
| 画像サイズ | 280px |
| 画像コメント | 2023年、記者会見にて |
| 生年 | 1991年 |
| 生月 | 4月 |
| 生日 | 18日 |
| 身長 | 178 cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、音楽活動、バラエティ |
| 活動期間 | 2009年 - |
| 活動内容 | 2009年:舞台デビュー、2012年:ドラマ初主演、2015年:歌手デビュー |
| 配偶者 | 未婚 |
| 事務所 | 東京芸能工房 |
| 公式サイト | tokyogeikoubou.jp/asahi |
| 主な作品 | 夜明けのリボン、ガラス戸の朝、月面リフレイン |
| 受賞歴 | 日本放送演技賞 新人賞、東京舞台批評家連盟 特別賞 |
若宮 旭(わかみや あさひ、[[1991年]]〈[[平成]]3年〉[[4月18日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京芸能工房]]に所属している。愛称は「アサヒン」で、舞台『[[夜明けのリボン]]』およびシングル「[[ガラス戸の朝]]」で広く知られる[1]。
略歴・来歴[編集]
若宮旭は、[[東京都]][[世田谷区]]出身の俳優である。幼少期は児童合唱団に在籍し、[[二子玉川]]の商業施設で季節イベントの司会を務めていたとされる[2]。
[[2009年]]、[[東京芸能工房]]の育成枠「朝型新人発掘オーディション」に合格し、同年に舞台『夜明けのリボン』でデビューした。当時は裏方志望であったが、照明トラブルの際に即興で朗読を行ったことが話題となり、翌年以降は出演依頼が急増した。
[[2012年]]には連続ドラマ『[[午前四時の階段]]』で初主演を果たした。これにより「朝の時間帯にだけ妙に強い俳優」として業界内で知られるようになり、以後はドラマ、映画、舞台を横断して活動している。[[2015年]]にはシングル「ガラス戸の朝」で歌手デビューを果たし、同年の小規模ライブでは観客の半数がドラマ視聴者だったことから、本人が「歌より先に肩書きが歩いてきた」と語ったという。
[[2018年]]には映画『[[霧の裏側で]]』で主演を務め、翌年の舞台『月面リフレイン』では無重力を模した特殊照明の中で3時間以上の公演を成立させた。なお、この公演は初日から3日間で延べ1,247人を動員したとされるが、関係者の証言にやや齟齬があり、記録の一部は要出典とされている。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
若宮は穏やかで礼儀正しい一方、現場では細部へのこだわりが強いことで知られる。台本の注釈欄に「この一呼吸は曇天のように」といった独特のメモを書き込む癖があり、共演者からは「説明できないが妙に通る」と評された[3]。
また、朝の情報番組にゲスト出演した際、日替わりの天気予報を見て衣装の色を変えるため、スタイリスト泣かせであったとされる。本人は「曇りの日ほど声が前に出る」と説明しているが、実際に音響スタッフがその発言を検証した記録はない。
私生活[編集]
私生活では[[東京都]][[杉並区]]の静かな住宅地で暮らしているとされ、早朝に近所の神社へ散歩に出る習慣がある。愛犬の柴犬「ソラ」との散歩中に役作りを考えることが多く、2021年のインタビューでは「ソラが立ち止まる場所に、だいたいドラマの山場がある」と述べた[4]。
一方で、極端な早寝早起きのため深夜収録に弱く、バラエティ番組では午前2時を過ぎると敬語が増えることがスタッフの間で知られている。これが「品が良い」と受け取られ、結果的にCM起用が増えたという。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『午前四時の階段』[[2012年]] - 主演・三枝蓮 役。
『[[白い交差点]]』[[2014年]] - 準主演・倉持悠斗 役。
『朝焼け探偵社』[[2017年]] - 主演・神楽坂尚 役。
『[[遠雷のキッチン]]』[[2020年]] - 主要人物・相馬凛太郎 役。第8話の長回し演技が話題となった。
映画[編集]
『霧の裏側で』[[2018年]] - 主演・篠宮蒼 役。
『[[港のラッパと三つの嘘]]』[[2019年]] - 主演・早乙女海 役。
『終電前のスケッチ』[[2022年]] - 友情出演・編集者 役。わずか4分の出演ながら、エンドロール後の拍手が最大であったとされる。
舞台[編集]
『夜明けのリボン』[[2009年]] - 朗読役。
『[[木曜の月と金属の鳥]]』[[2016年]] - 主演・久慈蓮司 役。
『月面リフレイン』[[2019年]] - 主演・アサヒ 役。宇宙船の床を模した回転舞台の上で歌唱を行い、照明班が最も神経をすり減らした公演として記録されている。
劇場アニメ[編集]
『[[星屑郵便局]]』[[2021年]] - 声の出演・配達員ユキ 役。声質が「郵便番号を読み上げるのに向いている」と評価されたことが起用理由であったという。
バラエティ番組[編集]
『朝まで行けるか委員会』[[2013年]] - レギュラー。
『笑って起床』[[2016年]] - 司会。
『[[午後二時のうたた寝]]』[[2024年]] - ゲスト。番組中に本当に短時間の居眠りをしてしまい、そのままコーナー化された。
ラジオ番組[編集]
『若宮旭の薄明ラジオ』[[2015年]] - パーソナリティ。
『[[深夜三時のごほうび]]』[[2018年]] - 代演パーソナリティ。リスナーからの「眠れない」という相談に対し、3分ほど沈黙してから答える放送手法で人気を博した。
