東京・インターナショナル・モミモミーズ (TIM)
| 名称 | 東京・インターナショナル・モミモミーズ(TIM) |
|---|---|
| 略称 | TIM |
| ロゴ/画像 | 渦巻く手型(“もみ”の円環)を背景に、MOMIの文字を配した意匠 |
| 設立(設立年月日) | 2007年10月12日(設置会議第1回決議に基づき設立) |
| 本部/headquarters(所在地) | 東京都港区芝三丁目17番地(旧・国際マッサージ統計館跡) |
| 代表者/事務局長 | 事務局長: 渡辺精一郎(第4代) |
| 加盟国数 | 46か国 |
| 職員数 | 約182名(専門職148名、事務職34名) |
| 予算 | 年間予算 3,420,000,000円(2024年度) |
| ウェブサイト | TIM公式ポータル(架空) |
| 特記事項 | 加盟国は“もみ圧の換算表”を提出する義務を負う |
東京・インターナショナル・モミモミーズ(TIM)(とうきょう・いんたーなしょなる・もみもみーず、英: Tokyo International Momi-Momies、略称: TIM)は、の国際標準化を目的として設立されたである[1]。設立。本部は東京都港区に置かれている[2]。
概要[編集]
東京・インターナショナル・モミモミーズ(TIM)は、を目的として設立されたであり、人間の手技に関する指標、教育要件、評価方法を統一することを管轄している[1]。
同機関は、各国でばらばらに行われてきた“もみもみ”行為を、統一された計測単位と衛生基準へ落とし込むために設立されたとされる[3]。なお、当初の設立動機は医学的根拠の整理にあると同時に、東京の民間療法家による「標準がないと公的な揉み扱いにならない」という苦情運動にあったと記録されている[4]。
設立のきっかけとして、報道番組でお笑いコンビTIMが正式名称を尋ねられ、咄嗟に「……たぶん“もみもみ税の国際機関”です」と滑った場面が、視聴者の投稿を通じて“国際標準化”の議題へ転化したという逸話が、事務局の広報文書に繰り返し引用されている[5]。この点については一部で「自虐のための作り話」との指摘もあるが、少なくとも会議録の体裁を持つ文書が残っているとして扱われている[6]。
歴史/沿革[編集]
前身と創設までの経緯[編集]
TIMの前身は、1999年に東京都内で運用が開始された「国際もみ圧調整協議会(IMCA)」とされる[7]。IMCAは、手技者が“強さ”を言語化できず、症例報告が相互に読めない問題を所管していた。
2004年、IMCAはに類似した運用を求める要請書を提出したが、所管部局からは「測れないものは規格化できない」と回答されたとされる[8]。これに対し、協議会側は“もみ圧を数値化するだけ”で十分であるとして、渦巻き状の圧痕モデルと、三種類の摩擦係数(K1〜K3)を採用した計測プロトコルを提案した。
その後、2007年10月12日に港区の旧国際マッサージ統計館で「設置会議」が開かれ、設置法名「東京・もみもみ行為国際整合設置法(仮)」に基づき設立されたと公式に説明されている[2]。ただし、設置法名の“仮”が長年残ったままになっており、後年の監査で指摘されたとされる[9]。
主要な節目(規格、教育、国際化)[編集]
TIMは設立後、まず「MOMI-Scale(もみ効指数)」の第1版を整備し、加盟各国に同指数の試験運用を求めた[10]。このとき採用された“推奨もみ圧”は、文献上では 1.7〜2.1 N/cm² の範囲として示され、同時に“痛み閾値の個体差を考慮する”という条項が付されている[11]。
次に、教育要件を定めるため「TIM養成課程要綱」を発表し、座学 36時間、実技 24時間、衛生実習 8時間の構成が標準として導入された[12]。さらに、2012年には「国際指導員証(TIM-ID)」の発行を開始し、偽造防止にICチップよりも“指紋のにじみ度”を重視するという運用が一部の国で物議を醸した[13]。
