釈迦LABIッつ
| 名前 | 釈迦LABIッつ |
|---|---|
| 画像 | 釈迦LABIッつのロゴ |
| 画像説明 | 寺院の天井画風デザインの看板ロゴ(架空) |
| 画像サイズ | 240px |
| 画像補正 | standard |
| 背景色 | #f5f0ff |
| 別名 | LABIッつ / ラビ信 |
| 出生名 | (活動名のみで出生名は非公開とされる) |
| 出身地 | (寺町スタジオ学園都市構想) |
| ジャンル | 寺町ガレージロック / シティ・ゴスペル・パンク |
| 職業 | ロックバンド |
| 担当楽器 | ギター、ベース、ドラム、サンプラー(曲により担当変更) |
| 活動期間 | 2012年 - 現在(断続的に活動休止を挟む) |
| レーベル | Labi Tsū Records |
| 事務所 | 菩提音楽事務所 |
| 共同作業者 | 須磨山和也(音響監修)ほか |
| メンバー | ボーカルギター:釈迦原ナオキ / ベース:LABI田ミツル / ドラム:ッつ森リョウ |
| 旧メンバー | 前任サポート:僧堂ユウタ(2013年のみ在籍) |
| 公式サイト | https://labi-tsu.example/ |
釈迦LABIッつ(しゃかラビッつ)は、[[日本]]の3人組[[ロックバンド]]である。所属事務所は[[菩提音楽事務所]]、レコード会社は[[Labi Tsū Records]]。[[2012年]]に結成、[[2015年]]にメジャーデビュー。略称および愛称は「LABIッつ」。公式ファンクラブは「ラビ信徒の集い」。
概要[編集]
釈迦LABIッつは、日本の3人組ロックバンドである。音楽的には[[寺町ガレージロック]]を標榜しつつ、曲の途中で半拍遅れのコーラスが挿入されることが特徴とされる。
バンドは「言葉の意味より先に、口の中のリズムを鳴らす」方針で知られ、ライブでは[[読経]]を模したブレス・パターンが導入される。2018年以降は、都市部の若年層における「“混ざっているのに整っている”感」の象徴として、社会現象となったと語られることもある。
ただし、メンバーは「釈迦」という語を宗教的文脈から切り離した表現として扱っており、用語の由来については複数の説が並立している。なお、ファンクラブ名「ラビ信徒の集い」は、ファン投票で最終決定されたとされる。
メンバー[編集]
釈迦原ナオキはボーカルギターを担当する。ステージ上ではギターを右利き仕様に見せつつ、実際には左手でフィードバックを制御する演奏法が採用されているとされる。
LABI田ミツルはベースを担当する。彼のベースは、ライブ会場の音響反射率を測るための専用サンプラーが内蔵されていることで知られ、実用面でも“会場ごとに音が変わる”とファンの間で定評がある。
ッつ森リョウはドラムとサンプラーを担当する。2017年のツアー以降は、太鼓のヘッド交換を「天候連動」として行う儀式が話題になり、雨天時は締め付けトルクが0.7%だけ高くなるよう調整されると報じられた[1]。
バンド名の由来[編集]
バンド名は、初期に制作されたデモテープのラベルに由来するとされる。テープの表面には「釈迦LABIッつ」とだけ手書きされ、メンバーは後に「意味より“めくりやすさ”」を重視した命名であると説明した。
さらに別の説として、結成当時に通っていたの小規模スタジオ「御朱印工房・スリースタンズ」で、鍵盤を押す代わりに数珠を転がしてテンポを測ったことが関係しているとも語られる。ただし、これについては音楽ライターの[[勝光寺シゲル]]が「語感の圧勝だった」と否定的に述べた記録もある。
「LABIッつ」の部分は、当時流行した“学習型ボイス・インターフェース”の略称(架空)をもじったものとされる一方、英語圏向け表記での発音しやすさが優先されたという実務説もある。編集者の[[小鳥遊ハル]]は、名付けを「言語の門を壊すための取っ手」だと書いた[2]。
来歴/経歴[編集]
結成(2012年)[編集]
釈迦LABIッつは2012年に結成されたとされる。きっかけは、台東区の深夜バス停留所「入谷第3待機場」で、偶然同じヘッドフォンを落とした3人が“拾った順番でコード進行を決める”即席ルールを作ったことにあると伝えられている。
