アトランティス高天原
| コンビ名 | アトランティス高天原 |
|---|---|
| 画像 | 公式プロフィール写真(架空) |
| キャプション | 『潮騒のツッコミ』で知られる2人(架空) |
| メンバー | 渡来(わたり きたる)、天井桜(あまい おう) |
| 結成年 | 2012年 |
| 解散年 | なし(活動継続) |
| 事務所 | 北原放送企画局(きたはらほうそうきかくきょく) |
| 活動時期 | 2012年9月〜現在 |
| 芸種 | 漫才・コント |
| ネタ作成者 | 主に天井桜、渡来がツッコミ監修 |
アトランティス高天原(あとらんてぃす たかまがはら)は、所属のお笑いコンビ。[[2012年]]9月結成。NSC7校11期生で、M-1グランプリ2014年ファイナリスト、同2016年準優勝とされる[1]。
概要[編集]
アトランティス高天原は、潮(しお)と天(てん)を同時に扱うような奇妙な論理で観客を置き去りにする漫才・コントで知られている。名前の由来は“海の底の古記録”と“神話の上書き”を同一フォルダに入れたことによる、と公式に説明されている[1]。
コンビ結成後は、地方局の深夜枠で「架空の行政手続き」を口上にする型が浸透し、2014年にM-1グランプリへ初出場した。以後は“最短で信じさせ、最短で裏切る”演出を武器に、ナマの視聴者投稿と同じ速度でネタを更新するスタイルが注目された[2]。
メンバー[編集]
渡来(わたり きたる)はボケ担当とされる。口癖は「標準語は再録されている」であり、語尾に“海抜”を混ぜる癖がある[3]。
天井桜(あまい おう)はツッコミ担当とされる。論理の矛盾を指摘する際、なぜかの型番(架空)を出すことが多いとされる[4]。なお二人はNSC在学中、漫才の構成を「航海日誌」形式にする研究会を共同運営していたとされる。
来歴/略歴/経歴[編集]
出会いと結成[編集]
二人の出会いは2011年、の公開講座「神話と音響の近似計算」であったとされる。渡来が壇上で誤ってスピーカーを“沈める”真似をし、天井が「沈降曲線の近似が雑」と一瞬で潰したことがきっかけになったとされる[5]。
2012年9月、二人は“海底史料”を素材にした短編漫才でデビューした。初舞台の衣装はアトランティス風の巻き布(ただし洗濯表示が逆さま)で、会場の整理券がなぜか「高天原入口」になっていたという逸話が残っている[6]。
東京進出とブレイクの発火点[編集]
東京進出は2013年春とされる。活動拠点をの小さな練習スタジオに移し、そこで“信号待ちの間”を一分単位で数える癖がついたと伝えられている[7]。
2014年、M-1グランプリ予選のリハーサルで、天井桜が観客席へ向けて「もしもこの場が無重力なら、笑いの着地速度は秒速0.83メートルになる」と言い切ったことが話題となった。審査員が記録メモに「笑い=運動」と書いた(とされる)ことから、奇妙な数学ネタが定番化した[8]。
芸風[編集]
芸風は漫才を中心に、途中でコント映像に“行政っぽい音”を差し込む構成が多い。特に「アトランティス高天原式・提出テンプレ(第3改訂)」のように、架空の手続き名で会話を始める方式が特徴とされる[9]。
ボケは潮の比喩から入り、ツッコミは急に現実の制度を持ち出すように見せるが、最終的にその制度も架空の“上位互換”へすり替える。例として「婚姻届に代わり、海図第17層の写しを添付する必要がある」と言った直後に、渡来が“でも提出先が消滅していた”と言い出す型がある[10]。
なお、ネタ作成は天井桜が担当し、渡来が「笑いの着地は海抜マイナス12.5メートルで統一」といった監修を行うとされる[11]。一部では、台本を印刷せず、会話の熱で紙が浮くと勘違いしたファンもいたとされるが、真偽は定かではない。
エピソード[編集]
2015年のローカル特番で、二人は“合鍵漫才”を披露したとされる。合鍵そのものは持っていたが、合鍵の番号札が「000-000-ATL(架空)」になっており、スタジオスタッフが一度だけ本気で“鍵屋に電話”したことで場が固まったという[12]。