2018年には加盟国の拡大が進み、46か国への加盟を達成したとされる[14]。その背景には、各国の医療機関が「もみもみを“処置”として報告できるようになった」点があると説明されているが、同時に観光業側が“もみ体験”の売上指標へ転用し始めたことが批判の種になったとも記されている[15]。
組織[編集]
TIMの運営は、理事会と総会を中心に行われるとされる[16]。理事会は加盟国から指名された代表で構成され、総会は年次で開催される決議の場と位置づけられている。
主要部局としては、規格局、教育局、評価局、衛生監査局の分担体制が置かれており、各局はそれぞれ“もみ圧の換算”“教材の整合”“安全性の監査”“ログの検証”を担うとされる[17]。なお、評価局には「MOMI-数理課」が設置されているが、その所掌には“もみのリズムがストレス評価に与える影響”の解析が含まれると説明されている[18]。
また、TIMは加盟国の提出物を統合するため、事務局の外局として「国際記録整備所(IRO)」を運営している[19]。IROは、各国の“もみ記録”を同一フォーマットへ変換し、職員が 週あたり 12,000件のログチェックを行うとされる[20]。一方で、ログチェックの人手不足が問題となり、2023年度には自動照合率を 92.4% に引き上げる計画が決議された[21]。
活動/活動内容[編集]
TIMは、活動を行っている。具体的には、加盟国のもみもみ行為を比較可能にするための国際規格の策定、教育要件の監修、評価手続の統一を通じて国際整合を推進することを管轄しているとされる[10]。
規格局は「MOMI-Scale」の改訂を継続しており、第2版(2013年)では、もみ圧だけでなく“皮膚の温度変化”も指標に組み込んだ[11]。この温度変化は、赤外サーモグラフィで測定するとされるが、測定距離 30〜35 cm を遵守するよう細かい運用が定められている[22]。
教育局は、加盟国の指導員育成のための教材を配布し、学習到達目標を「合格率 78%」「再試験 1回まで」などと数値で示す運用を採ったとされる[12]。ただし、この数値運用が現場の裁量を狭めたとして、加盟国の一部から“形式化による質の低下”が指摘されたこともある[23]。
評価局は、加盟国から提出された報告をもとに“標準準拠度”を算出し、決議に基づく認証を行う[16]。同認証は、合格した施設に対して「TIM準拠ロゴ(手型渦の金色版)」の使用を許可する一方、不適合施設には 60日以内の改善計画提出を求めるとされる[24]。
財政[編集]
TIMの予算は、年間予算 3,420,000,000円であるとされる(2024年度)[25]。財源は加盟国の分担金と、国際規格のライセンス収入、監査手数料によって構成されると説明されている[16]。
分担金の算定方法は、国の経済規模だけでなく“もみもみ観光の季節変動率”も考慮するとされる[26]。このため、観光ピークを抱える国の分担金が増える仕組みになっており、2019年度にはある加盟国が「もみの季節まで税にされる」と反発したという記録が残る[27]。
支出の内訳は、職員費が 41%、規格整備が 18%、監査が 22%、情報システムが 19% とされる[25]。ただし、監査の内訳には“匿名評価者の宿泊費”が含まれ、宿泊施設の選定基準が「静寂偏差 0.08未満」といった統計用語で記されていたことが、監査委員会で一度問題視されたとされる[28]。
加盟国(国際機関の場合)[編集]
TIMの加盟国は46か国であるとされる[14]。加盟国には、国際規格に基づく教育実施計画、年次報告書、もみ圧換算表の提出が義務づけられている。
加盟国の例としては、アジア地域からは日本、韓国、などが挙げられ、欧州地域からは、、などが含まれるとされる[14]。また、非医療系の業界団体が強い国では、加盟が早い傾向があるとして分析されることがある[29]。
ただし、加盟国の政治状況により、決議の適用開始が段階的に延期されることがある。2020年の総会では、衛生監査局の重点監査対象を 3地域に限定する決議が行われ、結果として“認証の有効期間”が一時的に延長されたと報告されている[30]。
歴代事務局長/幹部[編集]
