牧野元之
| 芸名 | 牧野元之 |
|---|---|
| ふりがな | まきの もとゆき |
| 画像ファイル | Makino_Motoyuki_2024.jpg |
| 画像サイズ | 280px |
| 画像コメント | 2024年、都内の収録現場にて |
| 生年 | 1988年 |
| 生月 | 4月 |
| 生日 | 17日 |
| 身長 | 178 cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | テレビドラマ、音楽バラエティ、舞台、CM |
| 活動期間 | 2007年 - |
| 活動内容 | 俳優、司会、歌手活動 |
| 配偶者 | 未婚 |
| 事務所 | 東京湾岸芸能社 |
| 公式サイト | https://www.makinomotoyuki.jp |
| 主な作品 | 『午前3時の防音室』『銀河線のカーテンコール』 |
| 受賞歴 | 日本放送芸能新人賞、湾岸演技大賞 |
牧野 元之(まきの もとゆき、[[1988年]]〈[[昭和]]63年〉[[4月17日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[タレント]]、[[歌手]]。[[東京湾岸芸能社]]に所属している。愛称は「モトマキ」で、主演ドラマ『[[午前3時の防音室]]』とシングル「[[銀河線のカーテンコール]]」で知られる。
略歴・来歴[編集]
牧野元之は、[[東京都]][[品川区]]の旧倉庫街で育ったとされる俳優である。中学時代には地元の[[商店街]]で即席の司会を任されることが多く、独特の間の取り方が評判となった。本人は後年、この頃に「人前で黙る技術」を覚えたことが現在の演技の基礎になったと語っている。
[[2007年]]、[[劇団青磁線]]の公開オーディションに合格し、舞台『岸壁のフィガロ』で俳優デビューした。同年、[[NHK BSプレミアム]]の深夜企画『湾岸夜話』で端役を務めたことをきっかけにテレビ界へ進出した。翌年には[[東京湾岸芸能社]]の新人部門に抜擢されたが、契約書に記された活動内容の欄を「司会補助」と読み違えたという逸話が残る。
[[2011年]]、連続ドラマ『[[回転木馬の午後]]』で準主演を務め、無表情のまま感情の揺れを出す演技が話題となった。[[2014年]]の映画『[[冷蔵庫の中の月]]』では初主演を果たしたほか、同年にはシングル「[[銀河線のカーテンコール]]」で歌手デビューしている。この作品は[[東急田園都市線]]の車内アナウンス録音をサンプリングしたことで物議を醸したが、結果として配信チャートで7週連続1位を記録した[要出典]。
[[2020年]]以降は、演技活動に加えて情報番組の司会を務める機会が増え、[[2023年]]には[[NHK紅白歌合戦]]の応援企画コーナーにも出演した。[[2024年]]には舞台と全国ツアーを並行して行う「二重稼働方式」を採用し、関係者の間では「一人で地方公演の搬入口まで把握している」として知られる。
人物[編集]
性格・逸話[編集]
牧野は几帳面な性格で知られる一方、現場ではやや奇抜な発想をすることで有名である。たとえば台本に出てくる「沈黙」の時間を、実際の秒数ではなく換気扇の回転数で覚えるという方法を用いているとされ、演出家からは「演技というより気象観測に近い」と評された。
また、[[2022年]]のバラエティ番組『[[深夜の棚卸し倶楽部]]』では、[[神奈川県]][[横浜市]]の倉庫を再現したセット内で即興の朗読を行い、観客の拍手が鳴り終わる前に次のセリフへ移るという珍しい間合いを見せた。これにより同番組の平均視聴率が0.8ポイント上昇したというが、数値の算出方法が特殊であるため確認は難しい。
私生活では[[コーヒー]]よりも常温の麦茶を好み、移動中は必ず2本持つことにしている。理由は「片方を仕事用、もう片方を感情調整用に分けるため」であるという。
私生活[編集]
私生活では[[東京都]][[世田谷区]]の低層マンションに居住しているとされる。休日は古い喫茶店を巡り、店内のBGMに合わせて発声練習を行う習慣がある。また、[[小田急線]]沿線の駅名をすべて歌詞の母音で分類する独自の遊びを続けている。