この即席ルールは後に「順次釈迦法」と呼ばれ、録音の際には各メンバーが“拾われた回数”に応じて音量を固定したという逸話が残る。最初のデモ『床に薄い星を敷く』は、録音データのビットレートが一定でないまま制作され、完成後に慌てて整えたことで“ノイズが個性として残った”とされる[3]。
インディーズ期(2013年 - 2014年)[編集]
2013年にはインディーズレーベル[[御朱印レコード]]からミニアルバム『ラビ信徒の練習帳』を発表した。収録曲は全7曲で、うち3曲がサンプラー経由のコール&レスポンスを含んだ。
この時期、彼らはのライブハウス「桜灯(サクラトモシビ)」で連日リハーサルを行ったとされ、会場側は“入場者の靴音だけを採取した”と主張した。実際に音源の周波数解析レポートでは、靴音のピークが63Hzと94Hzに集中していたとされる[4]。
2014年、前任サポートの僧堂ユウタが脱退し、以後は3人でライブを回す方針に転換した。この変更は「削ることで整う」というコンセプトとして宣伝された。
メジャーデビュー(2015年)[編集]
2015年に[[Labi Tsū Records]]よりメジャーデビューを果たしたとされる。デビューシングル『読経エアロビクス』は、発売初週で推定4.8万枚を売上げたと報じられ、[[オリコン]]の週間チャートでは最高位2位を記録した。
この曲が評価された理由は、サビ部分のコーラスが「わざとズレる」よう設計されている点にあったと説明される。バンドはインタビューで、ズレ幅を0.12拍(推定)に固定していると述べたが、後に“測り方が違う”と音楽評論家から突っ込みが入った[5]。
なお、メジャー移籍の裏には音響監修の須磨山和也(架空)が関与し、録音ブースの壁材を寺町向けの吸音仕様に変更したという噂もある。
2018年 - 2021年(社会的ブレイク)[編集]
2018年、アルバム『笑う経典(きょうてん)』が大ヒットしたとされる。累計売上は発売後2年で約38万枚に達し、ライブ映像作品『寺町ライブ 2019: 94Hzの祈り』も同時期に配信開始された。
2020年にはコロナ禍の影響で活動休止が議論されたが、公式には「無観客配信ライブ」を年6回実施し、総視聴時間が延べ3100万分を超えたと発表された。もっとも、視聴カウント方法は外部から疑義が出ており、SNS上では「再生回数の定義が違うのでは」との指摘が相次いだ[6]。
2021年、翌年のツアーに向けてサンプラー担当の設定を見直し、ドラムのヘッド交換手順が公開された。そこでは雨天時の締め付けトルクが0.7%増、乾天時が0.6%減といった“精度の高さ”が話題となった。
現在(2022年 - )[編集]
2022年にはシングル『駅前の釈迦像(しゃかぞう)』をリリースし、歌詞の漢字比率を意図的に上げたと説明された。2023年にはベスト・アルバム『LABIッつ大全:未明の整列』が発売され、収録曲の選定理由が公式サイトで“数字付き”で公開された。
たとえばファン投票曲は「得票率ではなく、サビのハミング区間で笑った人数」を基準にしていたとされる。さらに“選定基準がややメタ”として批判されたが、バンドは「笑いの統計は未来の楽器」と応じた。
2024年時点でも活動は継続しており、次作については「読経と同期するサブベース(架空)」を導入予定と報じられている。
音楽性[編集]
釈迦LABIッつは、寺町ガレージロックの枠に収まりきらないサウンドを特徴としている。ギターは歪みが前面に出る一方で、音の角を丸める処理が毎回異なるとされ、LABI田は“耳の前で鳴らさない”と表現した[7]。
また、ライブでは[[コール・アンド・レスポンス]]だけでなく、客席の呼吸に合わせた拍の伸縮が取り入れられる。2019年のツアーでは、曲間MCの間にもテンポ基準となるクリック音が鳴っていたとされ、結果として「無意識に整列する」体験が生まれたと語られた。
歌詞は、宗教語彙のように見える語を用いながら、最終的には都市生活者の疲労や再起動を描く方向に収束することが多い。ただし、解釈が過度に宗教的にならないよう、バンドは「意味は後追いである」として説明を避けることもある。
人物[編集]
釈迦原ナオキは作詞作曲の中心人物として扱われることが多い。彼は作詞の際、漢字を先に並べてから仮名へ落とす手順をとり、結果として“読みの快感”が前に出るとされる。
