橋爪 志穏
| 芸名 | 橋爪 志穏 |
|---|---|
| ふりがな | はしづめ しおん |
| 画像ファイル | Hashizume_Shion.jpg |
| 画像サイズ | 280px |
| 画像コメント | 映画『折り返しの海』公開記念イベントにて |
| 生年 | 1987年〈平成元年7月7日〉 |
| 生月 | 12月 |
| 生日 | 12月3日 |
| 身長 | 181 cm |
| 血液型 | B型 |
| 職業 | 俳優、タレント、歌手 |
| ジャンル | 青春ドラマ、コメディ、ソングリーディング |
| 活動期間 | 2006年 - |
| 活動内容 | テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ、ラジオ、CM、歌唱 |
| 配偶者 | 非公表(「家庭の窓」は本人が語るとされる) |
| 事務所 | 潮騒エンタープライズ |
| 公式サイト | https://shion-hashizume.example.jp |
| 主な作品 | 『潮目のルール』、『折り返しの海』、『夜更けラジオ便』 |
| 受賞歴 | 第41回日本舞台演技賞(特別票)など |
橋爪 志穏(はしづめ しおん、〈平成元年7月7日〉 - )は、日本の、、。所属事務所はで、愛称は「しおん君」。代表作は映像シリーズ『潮目(しおめ)のルール』である[1]。
略歴/来歴[編集]
橋爪 志穏は、神奈川県横浜市の港湾倉庫街で育ったとされる。幼少期は、祖父が聞かせていたという海難史の朗読に影響され、のちに「“声は波と同じで、遅れて届く”」という持論を繰り返すようになった[1]。
2004年、の前身組織である「潮騒養成室」が主催した即興朗読会に、最終応募数の27倍の倍率をくぐって参加したと報じられている。当時の志穏は、原稿の代わりに海図を折りたたんで舞台に持ち込み、審査員の一人であるから「演技の間合いが地形に近い」と評価されたという[2]。
翌2005年、テレビ局日本放送協会の番組企画「放課後の声」に、コーナー出演者として抜擢された。ところが収録当日、志穏は生放送用マイクの位置をセンチずらし、結果として“音が丸くなる”現象を起こしたとされ、以降「距離で演技が変わる人」として業界内で話題となった[3]。正式な芸能活動はのデビューである。
人物(性格・逸話/私生活)[編集]
性格は「人の話を、結論が出る前に聞き取る」と本人が語っているとされる。番組収録では、台本を読まずに相手の呼吸からセリフを合わせる癖があり、共演者からは「芝居というより交通整理」と評された[4]。
逸話として、志穏は“誕生日プレゼントをもらうと、その日の天気を五日間記録する”という習慣を持つとされる。実際に本人の公式ファンクラブ会員向けメッセージでは、の夜に「湿度、風向」と記した短文が公開され、ファンの間で再現実験が流行したという[5]。
私生活については多くが非公開である。ただし「朝は必ず横浜の観覧車が見える方角へ一度だけ振り向く」と語ったとされ、スタジオ側は警備計画に“振り向き時間”を組み込んだとも報じられた[6]。この情報は一部で真偽が争われたが、志穏の移動導線に関する細部が一致していたため、結果的に“伝説枠の事実”として定着した。なお、本人はこうした噂を「窓の外のドラマ」と呼んでいる。
出演(テレビドラマ/映画/舞台/劇場アニメ/バラエティ番組/ラジオ番組/CM)[編集]
テレビドラマでは、2008年の『折り返しの海』で初主演を果たした。役柄は、郵便事故で届かない手紙を届け直す“遅配の配達人”で、志穏は役作りのために撮影前にを回歩いたとされる。監督のは「歩く速度が演技のテンポになっていた」と語っている[7]。
バラエティ番組では『声の地図』(日本テレビ系)に出演し、地名をもとに即興ソングを披露した。同番組は視聴者参加型で、視聴者が送った“苦い思い出の一行”からコーラスを作る企画が人気を博したとされる。志穏のコーラスは、毎回最後の音をに合わせることで“救いが遅れて来る感じ”を出したという設定があった[8]。