[[2016年]]頃からは、舞台衣装のボタンを自ら縫い付けるようになり、共演者からは「衣装スタッフ泣かせの俳優」とも呼ばれた。なお、撮影前に必ず同じ筆記具を3本並べるという験担ぎがあり、本人いわく「1本は本番、1本は保険、1本は帰り道」のためである。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
『[[湾岸検証ファイル]]』([[2009年]]、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) - 新人記者・黒瀬役
『[[回転木馬の午後]]』([[2011年]]、[[TBSテレビ|TBS]]) - 佐伯俊介役
『[[午前3時の防音室]]』([[2018年]]、[[テレビ朝日]]) - 主演・霧島元役
『[[海沿いのワルツ]]』([[2021年]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]) - 主演・三崎悠真役
『[[終電前のエチュード]]』([[2024年]]、[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]) - 客演・ナレーション兼務
映画[編集]
『[[冷蔵庫の中の月]]』([[2014年]]、[[東映]]) - 主演・森下透役
『[[港区七番地の恋人たち]]』([[2016年]]、[[角川映画]]) - 柏木役
『[[走れ、配線係]]』([[2019年]]、[[松竹]]) - 主演・相沢修二役
『[[午後十時のプラネタリウム]]』([[2022年]]、[[日活]]) - 神崎役
『[[東京湾の片隅で]]』([[2025年]]公開予定、[[東宝]]) - 主演・牧田蓮役
舞台・劇場アニメ・バラエティ番組・ラジオ番組・CM[編集]
舞台『[[岸壁のフィガロ]]』([[2007年]]、[[劇団青磁線]]) - デビュー作
舞台『[[硝子の改札口]]』([[2012年]]、[[東京芸術劇場]]) - 主演
劇場アニメ『[[星屑コンシェルジュ]]』([[2017年]]、[[東宝]]) - 声の出演・アレン役
『[[深夜の棚卸し倶楽部]]』([[2022年]]、[[テレビ東京]]) - 司会
『[[牧野元之の終電クロッキー]]』([[2023年]]、[[文化放送]]) - パーソナリティ
[[JR東日本]]「[[グリーン車の静けさ篇]]」([[2015年]])
[[キリンビバレッジ]]「[[麦茶を2本持つ男篇]]」([[2020年]])
作品[編集]
シングル[編集]
「[[銀河線のカーテンコール]]」([[2014年]]) - 代表曲。車内アナウンス風のコーラスが特徴で、発売初週に駅構内放送との誤認が相次いだ。
「[[夜更けのプラットホーム]]」([[2017年]]) - [[京王線]]沿線の情景を題材にしたバラード。
「[[雨だまりの台本]]」([[2021年]]) - 俳優活動の節目に制作されたとされる。
「[[終電前のワルツ]]」([[2024年]]) - [[東京湾岸芸能社]]創立30周年記念企画として発表された。
アルバム[編集]
『[[元之式発声練習]]』([[2015年]]) - デビュー・アルバム。各曲の前に30秒の無音が入る構成で話題となった。
『[[夜の倉庫と9つの影]]』([[2018年]]) - 舞台音響を意識した実験的作品。
『[[駅前で会いましょう]]』([[2023年]]) - ポップス寄りの内容で、本人は「最も歌いやすい」と述べた。
映像作品[編集]
『[[牧野元之 in 防音室]]』([[2019年]]、[[ポニーキャニオン]]) - 初の映像作品。演技レッスンと深夜トークを交互に収めた構成である。
『[[Motoyuki Makino Live 2022 at Shinagawa]]』([[2022年]]) - 全国ツアーの最終公演を収録。
『[[銀河線のカーテンコール]] MV完全版』では、[[東京都交通局]]の旧車両基地で撮影が行われた。
書籍[編集]
写真集[編集]
『[[静かな口元]]』([[2016年]]、[[ワニブックス]]) - 都内各地の夜景を背景に撮影された写真集。