CM[編集]
大手飲料メーカー「ミナトサワー」[[2014年]] - イメージキャラクター。
住宅設備会社「東和ホーム」[[2017年]] - 起用。朝の窓辺でコーヒーを淹れる映像がシリーズ化した。
[[2023年]]には[[JR東日本]]の駅ナカキャンペーンに起用され、改札前で突然ハミングを始める演出がSNSで拡散した。
作品[編集]
シングル[編集]
「ガラス戸の朝」[[2015年]] - デビューシングル。透明感のある声質とされ、発売初週に8,400枚を記録した[5]。
「月面リフレイン」[[2019年]] - 舞台公演と連動して発売。歌詞に「午前4時17分」という細かい時刻が入っていることで注目された。
「裏庭のニュース」[[2022年]] - 配信限定。本人いわく「ニュース番組を見ながら作った唯一の曲」である。
アルバム[編集]
『薄明の記録』[[2017年]] - 1stアルバム。
『朝がほどけるまで』[[2021年]] - 2ndアルバム。全10曲中7曲に鳥の鳴き声が入っているが、これは録音スタッフのミスではなく、あえて残したと説明されている。
映像作品[編集]
『Asahi Wakamiya LIVE at Kitasenju』[[2018年]]。
『夜明け前の稽古場』[[2020年]]。
『若宮旭 10th Anniversary Box』[[2024年]]。初回盤には「本人が選ぶ朝に聴きたい無音トラック」が収録され、発売元が販促コピーの意味を一度説明し直したという。
書籍[編集]
写真集[編集]
『Asahi』[[2019年]] - [[東京芸能工房]]監修。ロケ地に[[横浜市]]の埠頭や[[鎌倉市]]の早朝海岸が選ばれ、全128ページのうち37ページが「歩き姿」に割かれている。
『窓辺の温度』[[2023年]] - 撮影中に実際の朝日を待つため、撮影期間が予定より6日延びたとされる。
雑誌連載[編集]
『週刊ラグーン』のエッセイ連載「若宮旭の朝をひらく」[[2016年]] - [[2019年]]。
『月刊シアタータイム』の対談連載「稽古場の温度計」[[2021年]] - 継続中。演劇関係者との対談が中心だが、最後に必ず前日の睡眠時間を報告する欄があり、編集部で密かに人気を集めている。
受賞歴[編集]
[[2013年]] - 日本放送演技賞 新人賞、『午前四時の階段』の演技により受賞。
[[2018年]] - 東京舞台批評家連盟 特別賞、『夜明けのリボン』再演における構成力が評価されたことによる。
[[2020年]] - 国際アジア映像フェスティバル 男優賞、『霧の裏側で』での抑制された演技により受賞。
[[2024年]] - 日本タレント協会 早起き文化推進功労賞。朝番組への継続出演と「起床前の発声練習」が社会的関心を集めたためとされる。
脚注[編集]
注釈[編集]
[1] 事務所資料では「アサヒン」の表記揺れがある。 [2] 児童合唱団在籍の事実は、地元広報誌のみが伝えている。 [3] 台本への書き込みは複数の共演者が証言している。 [4] 近隣住民の回想録に基づく。 [5] 初週売上の数値は流通各社で微差がある。
出典[編集]
『東京芸能工房 年報 2015』東京芸能工房出版局。 『日本放送演技賞 公式記録集 2013-2020』日本放送文化振興会。 『舞台批評の現在 第14号』東京舞台批評家連盟、2018年。 『月刊シアタータイム』2021年6月号、シアタータイム社。 『Asahi Wakamiya Live Notes』Asahi Records、2019年。
外部リンク[編集]
東京芸能工房 公式プロフィール
Asahi Wakamiya Official Fan Club「朝の窓」
若宮旭 作品データベース
日本タレント名鑑風アーカイブ
舞台『夜明けのリボン』特設サイト
脚注
- ^ 高瀬真弓『新世代俳優の身体表現』東京芸能出版, 2019, pp. 88-104.
- ^ 佐伯健一『朝型タレント論』文化放送メディア研究所, 2018, pp. 41-57.
- ^ M. Thornton, "Dawn Performance and Broadcast Persona", Journal of East Asian Entertainment Studies, Vol. 12, No. 3, 2020, pp. 201-219.
- ^ 渡辺精一郎『舞台とテレビの往復運動』白樺社, 2017, pp. 12-39.
- ^ Haruka Nishi, "Vocal Texture in Japanese Morning Idols", Performing Arts Review, Vol. 8, No. 2, 2021, pp. 77-93.
- ^ 小林雨音『早朝番組の成立史』青灯社, 2016, pp. 5-28.
- ^ 編集部『東京芸能工房 年報 2015』東京芸能工房出版局, 2016, pp. 3-19.
- ^ 石川倫太郎『月面リフレイン考』舞台批評社, 2020, pp. 54-71.
- ^ Matsuda, K., "The Glass Door Morning: A Case Study", Asian Popular Culture Quarterly, Vol. 5, No. 1, 2022, pp. 9-25.
- ^ 『若宮旭と朝の社会学』朝日評論社, 2024, pp. 101-132.
外部リンク
- 東京芸能工房 公式プロフィール
- Asahi Wakamiya Official Fan Club「朝の窓」
- 若宮旭 作品データベース
- 日本タレント名鑑風アーカイブ
- 舞台『夜明けのリボン』特設サイト