TIMの事務局長は、総会で選出され、理事会の決議に基づき任期が運営されるとされる[16]。第1代は「アメリア・クレイマー(Amelia Kremer)」で、規格局の立ち上げを主導したと説明されている[31]。
第2代は「田中善次郎(たなか ぜんじろう)」が務め、教育要件の統一とTIM-IDの整備を担当したとされる[12]。第3代は「ノエル・ラカン(Noël Lakan)」で、温度変化指標の導入に関わったと記録されている[11]。
第4代(現職)は「渡辺精一郎(わたなべ せいいちろう)」であり、2022年に就任して以降、情報システムの刷新と監査手続のデジタル化を推進しているとされる[21]。幹部には評価局長として「エレナ・ロマネス(Elena Romanes)」、衛生監査局長として「マルク・ヴァレンティ(Marc Valenty)」が置かれているとされる[17]。
不祥事[編集]
TIMでは不祥事も取り沙汰されてきたとされる。代表的には、2016年に起きた「TIM-ID照合の不整合事件」がある[32]。問題は、ある加盟国で発行された指導員証のログが、別の国の教育記録と混線したことによって発覚した。
このとき、監査局は“混線原因はサーバの時刻同期ズレ(誤差 47秒)”と結論づけたが[33]、加盟国側の説明では“匿名評価者が休憩室でロゴを撮影し、顔認証の閾値を誤って上げた”可能性が示されたという[34]。この二つの説明が並立し、最終的には「原因究明は継続中」として決議上の結論が曖昧になったとされる。
また、2021年には、衛生監査局が認証施設の改善状況を“もみ圧の数値”だけで判断していたため、実際には手洗い手順が軽視されていたのではないか、という批判が出た[23]。TIMは「衛生は必須であり、手順の確認は別途実施している」と反論したとされるが、当該回の監査報告書に添付されたチェックリストの項目名が“もみもみの呼吸”といった表現になっていたため、疑念が増したと記録されている[35]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 渡辺精一郎「東京・もみもみ行為国際整合設置法の運用経緯」『国際手技規格年報』第12巻第3号, pp.45-71.
- ^ Amelia Kremer「On the Need for a Global Momi-Metric」『Journal of Comparative Manual Protocols』Vol.8 No.2, pp.101-129.
- ^ 田中善次郎「MOMI-Scale試験運用報告(2010年)」『TIM事務局資料集』第1号, pp.1-38.
- ^ Elena Romanes「温度変化指標の統計的取り扱い」『Thermography & Tissue Response』Vol.19 No.4, pp.220-248.
- ^ Marc Valenty「衛生監査のチェックリスト標準化」『衛生監査研究紀要』第6巻第1号, pp.9-36.
- ^ Noël Lakan「Education Requirements for International Instructors」『Manual Training Review』Vol.14 No.1, pp.77-96.
- ^ 東京都港区「旧国際マッサージ統計館跡の活用史」『港区史料通信』第203号, pp.12-29.
- ^ 森田晃「もみ圧換算表と分担金算定の政治性」『国際機関財政と規格化』第2巻第2号, pp.55-83.
- ^ Katarina Järvinen「Momi Tourism and Budget Shocks」『International Leisure Policy Studies』Vol.7 No.3, pp.300-321.
- ^ 伊藤博文「もみもみ観光の指標設計と笑いの制度化」『観光行政研究』第41巻第1号, pp.1-18.
外部リンク
- TIM公式ポータル
- 国際記録整備所(IRO)アーカイブ
- MOMI-Scale運用ガイド
- TIM-ID認証データベース
- 衛生監査局 公開手順集