『[[牧野元之 35mmの距離]]』([[2021年]]、[[講談社]]) - [[35mm]]フィルムにこだわった構成で、本人の表情よりも手元の所作が多く収められている。
雑誌連載[編集]
『[[週刊文春]]』の連載エッセイ「[[終電までに書く]]」([[2019年]] - [[2020年]])では、撮影現場で見た小さな出来事を淡々と記していた。
また、『[[anan]]』の特集連載「[[声のある服、ない服]]」([[2022年]])では、衣装と発声の関係を独自の理論で語り、読者アンケートで妙に高い再読率を記録したという。
受賞歴[編集]
[[2012年]] - [[第38回エランドール賞|エランドール賞]] 新人賞
[[2015年]] - [[日本放送芸能新人賞]] 俳優部門
[[2018年]] - [[湾岸演技大賞]] 主演男優賞(『午前3時の防音室』により)
[[2021年]] - [[日本アカデミー賞]] 話題賞(俳優部門)
[[2023年]] - [[東京ドラマアウォード]] 特別演技賞
[[2024年]] - [[日本レコード大賞]] 企画賞(『銀河線のカーテンコール』により)
なお、[[2020年]]には[[品川区文化振興財団]]から「最も改札を通り抜けるような声質」として特別表彰を受けたが、これは正式な賞ではないとされる。
脚注[編集]
注釈[編集]
1. 牧野の活動初期については、[[劇団青磁線]]の内部資料とされる断片的な記録に依拠している。
2. 2014年の配信チャート記録は、当時の音楽配信事業者3社の集計方法が異なっていたため、数値に幅がある。
3. 本人の愛称「モトマキ」は、[[東京都]][[品川区]]の飲食店アルバイト仲間が付けたとされるが、複数の証言が食い違っている。
出典[編集]
出典は本文の体裁上、架空の文献に基づくとされる。
外部リンク[編集]
東京湾岸芸能社 公式プロフィール
牧野元之 オフィシャルサイト
Motoyuki Makino Official YouTube Channel
湾岸演技研究所 データベース
深夜の棚卸し倶楽部 番組ページ
脚注
- ^ 佐伯隆一『都市周縁における若手俳優の台頭――牧野元之研究』芸能社会学研究所, 2019, pp. 44-61.
- ^ 内海綾子『深夜バラエティと発声技法』放送文化出版社, 2020, 第12巻第3号, pp. 88-104.
- ^ Morgan Hale, “The Pacific Rim Idol Economy and Motoyuki Makino,” Journal of Media Anthropology, Vol. 18, No. 2, 2021, pp. 201-226.
- ^ 藤堂真紀『無音を演技化する方法』青磁書房, 2018, pp. 13-39.
- ^ 田辺悠斗『歌う俳優の系譜と駅構内放送の美学』講談社現代新書, 2022, pp. 77-95.
- ^ Eleanor Whitcombe, “Railway Imagery in Contemporary Japanese Pop Performance,” Screen & Sound Quarterly, Vol. 9, No. 4, 2023, pp. 55-73.
- ^ 小野寺史朗『午前3時の防音室制作記録』東映出版部, 2019, pp. 102-149.
- ^ 渡部かなえ『タレントの二重稼働方式について』芸能評論, 第44巻第1号, 2024, pp. 5-29.
- ^ 長谷川理人『牧野元之 写真集 静かな口元』ワニブックス、2016年、pp. 1-128.
- ^ Patricia Y. Sato, “Choreographing Silence: Makino Motoyuki’s Early Television Work,” Nippon Studies Review, Vol. 7, No. 1, 2020, pp. 12-34.
外部リンク
- 東京湾岸芸能社 公式プロフィール
- 牧野元之 オフィシャルサイト
- 湾岸演技研究所 データベース
- 深夜の棚卸し倶楽部 番組ページ
- 日本芸能人名鑑 牧野元之項