映画では『潮目(しおめ)のルール』が代表作として知られる。同作は舞台挨拶の前に劇場ロビーで観客の掌の位置を測る演出があり、志穏は「映画は見るのではなく、近づいてくる」とコメントしたとされる[9]。さらに、ラジオ番組『夜更けラジオ便』()では“返事のないメール”を朗読するコーナーを務め、深夜帯で話題となった。CMではのキャンペーンに起用され、キャッチコピー「冷たくしない、待たせない」が話題となった[10]。
主要舞台・劇場系[編集]
舞台『波紋文庫』(、初のミュージカル的演出で共演者から“転調の職人”と呼ばれた)
劇場アニメ『夜を折る男』(2019年、主人公の声を務めたとされるが、配役は当日発表だったとも報じられた)
作品(シングル/アルバム/映像作品)[編集]
シングルでは『遅れて届く花』(2011年)が話題となった。同曲は恋愛バラードとして紹介されたが、実際には歌詞の各行末の母音をわざと揃えており、聴くほど“返事”が近づくように設計されたとされる[11]。
アルバム『潮目コンパス』(2014年)では、全12曲のうち曲に“朗読パート”が含まれている。志穏は「声は楽器の前に、地図の後ろにある」と説明したとされ、音楽評論家は「芸能人が作る文学的ポップ」と評した[12]。
映像作品としてはライブDVD『しおん君の一歩、二歩』()がある。収録は観客の拍手が録音に入るよう設計され、再生環境によっては“一拍遅れて感情が来る”といった反応が見られたという(発売告知では“遅延の快感”と表現された)[13]。この演出が賛否を呼びつつも、翌年の衛星放送特番に繋がった。
書籍(写真集/雑誌連載)[編集]
書籍では写真集『静けさの折り目』()がある。撮影は長野県の倉庫で行われたとされ、光が“折り目にだけ当たる”角度を探す工程が公開された[14]。
雑誌連載『二度目の言い直し』()では、1回につき9つの短い“言い換え”を提示し、読者が自分の言葉に変換して送る企画があった。編集部は毎月投稿の中から“窓の形が合う文章”を選ぶとし、まるで心理テストのように運用していたとされる[15]。
また、が発行するムック『声の地図帳』(2015年)ではインタビューと対談形式で「演技の地形学」をまとめている。対談相手として登場したのが同社編集者であり、会話のテンポがそのまま舞台演出に転用されたと指摘された。なお、このムックは一部で“解説が多すぎる”との声もあったと報じられている[16]。
受賞歴[編集]
受賞歴は多岐にわたる。第41回日本舞台演技賞では、舞台『波紋文庫』での演出連動型の演技が評価され、「特別票」により受賞したとされる[17]。
音楽面では、第28回港町ソングアワードで『遅れて届く花』が“聴取体験の物語性”を理由に最優秀リスニング演出賞を受賞した。公式発表では「遅延が感情の整列を助ける」といった記述があり、技術賞と歌唱賞の境界が曖昧になったことで議論を呼んだ[18]。
そのほか、バラエティの功績としては『声の地図』の企画が地域文化貢献部門で表彰され、志穏は「地名を声にしただけで、人は帰ってくる」とコメントしたとされる[19]。なお、本人は受賞式で司会台本を一度も見ずに進行を完遂したという。
脚注[編集]
関連項目[編集]
脚注
- ^ 田中慎一郎『港湾シアターの声—即興朗読会の系譜』港町出版, 2012.
- ^ 榊原鋭治『距離で変わる演技論』潮騒養成室出版, 2009.
- ^ 佐倉玲奈『遅延するポップスの倫理』音楽批評社, 2015.
- ^ 小田原克明『折り返しの海 撮影日誌(Vol.2)』東映スクリプト, 2010.
- ^ 武川真澄『二度目の言い直し—言葉と舞台の再配置』河出書房新社, 2016.
- ^ 日本放送協会編『放課後の声アーカイブ(第3巻第1号)』NHK出版, 2006.
- ^ FMヨコハマ編『夜更けラジオ便 実況録(pp.113-129)』メディア湾岸, 2013.
- ^ Hashizume Shion『A Map of Voices: The Late Reply Effect』Shionbridge Press, 2017.
- ^ 港町ソングアワード事務局『第28回 授賞記録と技術注釈(Vol.1)』港町ソングアワード, 2014.
- ^ 日本舞台演技賞事務局『第41回 日本舞台演技賞の全記録』演技賞資料センター, 2020.
外部リンク
- 潮騒エンタープライズ 公式ページ
- 橋爪志穏 公式ファンクラブ
- 声の地図 番組特設
- 夜更けラジオ便 アーカイブ
- 静けさの折り目 写真集 公式紹介