LABI田ミツルは音作りに強い関心を持ち、2017年に音響会社の[[青嵐サウンド工学研究所]]と共同で、会場の反響をデータ化する小規模プロトコルを作ったとされる[8]。当時公開された簡易式は「反響=(面積×湿度)/足音係数」であるとされ、数式の“係数に根拠がない”点が後に笑い話になった。
ッつ森リョウは、ドラムの演奏を単なる拍ではなく“物理的な段差”として扱う。彼は「叩くのではなく押し込む」と言い、バンドはその表現をMCで繰り返した。ファンの間では、その言い回しが“ラビ学”として定着したとされる。
評価[編集]
釈迦LABIッつは、音楽批評の場では「言葉の滑舌がリズムの一部である」と評されることがある。特に『笑う経典(きょうてん)』は、パンクとゴスペルの緩衝材として位置づけられた。
一方で、歌詞や表現が宗教的連想を呼ぶ点については、誤解を招いたという指摘もあった。2021年頃には、番組出演時のテロップが「祝詞」と誤読されたことがあり、バンド側は公式SNSで訂正した。ただし、その訂正が逆に話題を呼び、「訂正の仕方が上手い」と評された[9]。
また、数字の扱いの妙しさが論点になった。雨天時トルクやズレ幅など、細かな数値が多用されるため、ファンは“本当に測っている”と受け取るが、批評家は“演出の数式”だとして距離を取る。この温度差が長く続いている。
受賞歴/賞・記録[編集]
2017年、[[日本レコード大賞]]の“最優秀新人音響賞”(架空部門)を受賞したとされる。通常部門ではないため、受賞発表の際に公式サイトの更新が一瞬遅れたことがあり、当時の編集者は「エラーを待つ時間すら演出だった」と回想している[10]。
2019年には[[NHK紅白歌合戦]]へ初出場した。曲は『駅前の釈迦像(しゃかぞう)』ではなく、『読経エアロビクス』のアコースティック版とされ、視聴者アンケートでは「気づいたら声を出していた」が上位に挙がった。
記録面では、ライブ映像作品の再生回数がストリーミングで累計1.2億回を突破したと報じられるなど、数値が先行する傾向がある。もっとも、これらの数字は媒体ごとに集計条件が異なる可能性があり、当時は“どの再生を採用したか”に要出典級の議論が持ち上がった[11]。
ディスコグラフィ[編集]
シングルとしては、『読経エアロビクス』(2015年)、『ラビ信徒の反復』(2016年)、『駅前の釈迦像(しゃかぞう)』(2022年)などがある。各シングルは配信版とCD版で微細な編集が異なり、特に『ラビ信徒の反復』ではB面に相当する“間奏だけの音源”が収録されることで知られた。
アルバムは『ラビ信徒の練習帳』(インディーズ、2013年)、『笑う経典(きょうてん)』(2018年)、『LABIッつ大全:未明の整列』(ベスト、2023年)などが挙げられる。映像作品としては、『寺町ライブ 2019: 94Hzの祈り』(2019年)と『無観客配信ライブ 2020: 呼吸の同期』(2020年)が存在する。
配信限定シングルとしては『短冊コード(3分版)』(2021年)、『クリック音で眠るな』(2020年)などが挙げられる。なお、曲ごとの“歌詞の漢字数”が公式に公開された時期があり、そこでは作品ごとに漢字が「17〜23字」に収められていたとされる[12]。
ストリーミング認定[編集]
ストリーミング認定として、代表曲『読経エアロビクス』は配信累計で2.6億回再生を突破したと発表された。さらに『笑う経典(きょうてん)』のタイトル曲は、ショート動画での使用率が高く、リズムの切れ目が“テンポ判定の目印”として使われたとされる。
ただし、動画プラットフォーム側の仕様変更により、カウントが見かけ上変化した時期があった。バンド側は「変化を肯定する曲作りをしてきた」とコメントしたと報じられた。
2022年以降は、楽曲の“ブレス間隔”を模した再現サウンドが二次創作され、結果としてストリーミング再生が伸びたと説明されることがある。とはいえ、伸びの要因が音楽性なのかプロモーションなのかは判然としていない。
タイアップ一覧[編集]
タイアップは主に地方局の情報番組と組まれた。2016年には[[台東区]]の“まちの音”キャンペーンに『ラビ信徒の反復』が採用され、同年の春に駅構内のBGMとして流れたとされる。
2018年には、架空のデジタル教材プロジェクト「読経で学ぶリズム算数」に『笑う経典(きょうてん)』の短縮版が起用された。教育現場では、語呂の良さが暗記補助に使われたとされる一方、保護者からは「宗教連想がある」との声も出た。
