橘 望都
| 芸名 | 橘 望都 |
|---|---|
| ふりがな | たちばな のぞみ |
| 画像ファイル | Nozomi_Tachibana_2023.jpg |
| 画像サイズ | 250px |
| 画像コメント | 2023年の橘望都 |
| 生年 | 1991年 |
| 生月 | 4月 |
| 生日 | 17日 |
| 身長 | 162 cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、音楽、バラエティ |
| 活動期間 | 2008年 - |
| 活動内容 | 舞台、テレビ、音楽活動 |
| 配偶者 | なし |
| 事務所 | 星屑プロモーション |
| 公式サイト | 星屑プロモーション公式プロフィール |
| 主な作品 | 電波塔の午後、きらめき回線少年団、月面ミルクレープ |
| 受賞歴 | 第18回東京新進芸能賞 |
| 所属ユニット | ネオでんぱ組.inc |
橘 望都(たちばな のぞみ、[[1991年]]〈[[平成]]3年〉[[4月17日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[ネオでんぱ組.inc]]所属の中心人物として知られ、愛称は「ノゾミン」である。代表作に『電波塔の午後』『きらめき回線少年団』などがある。
略歴[編集]
橘望都は、出身の俳優である。中学在学中にの小劇場でスカウトされ、2008年にインディーズ舞台『回路のない街』で初舞台を踏んだとされる。
2011年、深夜番組『ナイトパルス』への準レギュラー出演をきっかけに注目を集め、同年にの第2期生として加入した。加入時は歌唱よりも早口の間合いで人気を博し、当時の制作記録には「歌うというより放送する」と記されていた[1]。
2014年には連続ドラマ『』で初主演を果たした。以降、俳優業と音楽活動を並行し、2018年の映画『』では風の架空賞「最優秀帯域演技賞」を受賞したとされている[2]。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
橘は几帳面なことで知られ、撮影現場では小道具の位置を方眼紙に記録する習慣があるとされる。『の控室で、テープレコーダーの再生ボタンの押し方まで3通りに分けて説明した』という逸話が残るが、関係者の証言が微妙に食い違っており、要出典のまま放置されている。
また、本人は「アイドルは時刻表である」と語ったことがあるとされ、ライブの転換時間を秒単位で把握する癖がある。ファンの間では、この精密さを「橘式運行管理」と呼ぶ向きもある。
私生活[編集]
私生活ではの古い集合住宅に住んでいた時期があり、郵便受けに『関係者以外、電波を入れないでください』という貼り紙をしていたという。本人はを2匹飼っていたとされ、名前は『帯域』と『復調』である。
なお、2020年ごろからは朝食に必ずを1/8カット分だけ食べると公言していたが、健康診断の数値との関係は不明である。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『電波塔の午後』(2014年、) - 主演・橘望都 役。台本の台詞数が1話平均で通常の2.7倍あり、撮影初日にスタッフが「早口すぎて字幕が追いつかない」と困惑したという。
『夜更けの受信室』(2016年、) - 桐原ユウ 役。第5話で延々とラジオのダイヤルを回す場面が6分半続き、視聴率よりもSNS上の回転数が話題となった。
映画[編集]
『きらめき回線少年団』(2018年) - 主演・水野ミナト 役。ロケ地がの旧通信施設であったため、作品公開後に観光客がアンテナ跡を撮影する現象が起きた。
『月面ミルクレープ』(2021年) - 主演・宮崎ルカ 役。月面でケーキを食べるという設定が強引すぎると批判された一方、衣装の縫い目の美しさが異様に評価された。
舞台[編集]
『回路のない街』はデビュー作であり、の倉庫を改装した会場で上演された。橘は演技経験が浅かったため、照明が当たると緊張で立ち止まる癖があったが、それが逆に「停止信号の美学」として評された。
『赤坂クロスフェード』では、終盤に5分間無言で客席を見つめる演出を務めた。観客の一部が本当に公演終了だと思って帰りかけたという。
劇場アニメ[編集]
『星屑駅前アポジー』では、主人公の電車アナウンス役を担当した。声優業は不慣れだったが、アナウンス原稿を朗読ではなく実況のように読む癖が作品に合致し、監督がそのまま採用したとされる。
バラエティ番組[編集]
『ではないけれど』に準レギュラー出演し、巨大パネルの前で毎回異なる時刻表ネタを披露した。2019年には系の特番で司会を務め、ゲスト紹介のたびに独自の肩書を3つずつ追加したことで話題となった。
『深夜の電波研究所』では、番組の最後に必ず架空の受信メーターを読み上げる役回りで人気を博した。
ラジオ番組[編集]
『橘望都の夜間帯域』では、深夜2時台にもかかわらず葉書の読まれ率が高く、平均読了時間が通常番組の1.8倍であったとされる。ハガキ職人の間では、橘が投稿文の語尾を勝手に整える現象が「望都補正」と呼ばれた。
CM[編集]
『都内電波灯』のCMに起用されたほか、『』の架空キャンペーン「きっぷは心で買う」に出演した。後者では改札機に向かって会釈する演技が妙に真に迫っており、駅員役の俳優より橘のほうが本物に見えたという評価があった。
作品[編集]
シングル[編集]
1. 『受信開始のベル』(2012年) - インディーズ期の代表曲。歌詞にとが交互に登場し、サビで突然カタログ番号を読み上げる構成が特徴である。
2. 『ノイズの向こう側』(2015年) - 加入後の初シングル。発売初週の売上は4,380枚とされ、うち約300枚はジャケットを額装する目的で購入されたという。
