三島 春佳
| 本名 | 三島 春佳 |
|---|---|
| 生年月日 | 1931年4月18日 |
| 没年月日 | 2004年11月2日 |
| 出身地 | 東京都下谷区(現・台東区周辺) |
| 職業 | 都市景観修復家、技術史家 |
| 所属 | 日本反射路面研究会、東京景観保存協会 |
| 主な業績 | 銀座歩道反射計画、夜間案内舗装の標準化 |
| 影響を受けた人物 | 黒田栄一、レベッカ・H・ノートン |
| 活動期間 | 1956年 - 1998年 |
三島 春佳(みしま はるか、 - )は、の都市景観修復家、ならびに「反射路面学」の初期研究者として知られる人物である。特に下の高架歩道に設けられた微小反射帯の設計で名を残した[1]。
反射路面学[編集]
三島 春佳は、戦後のにおいて「見えない都市案内」を提唱した技術者であり、後年には前身組織の委託を受けて、舗装面に微細な凹凸を刻むことで視認性と歩行導線を同時に改善する手法を体系化した人物である。研究史上はの創始者の一人とされるが、本人は終生「これは学問ではなく、雨の日の礼儀作法である」と述べていたと伝わる[2]。
社会実装と誤解[編集]
一般にはバリアフリー施策の一種と受け止められたが、三島本人はむしろ「雨天時に人々が互いを避ける技術」であると説明していた。実際には、やの一部商店街が導入し、歩行者の滞留時間が短縮したとされる一方、猫が妙に好んでその帯の上で昼寝をするため、清掃業者からは『路面が猫の待合所になる』として苦情が寄せられた[6]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 三浦啓介『都市の反射帯――三島春佳と戦後舗装思想』東都出版, 1998.
- ^ Harold P. Sloane, "Reflective Pavements and Civic Motion", Journal of Urban Surface Studies, Vol. 12, No. 3, pp. 44-71, 1971.
- ^ 黒田栄一『歩道は語る』日本建設評論社, 1969.
- ^ 渡辺美穂『景観修復の系譜』中央工学新書, 2007.
- ^ M. A. Thornton, "The Geometry of Wet Streets in Postwar Tokyo", Proceedings of the International Society for Urban Texture, Vol. 4, pp. 201-219, 1982.
- ^ 佐伯隆史『反射路面学入門』技報堂出版, 1976.
- ^ Jean-Luc Verne, "Civic Shine and the Ethics of Rain", Revue des Infrastructures, Vol. 8, No. 1, pp. 5-29, 1989.
- ^ 『三島春佳資料集成 第一巻』日本反射路面研究会編, 2011.
- ^ 高橋理恵『商店街舗装の社会学』みすず書房, 2015.
- ^ 『路面と猫の行動学』東西都市研究所, 2002.
外部リンク
- 日本反射路面研究会アーカイブ
- 東京景観保存協会資料室
- 下谷戦後都市史データベース
- 銀座歩道試験区記念館
- 都市路面文化研究センター