2021年には、家庭用サウンド機器メーカー[[波輪音響]]のCMで、無観客配信ライブの映像素材が二次利用された。映像のテロップには“クリック音は0.12拍で心拍へ寄り添う”と書かれていたというが、実測根拠の提示はなかった[13]。
ライブ・イベント/ライブ・コンサートツアー[編集]
釈迦LABIッつはライブで定評があり、2017年の『反復の階段ツアー』では全国6会場を巡った。ツアー名は、セットリストの並び替えが“階段状”に増えることに由来するとされる。
2019年には『寺町ライブ 2019: 94Hzの祈り』を軸に、同一曲でも会場ごとの低域再生を変える試みが話題となった。ファンの間では、会場により「床が沈む感覚」が増減すると言われた。
2020年は無観客配信で『呼吸の同期』を全6回実施し、各回の配信時間を41分、43分、39分と細かく揃えたとされる。もっとも“揃えた理由”については、彼ら自身が「ただ整ったから」と語っており、定量の根拠には議論がある。
出演(テレビ/ラジオ/映画/CM)[編集]
テレビ出演としては、情報番組[[あさイチ]]的な帯番組の枠で特集された『都市の呼吸とギター』があるとされる。ラジオでは[[JFN系]]にて、30分番組『LABIッつの間奏相談所』が放送された。
映画との関係では、短編映画『駅前の沈黙、読経のあとで』(2019年)に本人たちが演奏シーンとして出演したと報じられた。劇中で彼らが演奏する曲は実在音源のリミックスであるとされるが、監督は「現場のクリック音をそのまま撮った」と語っており、真偽は定かでない[14]。
CMでは、家庭用音響機器とまちの音キャンペーンに参加しており、映像には寺町の路地が多く使われた。路地の選定理由として「反響の“減衰率”が均一だった」と説明されたが、数字の整合性が疑問視されることもあった。
NHK紅白歌合戦出場歴[編集]
釈迦LABIッつは2019年に[[NHK紅白歌合戦]]へ初出場したとされる。楽曲選定について、編成側は「宗教語彙を連想させない形に再編すること」を条件にしたと報じられた。
ただし、当日ステージでは“拍手のタイミングがズレる”演出が入り、会場全体が一瞬遅れて拍手する現象が起きたとされる。バンド側は「ズレは意図であり、反省ではない」とコメントした。
以後の出場については、再び起用される可能性があるとされるが、公式には未確定であるとされる。紅白の“翌朝の検索数”が伸びたことが評価され、結果として若年層のロック聴取に影響したと分析されることがある。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 小鳥遊ハル『名前のリズム設計:釈迦LABIッつの“取っ手”論』青嵐出版, 2020.
- ^ 勝光寺シゲル『語感の圧勝:バンド名の社会心理学的検証』寺町研究所, 2018.
- ^ 須磨山和也『反響は嘘をつかない(ただし数式は嘘をつく)』Labi Tsū Academic Press, 2017.
- ^ 青嵐サウンド工学研究所『会場反射データ簡易プロトコル(第3版)』Vol.3 No.1, pp.12-27, 2019.
- ^ 斎藤ユミ『0.12拍は測れるか:ズレの定義をめぐる論点整理』音楽計測学会誌, 第21巻第2号, pp.41-58, 2021.
- ^ 波輪音響『クリック音と呼吸同期の実装ガイド(家庭用)』第1版, pp.3-19, 2020.
- ^ 釈迦LABIッつ運営委員会『LABIッつ大全:未明の整列(公式ブックレット)』Labi Tsū Records, 2023.
- ^ 編集部『NHK紅白の再編条件:宗教語彙の扱いに関する放送実務』放送文化研究, Vol.58 No.4, pp.101-130, 2020.
- ^ 山野辺カズ『“笑う経典”の評価軸:言語と音のズレ』ロック批評叢書, 第7巻第1号, pp.77-92, 2019.
- ^ 東風文庫編集『無観客配信ライブの視聴カウント定義(要調整版)』pp.200-203, 2020.
外部リンク
- Labi Tsū 公式ディスコグラフィ
- 菩提音楽事務所 ニュースルーム
- 寺町スタジオ学園都市(資料倉庫)
- LABIッつ ファンクラブ会報アーカイブ
- 青嵐サウンド工学研究所 反響データ公開ページ