また、2016年にM-1準優勝を記した会場掲示が、誤って「M-1グランプリ2016年 準最終優勝」となっていた。天井桜はその誤記をネタにし、「準優勝は優勝の近親婚だ」と一蹴した後、渡来が「近親婚は海藻由来です」と追撃して観客を笑わせた。結果として“誤記を正しすぎる芸”が評価されたとされる[13]。
さらに、コンビ名にちなみ、彼らは毎年9月に付近の埠頭で“出囃子の試聴会”を行っているとされるが、実際には事務所が借りた倉庫の床がきしむだけだったという記録もある[14]。ただし本人たちは「それは海が演出している」と真顔で語っている。
出囃子・賞レース成績・受賞歴[編集]
出囃子は「潮騒リフレイン(改)」である。三味線風の音色を“電子レンジの扉の開閉”で作っていると説明されることが多いが、実際の音源はが監修したとされる(監修そのものは内部資料で、詳細は公開されていない)[15]。
賞レースでは、M-1グランプリ2014年でファイナリストに選出された。M-1グランプリ2015年は準決勝で敗退したとされるが、敗退時の記録が「観客の瞬き回数 1,204回」となぜか残っている[16]。2016年には準優勝を果たし、以後は“惜しい世界線”を笑いに変えるキャッチコピーが定着した。
キングオブコントでは、2017年にファイナリスト入りした。ネタタイトルは「第2次高天原・潮止め条例」で、舞台上の看板が“読み上げ禁止”であることを強調して笑いを取ったとされる[17]。
出演・作品・単独ライブ[編集]
テレビではの深夜番組「海抜ゼロの相談室」(2018年開始)でレギュラーを務めたとされる[18]。同番組では、一般投稿の“困りごと”を受けて架空の制度に申請する形のコントを毎回更新した。
単独ライブとしては「高天原の第三倉庫」(2019年)、「潮騒会計監査」(2021年)、「アトランティス返戻品」(2023年)が代表的である。特に2021年の公演では、観客に配布された冊子が全32ページで、うち31ページが“空欄”になっていた。空欄部分にだけ、会場音響の関係で聞こえるはずの“幻の効果音”が印刷されているとされ、来場者のSNSで議論になった[19]。
作品としてはCD「潮騒リフレイン改(廉価版含む)」(2020年)とDVD「提出テンプレ第三改訂」(2022年)がある。さらにラジオではの番組「上書き神話、毎週二回」(2020年〜2024年)でパーソナリティを務めたとされる[20]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 北原放送企画局『潮騒のツッコミ:アトランティス高天原記録集』北原出版社, 2017年.
- ^ 渡来 きたる「“海抜の比喩”はなぜ笑えるのか」『日本笑芸研究所紀要』第12巻第3号, pp.15-29, 2016年.
- ^ 天井桜「神話の上書きと短距離の説得」『コメディ言語学ジャーナル』Vol.8 No.1, pp.41-63, 2018.
- ^ 【北原テレビ】編『海抜ゼロの相談室 番組台本 第2集』北原テレビ出版, 2019年.
- ^ 澤田 ルミエ「架空行政手続きギャグの受容メカニズム」『放送文化評論』第5巻第2号, pp.77-102, 2020年.
- ^ Margaret A. Thornton『Myth-Update Comedy and Audience Belief』Laughline Academic Press, 2021.
- ^ 山吹 静江「提出テンプレ第三改訂の構造分析」『舞台笑分析論叢』第3巻第4号, pp.1-18, 2022年.
- ^ 小島 オルタ「音響効果の誤差が笑いになる条件」『聴覚と笑いの工学』Vol.14 No.2, pp.203-219, 2015年.
- ^ 天井 桜『アトランティス返戻品:空欄の効用』北東書房, 2023年.
- ^ 北原放送企画局『M-1グランプリ準優勝記録年鑑(架空)』第2016年版, pp.88-90, 2016年.
外部リンク
- 北原放送企画局 公式プロフィール
- アトランティス高天原 公式チャンネル(架空)
- 潮騒リフレイン改 公式ページ
- 海抜ゼロの相談室 投稿フォーム(架空)
- 提出テンプレ第三改訂 特設サイト(架空)