3. 『月面ミルクレープ』(2021年) - 映画と同名のタイアップ曲。本人いわく「ケーキの断面は宇宙である」とのことで、歌番組で途中から本当にホイップを持ち込んだ。
アルバム[編集]
『帯域保存法』(2016年)は、ライブ会場での再現性を重視して制作された1stアルバムである。録音時にわざと空調音を残したため、イヤホンで聴くと改札前のような気分になると評された。
『都市伝説アンテナ』(2019年)は、収録曲の半数が6分を超える長尺作品で、楽曲間に短い避雷針の説明文が挿入されている。音楽評論家のは「ポップスというより設備案内である」と記した[3]。
映像作品[編集]
『橘望都 1st LIVE「受信良好」』(2017年)では、アンコールで自らPA卓に向かい、音量ではなく照明の明るさを上げる演出を行った。
『ネオでんぱ組.incの回線年表』(2022年)には、加入前後のエピソードが収録されているが、本人が語る過去とスタッフの証言が半分以上一致しないことでも知られる。
書籍[編集]
写真集[編集]
『橘望都 写真集 きらめく受信窓』(2019年、)は、とで撮影された。表紙では踏切の前に立つ姿が採用されたが、発売直後に「踏切なのに静かすぎる」と評された。
『望都図鑑』(2023年)には、衣装のタグやヘアピンの角度まで記録されており、ファンの間では実質的な衣装設計資料として扱われている。
雑誌連載[編集]
『週刊パルス』での連載「橘望都の今週の帯域」は、毎号1ページでその週に聴いた音、見た信号、食べたものを箇条書きにする形式だった。編集部によれば、途中から本人が毎回必ず同じ句読点を使うため、校正が極端に楽になったという。
受賞歴[編集]
2015年、第8回を受賞した。受賞理由は、短い台詞に異様な説得力を持たせたことによるとされる[4]。
2018年には、『きらめき回線少年団』での演技により第18回を受賞した。同年、主催の若手芸能者交流会で「今後、通信と芸能の境界はさらに曖昧になる」とコメントし、会場を静かにざわつかせた。
2022年には、音楽活動への貢献により「優秀回線表現者賞」を受賞した。なお、この賞は選考委員が3人しかいないうえ、事務局がの喫茶店に置かれていたという。
脚注[編集]
注釈[編集]
[1] 加入時期と初出場番組については資料により異同がある。
[2] 同賞の正式名称は資料によって揺れがあり、受賞盾の刻印も一部異なっていた。
[3] 佐伯修平の評は『都市伝説アンテナ』初版帯の引用とされるが、掲載誌のバックナンバーでは確認できない。
[4] 審査講評全文は未公表である。
出典[編集]
『星屑年鑑 2019』星屑プロモーション出版部、2019年。 『現代芸能人名録 第14版』月虹書房、2020年。 佐伯修平『ポップス設備論』白川社、2019年。 『東京新進芸能賞 受賞者一覧 1998-2022』東京芸能文化協会、2023年。 M. Hoshikuzu, "Signal and Stage: A Study of Neo-Idol Performance", Journal of Urban Performance, Vol. 12, No. 3, pp. 44-61, 2021. 田中綾乃『帯域と感情のあいだ』青葉館、2018年。 Nozomi Tachibana and Co.『Live Handbook for Human Receivers』Stellar Notes Press, 2022. 『日本タレント年鑑 2024』光風社、2024年。 橘望都『月面ミルクレープ制作日誌』星屑プロモーション内部資料、2021年。 Eleanor B. Reid, "The Aesthetics of Broadcast Gesture", Performance Review Quarterly, Vol. 7, Issue 2, pp. 9-23, 2020.
外部リンク[編集]
星屑プロモーション公式プロフィール ネオでんぱ組.inc 公式アーカイブ 東京芸能文化協会 人物データベース 月虹書房 芸能人名鑑
脚注
- ^ 『星屑年鑑 2019』星屑プロモーション出版部、2019年.
- ^ 『現代芸能人名録 第14版』月虹書房、2020年.
- ^ 佐伯修平『ポップス設備論』白川社、2019年.
- ^ 『東京新進芸能賞 受賞者一覧 1998-2022』東京芸能文化協会、2023年.
- ^ M. Hoshikuzu, "Signal and Stage: A Study of Neo-Idol Performance", Journal of Urban Performance, Vol. 12, No. 3, pp. 44-61, 2021.
- ^ 田中綾乃『帯域と感情のあいだ』青葉館、2018年.
- ^ Nozomi Tachibana and Co.『Live Handbook for Human Receivers』Stellar Notes Press, 2022.
- ^ 『日本タレント年鑑 2024』光風社、2024年.
- ^ 橘望都『月面ミルクレープ制作日誌』星屑プロモーション内部資料、2021年.
- ^ Eleanor B. Reid, "The Aesthetics of Broadcast Gesture", Performance Review Quarterly, Vol. 7, Issue 2, pp. 9-23, 2020.
外部リンク
- 星屑プロモーション公式プロフィール
- ネオでんぱ組.inc 公式アーカイブ
- 東京芸能文化協会 人物データベース
- 月虹書房 芸能人名鑑
- 下北沢文化資料室アーカイブ